私の本棚(厳選)(Ver.6.0)

私の本棚(厳選)です。テーマ毎に厳選に次ぐ厳選。
 
大学時代にお世話になった方が、“自分でブックリストは作るといいよー”と言っていたのを思い出し、ちょこちょこと作っています。
 
IT関連、沖縄、経営関連は別(予定)。
リンク張ってないのはブログで紹介してないもの。
本の整理しながら作っていくので、完成はいつになることやら。
 
Ver.1.0(作成日は忘れたー)
Ver.2.0(2008/04/01)
Ver.3.0(2008/12/31)
Ver.4.0(2009/12/31)
Ver.5.0(2010/12/31)
Ver.6.0(2011/12/31)
・サルトル『自由への道』は改訳版が出たので記述を修正。
・「核」カテゴリを作成し、以下を追加。
 ・ジョン・ハーシー『ヒロシマ』
 ・大石又七『ビキニ事件の真実―いのちの岐路で』
・既存カテゴリに以下を追加。
 ・横塚晃一『母よ!殺すな』(「社会」)
 ・チャック・コール+マービン・クローズ『サッカーが勝ち取った自由―アパルトヘイトと闘った刑務所の男たち』(『民主主義』)
 ・森達也『A3』(『時流に抗して』)
 ・東京新聞社会部(編)『新編 あの戦争を伝えたい』(『日本の戦争と敗戦』)
 ・木村恭子+カツヤマケイコ『経済、これだけ知っていれば生きてゆけます。』(『経済』)


※■が一応完成。□が未完。
 
■すべてのはじまり
ソールズベリー 『天安門に立つ―新中国40年の軌跡』 (日本放送出版協会)
⇒高校のときに世界史のS先生に借りて読みふけった、非常に思い出深い本。私の読書におけるすべてのはじまりと言っていいのかも。「中国」欄でも再掲する。
吉野源三郎 『君たちはどう生きるか』 (岩波文庫)
⇒できるだけ早いうちに読むべきかと。
サルトル 『実存主義とは何か』 (人文書院)
⇒私にとっては非常に重要な本。常に見えるところに置いてある。
 
□考える・書く
山田ズーニー 『伝わる・揺さぶる!文章を書く』 (文春新書)
⇒文章を書くときに何を・どのように考えればいいのかを教えてくれます。
本多勝一 『中学生からの作文技術』 (朝日新聞社)
⇒まずは「かかり受け関係」を意識することから始めましょう。
 
■政治
高畠通敏 『現代における政治と人間』 (岩波書店)
⇒市民政治に関する4つの講義。様々な思想家の議論が紹介され、それらが有機的につながって、”現代”が、”政治”が、”人間”が論じられていく。そして、市民政治を展望しながらも、現状の課題が指摘されている。
福田歓一 『近代の政治思想―その現実的・理論的諸前提』 (岩波新書)
⇒サブタイトル通り、欧州近代政治思想の諸前提がわかりやすい口調で論じられる。
丸山眞男 『現代政治の思想と行動』 (未来社)
⇒大学のゼミでよく読んだなあ。
 
■国家-古典から考える
ベッカリーア 『犯罪と刑罰』 (岩波文庫)
⇒最近読んだ本。ロックやルソーの入門編としてベッカリーアを薦める。
ジョン・ロック 『市民政府論』 (岩波文庫)
⇒基本。所有権の考え方など、重要と思われる。
ジャン=ジャック・ルソー 『社会契約論』 (中央公論)
⇒岩波文庫版、白水社版には訳に問題があるようなので、中央公論版を。吉岡知哉 『ジャン=ジャック・ルソー論』 (東京大学出版会)と共に。
 
■政治思想史
小笠原弘親、小野紀明、藤原保信 『政治思想史』 (有斐閣)
⇒繰り返し読んだ本。
福田歓一 『政治学史』 (東京大学出版会)
⇒上記の本から一歩踏み込む際に使用。
シェルドン・ウォーリン 『西欧政治思想史―政治とヴィジョン』 (福村出版)
⇒難しい!後半部分のみ読了。“政治的なもの”に着目した政治思想史。
 
■権力
なだいなだ 『権威と権力―いうことをきかせる原理・きく原理』 (岩波新書)
杉田敦 『権力の系譜学―フーコー以後の政治理論に向けて』 (岩波書店)
ハンナ・アーレント 『暴力について―共和国の危機』 (みすず書房)
⇒「暴力について」にアーレントの権力観が見て取れる。
ミシェル・フーコー 『監獄の誕生―監視と処罰』 (新潮社)
 
