ドキュメンタリー一覧(2009/7)

2009/7に観たドキュメンタリー。67編。
 
ラフに雑感を記しています。
敬称略。
 
今月は今まで溜めていた録画をたくさん観ました。そんな中であえてのベストは、
 
テレビ朝日 生きる×2「おっぱい先生~涙を笑顔に変えた手~」 (2009/5/31放送)
 
です。
母乳マッサージ。これは感動的でした。


■NHK NHKスペシャル
NHK NHKスペシャル「私の声が聞こえますか ~植物状態からの帰還~」(2008/3/28放送)
 ⇒植物状態の人の治療の現状を描きます。電気で刺激を与えたり、看護師を中心に様々な姿勢をとらせたりすることによって刺激を与えたりして、神経細胞を刺激して脳の失った機能を補おうとする治療が行われています。今までは植物状態の人に対しては“これ以上は良くならない”と治療をあきらめることも多かったらしい。
 
NHK NHKスペシャル「引き揚げはこうして実現した ~旧満州・葫蘆(ころ) 島への道~」(2008/12/8放送)
 ⇒大国間の駆け引きがあって、日本への引き揚げが実現しました。最近公開された資料を基に、どのような意思決定があったのかを追います。
 
NHK NHKスペシャル「セーフティーネット・クライシスII 非正規労働者を守れるか」(2008/12/15放送)
 ⇒働く人の3割を超えている非正規労働者。その実態を追います。オランダの例は参考になります。派遣業の規制にまで踏み込んだウィム・コック元首相のような存在が日本でも必要です。手厚い保障と引き換えに労使がお互いに負担を分かち合っており、社会を支える仕組みが出来ています。
 番組内で色々と議論がありました。社会保障を充実させるため財源は必要なんだけれども、消費税増税にはやはり留保が必要だと思います。財源に関しては、支出の優先順位変更も考えないといけないでしょう。
 
NHK NHKスペシャル「菜の花畑の笑顔と銃弾」(2009/2/23放送)
 ⇒アフガニスタンで殺害された伊藤和也さんの足跡を追います。旱魃(かんばつ)がひどかった地区で、用水路によって緑が広がっている様子がうかがえます。ペシャワール会、そして伊藤和也さんの貢献であります。
 番組中、アフガニスタンの人が言っています。
 「農作物が十分収穫できれば、それでこの国のほとんどの問題は解決するんだよ。」
 “テロとの戦い”とよく言いますが、テロリストと戦うよりは、旱魃と戦って、農作物をを十分に収穫できる仕組みを作るべきでありましょう。戦争すると民間人への被害が避けられませんし、外国人への反発も生まれます。米軍が入ってきたことで、逆に治安が悪くなっていく現地の様子も、伊藤さんの過去のメールで報告されていました。試験農場も閉鎖となってしまいました。まったくもって逆効果です。
 今は日本の青年はすべて帰して、中村哲医師のみ残って、用水路建設を行っているんですね。伊藤和也さんの研究と教えは現地の人に伝わっているようです。
 
NHK NHKスペシャル「マネー資本主義 第1回 “暴走”はなぜ止められなかったのか ~アメリカ投資銀行の興亡~」(2009/4/19放送)
 ⇒今までテレビにあまり出ることがなかった「投資銀行」の人々へのインタビューで、その実態に迫ります。
 
NHK NHKスペシャル「介護保険が「使えない」 ~10年目の検証~」(2009/4/26放送)
 ⇒社会全体で介護を支えようとした介護保険制度。家族を介護から解放しようとした制度の理念から離れている現状が明らかになります。介護で仕事をやめざるを得なくなり、収入が無くなり生活が不安定になり、精神安定剤を飲まざるを得なくなった人も映し出されます。もういっぱいいっぱいでしょう。施設も足りてないです。ショートステイにすら対応できない状況です。需要があるのに事業者が集まらずにサービスが増えていきません。
 
NHK NHKスペシャル「サハラ砂漠 謎の岩絵 ~エジプト文明の起源に迫る~」(2009/5/10放送)
 ⇒1000キロも先に岩絵の材料を取りに行くんですからねえ。なんでそんな情報が入っていたのか。興味そそられる特集でした。
 
