スタンダール『赤と黒(下)』を読みました。
マチルドのころころ移り変わる想いや、嫉妬心を利用した駆け引き等、主人公ジュリアンを巡る恋愛ドラマが非常に面白い。
また、解説にあるとおり社会小説の側面もあります。フランス7月革命前、つまり王政復古期の階層社会において、いろいろな策略をこらして上へ上へと出世をねらう人々の様子が描き出されています。
これまたオススメの小説であります。
ThinkPad X40のリカバリ
ThinkPad X40のリカバリを行いました。
HDDのDtoD領域から工場出荷時の状態にできるので、簡単操作でリカバリ完了するはずだったのですがー。
リカバリ中、Administrator権限で自動的にログインが行われ、DOSプロンプトが開かれて、batファイル?やらなにやらいろいろなスクリプトがどんどん実行されていきます。初期インストールされるソフト類をスクリプトで設定しているのでしょう。
しばらくすると、リカバリが止まりました。
DOSプロンプトでスクリプトが実行されると、どんどんスクロールされていくはずですが、スクロールされないのです。DOSプロンプトを見てみると、
”おめーが指定したコピー先だけど、ファイルなの?フォルダなの?どっち!?”
というエラーが出て止まっているのです。
おいおい、これはリカバリソフトのバグではないでしょうか。
ファイルかフォルダ化の二者択一なので、フォルダに賭けてみました。なんとかリカバリが続行され、無事完了しました。
うーん、ThinkPadのリカバリは怪しいですねえ。
実は今、ThinkPad X40の足(ノートPCの下部にあるゴムパッド)がしょっちゅうはずれてしまうという問題も抱えています。IBM(今はレノボですが)もいい加減ですよね。もうThinkPadは買わないかも。
UNMOUNTABLE_BOOT_VOLUME
と表示されて、ノートPCが起動しなくなってしまいました・・・
こういうときに限ってバックアップを取ってなかったりします。メールデータは3ヶ月間バックアップしていませんでした・・・うーん、まいった。
いろいろ調べたのですが、復旧困難だったので、今初期化中。
悲しい。悲しすぎる。
地震
さっきの地震はすごかったですね。
(当方は千葉県在住です)
地下のショッピングモールを歩いていました。
ほんと一瞬、どーんと立ちくらみを感じました。周りを見渡すと、みんなうろたえていて、それで地震だということがわかりました。これが縦揺れってやつなのでしょうか。
ショッピングモール中の食料品店ではペットボトル類が陳列棚から落ちてしまっていました。かなりな揺れだったということがわかります。
また、帰宅後、宅配便の不在連絡表が来てたので、連絡先に携帯電話(NTTドコモ)から電話したら、発信規制が行われていました。はじめての経験でした。
いやー、びっくりですな。
ドラマの電車男
ちょっと芝居し過ぎかと(笑)。
牛乳パックリサイクル
ロンゲストマッチ!
ネットワークを設計・構築して思うことを一つ。
どこをどういうルートを経由して通信させるかという、いわゆるベストパス選択を、例えばOSPFを使っているとすると”コスト”値によって制御します。
OSPFもシングルエリアだけだったら単純なのですが、大規模なネットワークだとマルチエリアになって階層化していきます。マルチエリアだけだったらまだいいのですが、他のルーティングプロトコルを使ったネットワークがあったりすると、再配布が使われますので、かなり複雑化していきます。ルート制御が非常に難しくなります。
この状況で注意しなければいけないのは、
・ルーティングタイプ
・コスト
であります。
ルーティングタイプというのは、OSPFの場合はエリア内経路(O)、エリア間経路(O IA)、外部経路タイプ1(O E1)、外部経路タイプ2(O E2)の4つがありまして、順序は以下の通りです。コストより先にまずこちらが優先されて適用されます。
1.エリア内経路(O)
2.エリア間経路(O IA)
3.外部経路タイプ 1(O E1)
4.外部経路タイプ 2(O E2)
(Thomas Ⅱ(2003),p.73)
で、後はコストの計算すると。これでベストパス選択はOKです。よかったよかった。
・・・って、よくなーい!!全くよくないのであります。
これはネットワーク上級者も忘れてしまいがちなポイントです。
ベストパス選択では、何はともあれ、
ロンゲストマッチがまず適用
されるのです(ロンゲストマッチについてはいろいろなところに素晴らしい解説があるので割愛)。
その次にAD(アドミニストレイティブ・ディスタンス)、その次にOSPFならルーティングタイプ、そしてコストが適用されます。
OSPFをシングルエリアで使っている場合はほぼ考えなくていいので(コストを考慮しておけば万事OKでしょう)、普段はあまり意識しないのですが、大規模ネットワークでは必ず考えておかなければいけないのが”まずはロンゲストマッチ”だということです。
これを忘れると、私のように多方面から怒られるハメになります(笑)。
これは本当に大事なので、標語的に繰り返しておきましょう。
ロンゲストマッチは大切だ!
ロンゲストマッチを忘れるな!
ロンゲストマッチが一番先!
これだけ書いておけば忘れないでしょう。
それでも忘れる可能性があるならば、#show ip routeコマンド結果で覚えるという方法もあります。
#show ip routeと入力すると、
O 192.168.1.1 [110/10] via 192.168.1.2, 00:00:42, Serial1
みたいに表示されますが、この中の、
192.168.1.1 [110/10]
の部分を見れば、ベストパス選択順がわかるのです。
左からロンゲストマッチ、AD、コストになっていますね。
これでロンゲストマッチを忘れてしまうことはないでしょう(たぶん)。
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(参考)
Thomas Ⅱ,Thomas M.(2003)『Ospf Network Design Solutions』
あらら
メールアドレスが1つ無効になったらしく、FC2ブログへのコメントやTB通知が行われていませんでした。
今さっき、あわててコメントレスしたりTB返ししたりしました。
いやー、気づきませんでした。まいった。
スタンダール『赤と黒(上)』
スタンダール『赤と黒(上)』を読みました。
小説では、主人公ジュリアン・ソレルの心理が描かれます。
あまりいいところの出ではなく、上流階級を憎みながらも、強い野望(出世指向)を持ち、僧侶階級をのし上がらんとするジュリアン。(上)ではパリに行く前までが描かれています。
小説は読みやすいのですが、1点、「ジャンセニスト」という言葉がわかりませんでした。訳注にも説明なし。Wikipediaに「ジャンセニスム」という項目があり、参考になります。非妥協的な教義故、異端扱いされたそうな。ジュリアンも、自分を評価してくれた人が「ジャンセニスト」だったため、反「ジャンセニスト」によって逆に低評価を受けてしまいます。
Amazonの布製ブックカバー
Amazonでブックカバーのプレゼントキャンペーンが行われています(3900円(税込)以上購入すればいいらしい)。
『レ・ミゼラブル』読み終わって、フランス7月革命つながりということで、今はスタンダール『赤と黒(上)』を読んでいます。Amazonでゲットした布製ブックカバーを使っていますが、なかなかいいです。
前のビニール製ブックカバーはひどい出来でした。
何がひどいかというと、ビニール臭くて使えないという(^^;;
今回のブックカバーはよいです。キャンペーンを機に無料でゲットするのがいいでしょう。
ただ、Amazonは今ハリー・ポッターに力を入れているので、1回アクセスしただけではブックカバーキャンペーンが表示されない可能性があります。そのときはリロードしましょう。