■自由
J.S.ミル 『自由論』 (岩波文庫)
ハンナ・アーレント 『過去と未来の間』 (みすず書房)
⇒特に「自由について」を参照。
エーリッヒ・フロム『自由からの逃走』 (東京創元社)
⇒自由を手に入れる一方で、安定感や帰属意識が失われる。個人が孤独感・無力感にさいなまれ、孤立する中で、「自由からの逃走」が始まる。
 
□人権
ジョン・ロールズ 他 『人権について―オックスフォード・アムネスティ・レクチャーズ』 (みすず書房)
⇒ロールズ『正義論』に始まる議論を知らないと難しいと思われる。ロールズについては飯島昇蔵 「公正としての正義―ジョン・ロールズ」(藤原保信、千葉真 編 『政治思想の現在』 (早稲田大学出版部) 所収)がよい。
 
■現代政治理論
高畠通敏 『政治学への道案内』 (三一書房)
藤原保信 『自由主義の再検討』 (岩波新書)
小野紀明 『二十世紀の政治思想』 (岩波書店)
川崎修、杉田敦 (編) 『現代政治理論』 (有斐閣)
 
■民主主義
リンゼイ 『民主主義の本質―イギリス・デモクラシーとピュウリタニズム』 (未来社)
セイバイン 『民主・自由・平等―政治哲学的考察』 (公論社)
⇒「民主主義の二つの伝統」が重要。これは『デモクラシーの二つの伝統』という名前で未来社からも出てた模様。
福田歓一 『近代民主主義とその展望』 (岩波新書)
R.A.ダール 『デモクラシーとは何か』 (岩波書店)
チャック・コール+マービン・クローズ『サッカーが勝ち取った自由―アパルトヘイトと闘った刑務所の男たち』
⇒南アフリカで囚人が囚われられていたロベン島。そこで自発的に生まれたマカナサッカー協会。その歴史を追うルポルタージュ。
 
■民主主義-批判と再興
シャンタル・ムフ 『政治的なるものの再興』 (日本経済評論社)
ダグラス・ラミス 『ラディカル・デモクラシー―可能性の政治学』 (岩波書店)
 
■市民
高畠通敏 『政治の発見―市民の政治理論序説』 (岩波書店)
久野収 『市民主義の成立』 (春秋社)
小田実 『世直しの倫理と論理』 (岩波新書)
 
■日本の政治
石川真澄 『戦後政治史』 (岩波新書)
松下圭一 『戦後政治の歴史と思想』 (ちくま文庫)
高畠通敏 『地方の王国』 (岩波書店)
山口二郎、杉田敦 『現代日本の政治―改革をめぐる理念と政治過程』 (放送大学教育振興会)
⇒幅広くジャンルを網羅しています。
山口二郎 『若者のための政治マニュアル』 (岩波新書)
⇒政治における対立軸など、重要な論点に触れられています。だまされないためにも是非一読を。
 
□日本の思想
中江兆民 『三酔人経綸問答』 (岩波文庫)
 
□戦後日本の思想
丸山眞男 『日本の思想』 (岩波新書)
藤田省三 『全体主義の時代経験』 (みすず書房)
林達夫、久野収 『思想のドラマトゥルギー』 (平凡社ライブラリー)
小田実 『「難死」の思想』 (岩波新書)
高橋哲哉 『戦後責任論』 (講談社学術文庫)
栗原彬/五十嵐暁郎編『高畠通敏集』(岩波書店)
⇒高畠通敏の著作集。あえて「戦後日本の思想」カテゴリに入れました。詳しくはリンクを。
 
□戦後日本の思想-評伝
苅部直 『丸山眞男-リベラリストの肖像』 (岩波新書)
村上義雄 『人間 久野収』 (平凡社新書)
 
□セクシュアリティ
上野千鶴子 『セクシィ・ギャルの大研究―女の読み方・読まれ方・読ませ方』 (光文社)
上川あや 『変えてゆく勇気-「性同一性障害」の私から』 (岩波新書)
⇒ロビイング、請願、陳情、直接請求といった具体的な“変えてゆく”方法が述べられている。
 
□女性
津島佑子 『火の山―山猿記(上)(下)』 (講談社文庫)
⇒桜子に注目し、あえてここに入れる。
松井やより 『女たちがつくるアジア』 (岩波新書)
藤本由香里『私の居場所はどこにあるの? 少女マンガが映す心のかたち』 (朝日文庫)
⇒少女マンガを中心に、現在までのその変容を描き出します。
樋口一葉『にごりえ・たけくらべ』 (岩波文庫)
⇒子供から大人になるにつれて、住む世界が異なっていると、たとえお互い好いていたとしても決して交わることはなかった。そんな時代の物語。
 