NHK NHKスペシャル「マネー資本主義 第2回 “超金余り”はなぜ起きたのか? ~カリスマ指導者たちの誤算~」(2009/5/17放送)
 ⇒グリーンスパン、ロバート・ルービンを追求します。ルービンのドル高政策とグリーンスパンの低金利政策の影響を指摘しつつも、我々も金余り現象に協力していた実態が明らかにされます。Mrs.Watanabeと言われた日本のFX投資家たちも、金余りに大きな影響を与えていました。
 
NHK NHKスペシャル「インドの衝撃 第一回 膨張する軍事パワー」(2009/5/24放送)
 ⇒軍拡に向かうインドの今を描く。“非暴力”国家が大国を目指す中で軍事力増強に向かっていきます。最新鋭戦闘機の導入も検討しており、ロッキード・マーチン社やミグ社の営業競争も盛んになっています。アフリカにも影響力を広げようとしています。中国とのせめぎあいもあるようです。
 
NHK NHKスペシャル「インドの衝撃 第二回 世界最大の選挙戦 貧困層が国を動かす」(2009/5/31放送)
 ⇒インドの選挙戦を描く。特に今回は、カースト最下層のダリッドを基盤とする大衆社会党が注目されました。党首マヤワティと、ダリッドのボランティアで活動する女性を中心に選挙戦を振り返ります。結果として大衆社会党は伸びず、幅広い層に反貧困をアピールした国民会議派が大躍進した結果となりました。
 
NHK NHKスペシャル「マネー資本主義 第3回 年金マネーの“熱狂”はなぜ起きたのか」(2009/6/14放送)
 ⇒年金基金とヘッジファンドの繋がりを明らかにします。安全第一の運用に徹してきたはずが、バブルに飛び込んでいくことになります。
 
NHK NHKスペシャル「エジプト発掘 第1集 ピラミッド 隠された回廊の謎」(2009/7/5放送)
 ⇒クフ王のピラミッドがどのように作られたのか。フランス人建築家ジャン・ピエール・ウーダン氏が「内部トンネル説」という大胆な仮説を提唱します。この仮説を検証するピラミッド調査に同行取材します。
 
NHK NHKスペシャル「マネー資本主義 第4回ウォール街の“モンスター”金融工学はなぜ暴走したのか」(2009/7/19放送)
 ⇒暴走した金融工学の担い手たちを描く。
 
NHK NHKスペシャル「マネー資本主義 最終回 危機を繰り返さないために」(2009/7/20放送)
 ⇒今までの総集編です。最後に、ヘッジファンド社長のジム・チャノスという、おかしいことを言う人が出てきます。今のご時勢に社会主義の問題をアピールする人に対しては疑いの目を持つべきです。社会主義を主張しているのではなく、資本主義の行き過ぎを指摘しているのに、あえて極端な社会主義を取り上げて非難するというのは誤りです。こういう議論に惑わされないようにする知性を持つべきでありましょう。
 
■NHK ETV特集
BPO意見にNHKが最終見解を示したのですが、NHKは政治的な圧力を受けたことはないと改めて主張しています。いまいちすっきりとしない最終見解でありました。
 
NHK ETV特集「祖父の戦場を知る」(2006/9/2放送)
 ⇒なくなった祖父の残した「自分は畳の上では死ねない」という言葉を頼りにして祖父の戦争体験を調べる人。満州で戦い、フィリピンでBC級戦犯となり死刑判決まで受けた祖父にインタビューする人。中国の捕虜を刺殺し、そのことから自己否定的になりお酒を飲むと乱暴になってしまう父に疑問を感じ続けていながらも、戦時中を振り返った文章を読み、父を理解しようとする人。戦争体験をどのように引き継ぐか。祖父が語らないこと(加害)をどのように読み取るか。子・孫3人の活動を追います。
 『孫たちへの証言』は今度読んでみよう。
 
NHK ETV特集「シリーズBC級戦犯(1) 韓国・朝鮮人戦犯の悲劇」(2008/8/17放送)
 ⇒韓国人のBC級戦犯とされた人々は、韓国で長らく対日協力者とされてきましたが、最近になってやっと名誉回復を果たしました。東南アジアで捕虜監視員として働かされた韓国人の実態を、証言とさまざまな資料から追っていきます。
 BC級戦犯の人々が出てきますが、番組のはじめでは、同じ捕虜虐待で訴えられたBC級戦犯への視点はあれども、自ら死に追いやった捕虜に対する視点が無いのが気になりました。しかし、日本人戦犯との議論の中で変わっていきます。反戦平和の勉強を行い、運動を行っていきます。
 
