ファルージャの”壊滅的な状況”

Aljazeera.Netで「ファルージャの”壊滅的な状況”」という記事が出ています。
 
「6日間にわたる米軍主導の猛攻撃はファルージャの市民たちを壊滅的にした。そしてイラク北部の都市モスルでの戦闘を刺激した。」
 
ということです。
その他にもいろいろなことが報道されていますが、驚くべきことに、情報統制が行われています。
 
「ニューヨークでは、ファルージャについて政府方針を遵守するよう警告したイラク当局からの新しい指示によって、メディアがひどく困惑していると「ジャーナリストを守る委員会(the Committee to Protect Journalists)(CPJ)」は述べた。」
(※読みにくかったので、多少変更しました。at 2004/11/22)
 
あと、アルジャジーラのイラク支局もイラク暫定政権の命令によって閉鎖されていたのですね。知らなかった。
 
この記事については「Falluja, April 2004 – the book」の増岡さんが翻訳されています。
ファルージャは破滅的状況にある」です。ご一読を。
 
(本文におけるAljazeera.Netからの記事翻訳は”るとる訳”です。間違いあったらご指摘ください。)


 

3 Replies to “ファルージャの”壊滅的な状況””

  1. ■ファルージャ総攻撃~路上に何百の遺体・野犬がそれを食べる

     ファルージャ全域を「占領」し、制圧作戦は最終段階に入った、と米軍が発表した。この間、ファルージャの戦闘の実態は、米軍発表以外さっぱり伝わって来なかったが、ようやく日本のメディアも断片的な情報を伝え始めた。  きょうのバクダッド発共同が、ファルージャか

  2. 無力と戦う夜—ベトナムからファルージャへ

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