□共産主義
カール・マルクス 『共産主義者宣言』 (太田出版)
⇒訳が新しいのでこちらを薦める。
G.オーウェル 『動物農場』 (角川文庫)
 
■管理社会-小説から
G.オーウェル 『1984年』 (早川文庫)
ハックスリー 『すばらしい新世界』 (講談社文庫)
レイ・ブラッドベリ 『華氏四五一度』 (早川文庫)
 
■世界に眼を向ける
ジグレール 『世界の半分が飢えるのはなぜ?』 (合同出版)
竹中千春 『世界はなぜ仲良くできないの?―暴力の連鎖を解くために』 (阪急コミュニケーションズ)
⇒表題の疑問について、著者が読者と一緒に考えていく。世界政治についての最良の入門書だと思う。
辺見庸 『もの食う人びと』 (角川文庫)
ジョゼット・シーラン+菊川怜『NHK 未来への提言 ジョゼット・シーラン カップ1杯の給食が子どもを救う 』
⇒貧困から世界に眼を向ける。
 
■世界の中の日本
鶴見良行 『バナナと日本人』 (岩波新書)
村井吉敬 『エビと日本人』 (岩波新書)
村井吉敬 『エビと日本人Ⅱ』 (岩波新書)
河辺一郎 『国連と日本』 (岩波新書)
⇒日本が国連でどのように立ち回ってきたのかを知るための本。
山谷哲夫『じゃぱゆきさん』(岩波現代文庫)
⇒買春大国日本の姿を見よ。
 
□南北問題
フランツ・ファノン 『地に呪われたる者』 (みすず書房)
ヨハン・ガルトゥング 『構造的暴力と平和』 (中央大学出版部)
 
■国際政治・世界政治入門
鴨武彦 『世界政治をどう見るか』 (岩波新書)
坂本義和 『相対化の時代』 (岩波新書)
武者小路公秀 『転換期の国際政治』 (岩波新書)
 
□国際政治・世界政治理論
ビオティ、カピ 『国際関係論―現実主義・多元主義・グローバリズム』 (彩流社)
⇒国際政治の理論を3つに分類し、説明している。理論の大枠をつかむことのできる好著。「現実主義」についての誤解(理想に対峙するものとして理解)はこの本で早めに解いておいた方がよい。
高柳先男 『パワー・ポリティクス』 (勁草書房)
⇒現実主義理論について。
森本敏、横田洋三(編) 『予防外交』 (国際書院)
⇒予防外交について。
 
■中国
パール・バック 『大地』 (新潮文庫)
⇒国民党政権下の中国まで。
ユン・チアン 『ワイルド・スワン』 (講談社文庫)
⇒現代中国まで。
ソールズベリー 『天安門に立つ―新中国40年の軌跡』 (日本放送出版協会)
⇒(第二次)天安門事件を中心に。
 
□韓国
T・K生/「世界」編集部編 『韓国からの通信-1972.11~1974.6-』 (岩波新書)
⇒維新体制下の韓国における抵抗を報告。
木宮正史『韓国』 (ちくま新書)
⇒評価が分かれるポイントにおいて、相対する評価を紹介し、その上で自らの評価を下す。国際関係と国内の問題と関連させて政治を論じている。
 
□米国
斎藤眞 『アメリカ政治外交史』 (東京大学出版会)
⇒最近までは記載されていないが非常に参考になる。
アレン 『オンリー・イエスタデイ―1920年代・アメリカ』 (ちくま文庫)
⇒1920年代アメリカを知るために。意外に我々も影響を受けている。
魚津郁夫 『プラグマティズムの思想』 (ちくま文庫)
⇒米国で生まれたプラグマティズムについて、代表的な思想家を取り上げて議論した本。
藤原帰一 『デモクラシーの帝国-アメリカ・戦争・現代世界-』 (岩波新書)
堤未果 『ルポ 貧困大国アメリカ』 (岩波新書) 『ルポ 貧困大国アメリカ II』 (岩波新書)
⇒戦争含めてあらゆるところに民営化を進める米国の実態がレポートされている。
 