NHK ETV特集「シリーズBC級戦犯(2) “罪”に向きあう時」(2008/8/24放送)
 ⇒NHKのページに参考になる記述がありましたので、引用します。
 「これまでBC級戦犯については、勝者による不当な裁判という文脈が強調されてきた。しかし、それは、半分の真実でしかない。BC級戦犯裁判とは、被害者性と加害者性がねじれながら混在する、日本人の戦争体験そのものである」
 戦争の意味を考え続ける元戦犯や遺族を追う。
 
NHK ETV特集「ガザ なぜ悲劇は繰り返されるのか」(2009/5/10放送)
 ⇒ガザの今を伝えます。インタビューがありますが、目をつぶって字幕を見ないで聞いてみると、彼ら彼女らのリアルな声が聞こえてきます(と、偉そうなことを言って、私のわかるのは英語だけ(ちょこっと)だけど)。
 しかしながら思うのは選挙結果で判断されるということです。一個人がどう思っていようとも、選挙結果には責任を負うべきです。うーん、私も石原慎太郎が東京都知事であることには責任を感じます。東京都民ではないですが、外から見ればそう見えると思います。
 なお、アムネスティ・インターナショナルは2009/7/2に、イスラエルのガザ攻撃を「戦争犯罪含む理不尽な破壊」であると結論付けました(ちなみに、ハマスによるイスラエル市民に対する攻撃も同時に糾弾しています)。参考までに記しておきます(東京新聞 2009/7/3朝刊より)。
 
NHK ETV特集「危険学のススメ ~畑村洋太郎の実験記2009~」(2009/5/17放送)
 ⇒身の回りに危険は転がっています。そのことに改めて気づかせられる一編でした。
 
NHK ETV特集「戦争を着た時代」(2009/6/7放送)
 ⇒戦争のイメージを着物に入れて着た時代がありました。アイヌ文様も支配の道具として使われていました。与謝野鉄幹も戦争に協力するような爆弾三勇士の詩を書いており、それに対応する着物が作られました。
 乾淑子と澤地久枝が解説。澤地久枝に比べると乾淑子は弱いなあ。
 
NHK ETV特集「韓流シネマ 抵抗の系譜」(2009/6/14放送)
 ⇒今でこそ自由な映画作りが可能である韓国でありますが、それまでには検閲との戦いがありました。試行錯誤の中で、表現を勝ち取っていったのです。現代の映画監督における、朝鮮戦争、そして南北の関係、光州事件、米国との関係の影響が描かれています。
 
NHK ETV特集「自分を語り、人とつながる ~春・柴島高校1年2組~」(2009/6/21放送)
 ⇒「自分を語る」ことが求められる高校の物語。
 
NHK ETV特集「弁慶の復活 ~中村富十郎父子 勧進帳に挑む~」(2009/7/5放送)
 ⇒70歳!も年の差がある親子の演じた勧進帳。その舞台裏を描きます。衣装などに能を取り入れた勧進帳でした。これは面白かった。
 
NHK ETV特集「ワタシの見たニッポン ~外国人による日本語弁論大会~」(2009/7/12放送)
 ⇒去年も放送されましたが、今年は総集編でした。
 
■NHK 追跡!AtoZ
NHK 追跡!AtoZ「虐待の傷は癒えるのか」(2009/7/4放送)
 ⇒「虐待」の実態と、施設で成長する子供たちを描く。
 
NHK 追跡!AtoZ「脳の秘密 未来はどう変わる?」(2009/7/11放送)
 ⇒脳画像から心で思い浮かべた文字を、おぼろげながらも再現できるというのはなかなかショッキングでした。ここまで研究は進んでいるのですね。広告制作や受刑者の調査で脳科学はすでに使用されています。脳画像で人を判断していいのか、倫理的な問題をはらみます(今は研究段階なので大きな問題にはならないのですが)。研究に使用を限定し、安直に(価値)判断しないというルール作りが必要でしょう。
 
NHK 追跡!AtoZ「日の丸半導体 製造業は生き残れるか」(2009/7/18放送)
 ⇒エルピーダメモリの提携をめぐる攻防を描く。高品質高機能なDRAMは売れなくなりました。低価格の製品作りが可能な台湾メーカーとの提携に動き出します。が、DRAM技術の提供を台湾から求められます。最後の最後で日本からも公的資金が提供されます。台湾と日本の両方から支援をもらいつつ、エルピーダ・メモリは存続することになりました。
 「両面作戦」が取る道であると番組で開設されていました。低価格製品の路線と、高品質高価格製品の路線。前者はアジア諸国で、後者は日本に残していくことになるのでしょう。
 
