佐藤泰志『そこのみにて光輝く』

佐藤泰志『そこのみにて光輝く』を読みました。
 

 
表題作は『佐藤泰志作品集』で読んだので、お目当ては第二部の「滴る陽のしずくにも」です。松本という魅力的な登場人物が現れます。第一部と比べると、ヒロイン千夏が背景に隠れてしまったような印象があって、その点が残念。しかし、佐藤泰志唯一の長編にして、モントリオール世界映画祭で最優秀監督賞となった映画の原作。非常に魅力的な作品でありました。
 
今年50冊目。


 

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