□第二次世界大戦(ヨーロッパ)-小説から
ヴェルコール 『海の沈黙・星への歩み』 (岩波文庫)
⇒ナチ占領下のフランスを描く。
サルトル 『自由への道』 (人文書院)
⇒古本屋で入手した全集版を読みました。
「われわれ、ひとりひとりにとって戦争とは、めいめいのことだった。戦争は、われわれに似せて作られる。われわれは、われわれにふさわしい戦争を持つことになる」(第三部・第四部 p.78)
 
□第二次世界大戦(ヨーロッパ)-ノンフィクションから
V.E.フランクル 『夜と霧』(みすず書房)
⇒ナチ強制収容所の経験。
アントニー・ビーヴァー『ベルリン陥落1945』(白水社)
⇒第二次世界大戦における女性への性暴力、白旗あげたり捕虜になったりした味方に対する処罰を描いています。
『ベルリン終戦日記 ある女性の記録』(白水社)
⇒終戦時のベルリンを過ごした女性の日記。
 
□日本の戦争と敗戦
遠山茂樹、藤原彰、今井清一 『昭和史』 (岩波新書)
吉田裕 『昭和天皇の終戦史』 (岩波新書)
粟屋憲太郎 『東京裁判論』 (大月書店)
東京新聞社会部(編)『新編 あの戦争を伝えたい』
⇒山の手空襲、在韓日本人妻の苦悩、東亜同文書院、インドネシア独立戦争に身を投じた日本軍「逃亡兵」、戦時下の記者の姿など、「あの戦争」が伝わってくるルポルタージュ。
 
□戦争と人間
五味川純平 『人間の條件(上)(中)(下)』 (岩波現代文庫)
⇒これ読まなきゃウソだね。
亀井文夫 『たたかう映画―ドキュメンタリストの昭和史』 (岩波新書)
田中芳樹 『銀河英雄伝説』 (早川文庫)
黒島伝治『渦巻ける烏の群 他三篇』 (岩波文庫)
⇒シベリア出兵経験から。
 
■言葉、コトバ、ことば
丸山圭三郎 『言葉と無意識』 (講談社現代新書)
⇒大学のときに哲学や思想の本をいろいろと読んだが、初めて“腑に落ちた”本。この本も何回も読み返したなあ。
モーリス・メルロ=ポンティ 『メルロ=ポンティ・コレクション』 (ちくま文庫)
 
□平和
高畠通敏 『平和研究講義』 (岩波書店)
⇒著者の死後出版された本。佐々木寛の編集。
カント 『永遠平和のために』 (岩波文庫)
 
□「日本」「日本人」
ダワー 『敗北を抱きしめて―第二次大戦後の日本人(上)(下)』 (岩波書店)
森達也 『悪役レスラーは笑う』 (岩波新書)
⇒日本人というナショナリティを巡って。
中根千枝 『タテ社会の人間関係―単一社会の理論』 (講談社現代新書)
⇒“場”(一定の地域や所属機関等を指す)を強調した社会集団のあり方を分析。
小熊英二『単一民族神話の起源』 (新曜社)
⇒「単一民族」「混合民族」といった神話を超えて。
きだみのる『気違い部落周遊紀行』
 
□時流に抗して
斎藤貴男 『安心のファシズム―支配されたがる人びと』 (岩波新書)
斎藤貴男 『国家に隷従せず』 (ちくま文庫)
白石嘉治、大野英士 編 『ネオリベ現代生活批判序説』 (新評論)
森達也『A3』
⇒何も明らかにされなかったオウムについて。オウム事件を通じて社会を見る。
 
■宗教
レッシング 『賢人ナータン』 (岩波文庫)
⇒イスラム教、キリスト教、ユダヤ教の融和を説く「三個の指輪」の話が有名。
田川建三 『キリスト教思想への招待』 (勁草書房)
⇒キリスト教の創造論、教会論、救済論、終末論について。 『イエスという男』もオススメ。
『仏教聖典』 (仏教伝道協会)
廣澤隆之 『図解雑学 仏教』 (ナツメ社)
井筒俊彦 『イスラーム文化 その根底にあるもの』 (岩波文庫)
 
■ジャーナリズム
松井やより 『愛と怒り闘う勇気―女性ジャーナリストいのちの記録』 (岩波書店)
坂上遼 『無念は力―伝説のルポライター児玉隆也の38年』 (情報センター出版局)
 
■自己と他者
R.D.レイン 『自己と他者』 (みすず書房)
エーリッヒ・フロム 『愛するということ』 (紀伊國屋書店)
⇒タイトルと装丁に引いてしまいますが、非常に良い本。
木村敏 『異常の構造』 (講談社現代新書)
 