■NHK ワンダー×ワンダー
NHK ワンダー×ワンダー「発見!白い奇跡の鍾乳洞」(2009/7/11放送)
 ⇒鍾乳洞を撮影します。
 
NHK ワンダー×ワンダー「シャル・ウィ・“ラスト”ダンス?」(2009/7/18放送)
 ⇒草刈民代の最後の舞台に向かうまで、を描く。
 
NHK ワンダー×ワンダー「命の魔法 大自然のモノマネ名人」(2009/7/25放送)
 ⇒よくこれだけ集めたなあ。モノマネして生き残ろうとする生き物たちの姿です。
 
■フジTV ザ・ノンフィクション
フジTV ザ・ノンフィクション「愛はみえる~全盲夫婦の“たからもの”~」(2009/6/28放送)
 ⇒立道聡子さんと配偶者。全盲夫婦の3年を追う。鈴木茂が出てくるとは思いませんでした。
 
フジTV ザ・ノンフィクション「続 柴又草だんご頑固物語~夫婦の40年~」(2009/7/5放送)
 ⇒亀屋本舗の頑固親父と女将を描く。亀屋本舗には行かないとな。
 
フジTV ザ・ノンフィクション「出稼ぎ家政婦20年」(2009/7/5放送)
 ⇒出稼ぎ家政婦として働く女性とその息子の20年を追う。
 
フジTV ザ・ノンフィクション「通天閣の空の下」(2009/7/12放送)
 ⇒通天閣下の商店街で働く人々を描く。
 
フジTV ザ・ノンフィクション「特選 天国に誓う白球」(2009/7/19放送)
 ⇒プロ野球の打撃コーチで、高校の先生に転じた故・高畠導宏さんと筑紫台高等学校の生徒たちを描く。
 
■NHK きらっといきる
NHK きらっといきる「母(はは)を生(い)きる~ALS(えーえるえす)・亀島孝子(かめしま たかこ)さん~」(2009/7/3放送)
 ⇒家族が介護で疲れてイライラしている様子もそのまま放送しています。
 
NHK きらっといきる「つけもの作(づく)りで ぼちぼちと~ 統合失調症(とうごうしっちょうしょう)・北村(きたむら)和孝(かずゆき)さん ~」(2009/7/10放送)
 ⇒授産施設の時給70円はあり得ないですね。上げるべき。
 
NHK きらっといきる「運営(うんえい)するって、たいへん!~ 知的障害(ちてきしょうがい)・さわやかチーム ~」(2009/7/17放送)
 ⇒施設の運営に乗り出した知的障害者たちの挑戦を描く。
 
NHK きらっといきる「夢(ゆめ)にとどけ!オレのビート~ ヒューマンビートボックス・矢吹達也(やぶきたつや)さん ~」(2009/7/24放送)
 ⇒「ヒューマンビートボックス」って言いましたっけ?ボイスパーカッションでは?・・・と思って少し調べたら、ボイスパーカッションとは違うらしい。ドラム以外の音も表現することが特徴です。
 
■NNNドキュメント
NNNドキュメント「シリーズ・戦争の記憶(2) 洋次郎の夏 バーテンダーが伝える被爆」(2008/8/24放送)
 ⇒被爆者の証言を聞く会を開いているバーテンダーの洋次郎さんを描く。しかし、黙祷をささげているときに騒いでいるやからがいました。許しがたい。
 
NNNドキュメント「シリーズ・戦争の記憶(3) アリラン特攻兵 日本と朝鮮半島の狭間で」(2008/8/31放送)
 ⇒アリラン特攻兵の存在は本番組で初めて知りました。日本に協力した“親日派”とされた朝鮮人特攻兵がいました。天皇のためには死ねないと深い苦悩を抱えたまま死んだ人々。弟が特攻兵であった兄の足跡を追います。
 
NNNドキュメント「じいちゃんが泣いた… 高校生が撮った“戦争”」(2009/3/22放送)
 ⇒「男たちの大和」の戦闘シーンを見て泣いた強いじいちゃん。戦争体験を聞いて、ビデオに撮る高校生たちを描きます。
 
