津島佑子『半減期を祝って』

津島佑子『半減期を祝って』を読みました。
 

 
表題作は30年後の日本ですが、こうなってはならないなあとすごく思わせる一遍。
「ニューヨーク、ニューヨーク」で描かれるシングルマザーの、最後のところの息子への愛情は、『火の山ー山猿記』を思い起こさせました。「オートバイ、あるいは夢の手触り」。オートバイを巡る3つの物語です。私もオートバイ乗りなので、興味深く読んだのでした。
 
今年49冊目。
※図書館で借りた本。


 

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