□社会
見田宗介 『現代社会の理論―情報化・消費化社会の現在と未来』 (岩波新書)
NHKスペシャル 『ワーキングプア』取材班編 『ワーキングプア 日本を蝕む病』 (ポプラ社)
⇒働いても、生活保護水準以下の暮らしを強いられている人たち=ワーキングプアの現状を描く。
NHKスペシャル 『ワーキングプア』取材班編『ワーキングプア 解決への道』 (ポプラ社)
⇒前著の続編。諸外国の姿を調べ、日本の現状と対比させつつ、解決への道を探る。
橘木俊詔『格差社会 何が問題なのか』(岩波新書)
⇒格差社会論の決定版かと。
横塚晃一『母よ!殺すな』
⇒CP(脳性マヒ)であり、「青い芝の会」を率いた横塚晃一の著書。
 
□ファッション
鷲田清一 『モードの迷宮』 (筑摩書房)
落合正勝 『[新版]男の服装術 スーツの着こなしから靴の手入れまで』 (PHP研究所)
⇒批判も多いですが、まずはクラシックな装いから。
 
□批評
石原千秋 他 『読むための理論 文学・思想・批評』 (世織書房)
⇒批評理論。
夏目房之介 『マンガはなぜ面白いのか―その表現と文法』 (NHKライブラリー)
⇒マンガの基本。
佐藤忠男 『日本映画史』 (岩波書店)
⇒部分的に読んだもの。日本映画についてはこちら。
 
□文学
アーザル・ナフィーシー 『テヘランでロリータを読む』 (白水社)
⇒読むことと生きること。その繋がり。
 
□生きるということ
ランス・アームストロング 『ただマイヨ・ジョーヌのためでなく』 (講談社文庫)
⇒癌から復帰し、ツール・ド・フランスを7度制したランスの自叙伝。
 
□戦後日本文学
川西政明 『「死霊」から「キッチン」へ―日本文学の戦後50年』 (講談社現代新書)
⇒サブタイトル通り敗戦後50年の文学史。大江健三郎がやや詳しい。
 
■経済学入門
石川秀樹『経済学入門塾(1(マクロ編))』 (中央経済社)
石川秀樹『経済学入門塾(2(ミクロ編))』 (中央経済社)
石川秀樹『経済学入門塾(3(上級マスター編))』 (中央経済社)
N.グレゴリ・マンキュー『マンキュー経済学(1(ミクロ編))第2版』 (東洋経済新報社)
N.グレゴリ・マンキュー『マンキュー経済学(2(マクロ編))第2版』 (東洋経済新報社)
 
□経済
浜矩子『グローバル恐慌-金融暴走時代の果てに』(岩波新書)
⇒金融危機(本書ではあえて「グローバル恐慌」と言っている)の今がわかる。
岡部直明『ベーシック日本経済入門』(日本経済新聞)
⇒日本経済に関するコンパクトな入門書。批判しつつ読んでいくのがよい。
ガルブレイス 『大暴落1929』 (日本経済新聞)
藻谷浩介『デフレの正体 経済は「人口の波」で動く』 (文春新書)
⇒現役世代の減少と、高齢者の激増という「人口の波」からデフレの原因を読み解く。
木村恭子+カツヤマケイコ『経済、これだけ知っていれば生きてゆけます。』
⇒入門書としてオススメ。
 
□法学入門
澤木敬郎、荒木 伸怡 『ホーンブック 法学原理』 (北樹出版)
芦部信喜、高橋和之 『憲法 第四版』 (岩波書店)
神田秀樹 『会社法入門』 (岩波新書)
 
□マンガ
樹なつみ 『OZ』 (白泉社)
川原泉 『銀のロマンティック…わはは』 (白泉社)
 
□メディア
今橋映子『フォト・リテラシー 報道写真と読む倫理』(中公新書)
⇒報道写真がどのように生まれるのか。そして我々は報道写真とどのように向き合えばよいのか。
野村訓編『レンズの向こうに自分が見える』(岩波ジュニア新書)
⇒写真によって自分が映し出され、照らし出され、彼ら・彼女らが変わっていく姿が描き出されています。
 
□核
ジョン・ハーシー『ヒロシマ』
⇒戦後間もなく『ニューヨーカー』紙に掲載されて、その日のうちに30万部を売り切ったという、広島の悲惨さを米国に知らしめた著名なルポルタージュ。
大石又七『ビキニ事件の真実―いのちの岐路で』
⇒ビキニ事件を契機とし、原子力の平和利用としての原発が推進されていきました。ビキニ事件はフクシマにつながっています。

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