NNNドキュメント「大河は 誰のもの… ~信濃川不正取水の果てに~」(2009/6/14放送)
 ⇒JR東日本の電源は水力発電でした。JR東日本の鉄道をほぼ毎日使用している者としては、他人事ではありません。信濃川の水力を利用しつつ、川の流れをせき止めたりすることのないような方法はあるはずです。利用者の負担が増えるかもしれませんが、それはやむなしでしょう。無論、まず第一にはJR東日本の企業努力があるべきです。企業努力を誘発するためにも、競争原理を働かすべきです。電話や通信と異なり、鉄道についてはなかなか競争原理が働きにくい。番組のはじめで総武線について触れられていましたが、総武線と対抗するべき京浜急行電鉄に少し下駄を履かせるような取り組みが必要です(うーん、例えば京浜急行電鉄の定期券利用を促進するとか。難しいなあ)。
 
NNNドキュメント「山谷のおくりびと  ~ひとりでは死なせない~」(2009/6/21放送)
 ⇒山谷地区にある身寄りがない人の最期を看取るホスピス「きぼうのいえ」を描く。このホスピスはNHK ETV特集「東京・山谷 最期を生きる ~あるホスピスケアの試み~」(2008/11/2放送)でも取り上げられていました。
 
NNNドキュメント「ダイスケみたいになる!  ~ちー君と車いすのヒーロー~」(2009/6/28放送)
 ⇒下半身に不自由がある人たちのスポーツであるアイススレッジホッケー(スレッジというそりに乗ってホッケーする)。ホッケー選手が障害のある子供たちにスポーツの楽しさを伝える上原大祐さんとちー君とのふれあいを描く。
 
NNNドキュメント「ホーム そらまめ “独り立ち”までの3年間」(2009/7/5放送)
 ⇒自律援助ホームそらまめ。15歳~20歳までを受け入れています。ホームと、発達障害の野村慧くんの成長を描く。
 
NNNドキュメント「足利事件・暴かれた冤罪 700日の取材記録」(2009/7/12放送)
 ⇒2年間の取材で足利事件を追います。やはり取調べは全面可視化するべきです。
 
NNNドキュメント「生活保護ビジネス 福祉施設の“闇”に迫る」(2009/7/19放送)
 ⇒見知らぬ男に声をかけられ、そのまま“福祉施設”に連れて行かれる。「無料低額宿泊所」の実態を描きます。まじめにやっているところもあるのでしょうが、生活保護費を天引きするビジネスは許されないでしょう。
 
■テレビ朝日 テレメンタリー
テレビ朝日 テレメンタリー「我が相撲道に待ったなし~新生・尾上部屋の挑戦~」 (2009/6/1放送)
 ⇒9人しか居ないながらも、若い親方中心に角界で活躍する尾上部屋を描く。
 
テレビ朝日 テレメンタリー「「ぬくもりの向こうに…」~僕たちのふるさとが消えた日~」 (2009/6/8放送)
 ⇒北海道立中央乳児院が民間に委譲され、無くなってしまうことになりました。先生たち、つまり“おとうさん・おかあさん”たちも変わってしまいます。移譲された先の札幌乳児院も、台所事情は非常に厳しい。
 
テレビ朝日 テレメンタリー「よみがえった山の学校~5年目の絆~」 (2009/6/15放送)
 ⇒いわき市貝泊地区に移住した広木さん一家と貝泊小中学校を描く。
 
テレビ朝日 テレメンタリー「校長辞すとも自由は死せず~生徒と歩んだ最後の半年間~」 (2009/6/22放送)
 ⇒都立三鷹高校の元校長土肥信雄さんの戦いを描きます。東京の教育は壊れています。早く石原都政を終わらせましょう。
 (テレビ朝日 報道発 ドキュメンタリ宣言「校長先生の反乱  ~学校に”言論の自由”を~ 」(2009/6/29放送)はテレメンタリーのこの番組をベースとしていたんですな)
 
テレビ朝日 テレメンタリー「不況の街のベートーヴェン~日系ブラジル人を襲う雇用パニック~」 (2009/6/29放送)
 ⇒日系ブラジル人3世の木下ラファエルさんが開くバイオリン教室と、そこに集う、不況の影響を真正面から受けたブラジル人たちの現在の姿を描く。
 
テレビ朝日 テレメンタリー「よみがえれ 秘湯の宿~栗駒五湯復活にかける主たち~」 (2009/7/6放送)
 ⇒岩手・宮城内陸地震で被害を受けた宿の主たちが復活に挑みます。
 
