ノー残業! (永井孝尚『残業3時間を朝30分で片づける仕事術』を読んで)

 永井孝尚『残業3時間を朝30分で片づける仕事術』を読みました。
 
 
 
 
 実は、7か月ほどノー残業を続けています。
 
 IT業界のプロジェクトマネージャなので、たまーに電話かかってきて緊急対応とかありますが、基本的には帰れております。色々な人たちに支えられているところが一番大きいのですが、自分なりに色々と仕事上の工夫をしてきました。ブログで仕事術の本を紹介することも多いですけど、全ては自分なりのノー残業の仕事術を作るためでした。Evernoteに仕事術をまとめて、折に触れて読み返したりしています。
 
 ノー残業実現のポイントは、やはり朝の過ごし方にあると考えています。
 朝の30分。ここが勝負です。朝出社すると、多いときには100~200通のメールが来てたりしますが、一息に読み切り、即レスが必要なものと、近々のスケジュールに影響あるもの(アポが決まったとか)を選び出し、スケジュールに影響あるものはスケジューラに反映します。スケジューラ登録する時にその日の仕事の計画を立てるわけです。その後「朝メール」(小室淑恵流)を投げて、部内に私のやっていること、優先順位を見える化して、いつ私が倒れても大丈夫なようにしておきつつ(笑)、メール対応していきます。だいたいこの辺りが朝の30分の過ごし方。集中度を高めて一気にやります。
 
 ということで、私と同じように朝の重要性を訴えていたので読んでみました。
 今までの仕事のやり方を振り返ることができたと思います。仕事の優先順位を「他人依存度」で決めるべき、と述べられていました。そこそこのビジネスパーソンならば普通やっていることでしょう。タスクの依存関係を把握して、他人を動かす必要があれば早め早めにお願いしていなければ仕事は進みません。しかし、若い子で優先順位付けが苦手な子がいるものです。今までだと、何か問題となる都度、具体的な指導をしてきましたが、「他人依存度」で優先順位を決めろ、というようにキーフレーズ的に使っていこうと思います。その方が若い子の印象にも残るだろうし。
 
 残念だったのは「朝30分」という点にあまりこだわりが無かった点です。朝早く起きて仕事とか色々とやっていこう!という本でした。私の勤めるところは管理が厳しくて、始業前に早く来すぎてはならないのです。管理上の許容範囲となる始業前の「朝30分」をどう過ごすかが私の課題なので、そこにこだわった仕事術を教えてもらいたかったところです。
 
 さておき、もう少し早起きするようにして、喫茶店でもう少し長めに勉強したりしようかなあ。朝勉強会とかもいいかな。考えてみよう。
 
 今年6冊目。


 

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