転職しました〜IT業界30代後半の転職活動〜

転職しました。
 
今まで、SIerと通信会社に勤めてきたのですが、実ビジネスに近いところで、責任もってITを推進していきたいと思って、会社を変えるに至りました。出向を含めると、かれこれ4社目です。前の3社は同一のグループ会社だったので、完全なる転職という意味では初めてになります。
 
ということで、転職活動のメモです。
当方、IT業界30代後半なので、参考になる人は限られるかもしれません。
でも、30代後半で転職する人って結構多いですよね。交友範囲の狭い私の周りでも数人出ましたから。
 
<転職エージェント>
新卒とは違って、転職は仕事しながら活動しなければなりません。
なかなか時間が取れないので、苦労します。
 
そんな時に助けてくれるのが、「転職エージェント」なる存在です。
「転職エージェント」は、本当にたくさんの会社があります。有名どころだと、「リクルートエージェント」ですかね。登録すると、エージェントの方との面談があって、自分の経歴や志望を伝えます。すると、色々と求人情報を送ってくれます。
また、「エン転職コンサルタント」に登録すると、いろいろなエージェントさんからスカウトが来ます。
 
まずは「リクルートエージェント」への登録をオススメします。
リクルートエージェントの何がいいって、転職希望者向けの無料講習会を開いてくれるところなんです。
非常に参考になりました。単なる履歴書の書き方だけではなくて、転職に向けた心構えとか、考えるべきところとか、そういうところを教えてくれます。無料ですからねえ。ありがたいです。
 
私が最終的にお世話になったのは、「JACリクルートメント」さんでした。たまたま、いい案件があったのと、たまたま、素晴らしいエージェントの方に出会ったのでした。面接のときとか、相手のフィードバックを聞いてきてアドバイスしてくれたりして、非常に助かったのでありました。
 
<レジュメ(履歴書)・職務経歴書>
転職活動には、自分を売り込む「レジュメ(履歴書)」と「職務経歴書」が必要です。
転職エージェント各社のホームページにサンプルがありますから、それを使って、ともかく書いてみる。書いたら転職エージェントに送って、コメントをもらう。コメントを踏まえて修正し、エージェントに送る。またコメントもらって・・・、というのを2,3回繰り返せば、いいのが書けます。やっぱり他人に見てもらうのが重要です。
 
<応募から書類選考まで>
転職エージェントから来る各社の募集要項を読んで、応募する・しないを決めます。
自分がこだわるポイントを絞り込むのが重要。譲れないところはどこなのか。
色々と考えた挙句、私は「年収」にしました。「年収」を下回るところには行くまい、と決心したのでした。
 
応募先を決めたら応募します。
まずは書類選考です。
書類選考は落ちて当然と考えるべき。私もたくさん落ちました。まあご縁が無かったと思って諦めましょう。新卒採用時と同じ心構えで行くべきです。
あと、当たり前ですが、新卒時とは違って、募集時期がまちまちです。いつも募集かかっているわけではありません。長期的な戦いを前提にするべきだと思います。ということで、会社を辞めてから転職活動するのはやめたほうがいいと思います。
 
<面接>
書類選考に通ると面接です。
夜に面接してくれる会社が多いので、仕事との両立は簡単だと思います。応募先企業によるかもしれませんが。
面接テクニックは色々と情報があるので、ここに書かなくてもいいでしょう。
 
こちらは転職者。別に受からなくても今の会社に勤めていればいいんだ!ぐらいの気持ちで、堂々と面接に臨むべきだと思います。その方がうまく喋れます。また、転職の面接はマッチングの場と言われます。相手と合う合わないを確認するためにも、堂々と素の自分を出すべきだと思います。
 
私は何社か受けて、受かったり受からなかったりでした。
受からなかった場合は「合わなかった」と思って先に行くべし。
あ、結果の通知が遅い会社もあります。たぶん本命は他に居て、キープされているんだと思います。結果がなかなか来ない場合は、次を探すべきです。私はある会社で3ヶ月くらい待ってしまって(活動を休止してしまって)、挙げ句の果てに不採用、というのがありました。時間を損しました。
 
<合格から意思表示まで>
無事に最終面接まで終わったら、会社によって違うと思いますが、条件提示面談があって、条件を確認して、最終的に意思を相手に伝えます。
条件はしっかりと確認しなければなりません。ある会社で、求人情報の年収と提示された年収に大幅な乖離があって、辞退したことがありました。しっかりと確認しましょう。
納得したら、入社の意思を相手に伝えます。
 
<退職交渉から退職まで>
入社の意思を相手に伝えたら、今度は自社に退職を届け出なくてはなりません。
自分の上長に伝えます。
・・・が、もし可能なら、この時点で年休消化しておくべきです。退職を伝えた後は引き継ぎとか色々と発生するため、休めません(うまく休む人もいますが)。うまく休みを取っていきましょう。私はこの点で失敗しました。
 
退職を申し出たら、退職するしかありあせん。カウンターオファーがあろうが、何を言われようとも、退職を押し通すべきです。私の場合は、上長が理解ある人で、だいぶ惜しまれましたが、変にもめることなく退職を認めていただけました。
 
あとは退職するだけなのですが、ポイントは以下のとおり。
 
・しっかりと引き継ぎする。
 →当たり前なので割愛。
 
・上長がOKを出すまで、退職することを上長以外の誰にも言わない。
 →退職すると周りへも影響を及ぼしますので、下手に周りに言うのは避けるべきです。上長からOK出るまで、私は親にも言いませんでした。私はいちおう管理者でして、前に部下が退職したことがあります。その部下は私がOK出す前に周りに退職を言いふらしていました。「お前なー、俺がこれだけ周りへの影響を考えて黙っているのに、なんだその態度は!」と思ったものでした。曲がりなりにもお世話になった上長は立ててあげましょう。
 
・次に行く会社を言わない。
 →転職のマニュアルにも書いてあると思いますが、言わないほうがいいと思います。言っちゃうと「あそこはどうかなー」とか色々と言われて、雰囲気悪くなると思います。転職してから言えばいいと思います。私はそうしました。
 
・入社の準備をする。
 →これが重要だと思います。転職者は即戦力として扱われますので、別のフィールドに挑む場合は準備するべし。私は技術フィールドの異なるところに行ったので、次に必要となる技術の専門書を何冊も読みました。入社後に大変役立ちました。リフレッシュのためにお休みを取るのもいいですが、別フィールドの場合は勉強すべきだと思います。
 
こんな感じでしたかね。
どなたかの参考になればと思います。


 

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