テレビ朝日 テレメンタリー「へたれとは言わせん!~いじめられっ子ボクサー桃子の戦い~」 (2009/7/13放送)
 ⇒女子プロボクサー・神田桃子を描く。
 
テレビ朝日 テレメンタリー「忘れたい 忘れてほしくない~宮森小 米軍機墜落事故から50年~」 (2009/7/20放送)
 ⇒米軍機の墜落事故は未だに続いています。事故を無くすには基地を無くすしか選択肢は無いのです。
 
■TBS ドキュメント・ナウ
TBS ドキュメント・ナウ「競争激化 気迫の商店街」 (2009/4/21放送)
 ⇒横浜の洪福寺松原商店街の様子が描かれます。コスト削減のためにいろいろなことをやっています。
 
TBS ドキュメント・ナウ「火災 人生最後 突然の悲劇」 (2009/4/28放送)
 ⇒群馬県渋川市の老人施設「静養ホームたまゆら」で起きた火災の背景を追う。施設の問題点を指摘していた人もいたんですね。こうした声は無視されてしまいました。
 
TBS ドキュメント・ナウ「格安の宿 住人職探しに走る」 (2009/5/4放送)
 ⇒格安の“宿”を根城にして就職活動をする人々を描く。
 
TBS ドキュメント・ナウ「急増 家なき人々の宿泊所」 (2009/6/16放送)
 ⇒無料定額宿泊所の実態を描く。生活保護費を本人ではなく施設が受け取っている実態があります。まじめにやっているところ(施設が管理することを生活保護受けている人も認めているところ)と、そうではなく揉め事になっているところがあるようです。許可制にするべきではないでしょうか。
 
TBS ドキュメント・ナウ「ああ歌舞伎町 その変ぼう」 (2009/6/23放送)
 ⇒歌舞伎町の変貌を描く。不動産のホクトシステムは前に別のドキュメンタリーでも出てきましたね。至る所に風俗店があった時代から、人が少なくなり寂れていっている現状があります。ビルも取り壊され、更地が増えています。昼も夜も人通りがまばらです。その一方で韓国料理店が増えています。ダイニングバー、射的屋(射的王)、たい焼き屋といった新たなお店が登場しています。
 
TBS ドキュメント・ナウ「ギョーザ 牛タン 試練の後」 (2009/6/30放送)
 ⇒BSEや中国製ギョーザの影響を受けた店。その店主たちの復興までの道を描く。
 
■テレビ朝日 報道発 ドキュメンタリ宣言
テレビ朝日 報道発 ドキュメンタリ宣言「ある日突然、犯人に~痴漢冤罪弁護人の闘い~」(2009/7/6放送)
 ⇒痴漢冤罪はおそろしい。今までは科学的な立証(繊維鑑定)も無視されることがありました。理不尽な裁判官と戦ってきた人々の様子が描かれます。最近になってやっと最高裁や警察がガイドラインを出し、慎重な捜査や裁判が行われるようになりつつあるようです。
 
テレビ朝日 報道発 ドキュメンタリ宣言「トビウオたちの詩 世界水泳ローマ~栄光をつかみとれ~」(2009/7/20放送)
 ⇒水泳選手たちを描く。背泳ぎの入江陵介、シンクロの乾友紀子と酒井麻里子らを描きます。
 
■テレビ朝日 生きる×2
テレビ朝日 生きる×2「バアちゃん劇団!93歳の老座長」 (2009/5/24放送)
 ⇒静岡県藤枝市におばあちゃんたちの劇団があります。団長の大石さきさんは93歳!!その活躍を描きます。
 
テレビ朝日 生きる×2「おっぱい先生~涙を笑顔に変えた手~」 (2009/5/31放送)
 ⇒母乳で子供を育てる。そのために働く武田一子さんを描く。一万人の赤ちゃんを取り上げ、その後は母乳マッサージで活躍しています。陥没乳頭の母親に対してもマッサージで乳が出るようにします。いや、これは感動でした。
 おっぱいを見せて取材に応じた母親たちにも尊敬です。
 
テレビ朝日 生きる×2「夢をあきらめない!73歳の新米教師」 (2009/6/7放送)
 ⇒京都府立鳥羽定時制高校の73歳の新米教師、中村八重子さんを描く。72歳で大学卒業ですよ!かないません。こういう人を見ると、私なんて本当にまだまだだなあと思います。勉強せねば!!

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