熱海・初島からの箱根美術館巡り三泊四日 三日目 箱根の美術館巡りその一

熱海・初島からの箱根美術館巡り三泊四日に行ってきました。
2018/5/3〜6のGW期間となります。
三日目は箱根の美術館巡りその一です。

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(星の王子さまミュージアムにて)

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(箱根ガラスの森美術館にて)

↓続き読んでね。

The Ryokan Tokyoの朝食は和食でした。うーん、前は洋食と和食を選べたはず。うーん、だいぶ悪くなっていますね。次はないかもしれません。

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9時のバスで湯河原へ。湯河原から電車で小田原へ。ちょーどバスがあったので、バスで箱根に行くことにしました。作戦は大成功でした。渋滞はあったものの、1時間15分で仙石原の本日泊まる予定のホテル前に到着することができました。電車を使うと、待ち合わせの関係で2時間はかかるところでした。

先にホテル、マウンドビュー箱根に荷物を預ける。

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チェックインも済ませました。お手洗いを借りたのですが、出口のところにエヴァンゲリオンのポスターが貼ってあります。箱根では良く見るものなので、大して気にせず通り過ぎるところでしたが、よく見るとサインがいくつも並んでいました。どうやらガイナックスの皆さんが泊りにきたようなのです。思わずポスターを写真に収めました。

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まずはラリック美術館。ゴールデンウィーク真っ只中でしたが、空いていて、ゆっくりと見学できました。ラリックの手になるガラスの工芸品・美術品が中心の展示です。

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レストランがあって、空いていたので、入りました。外の席にて。5月の箱根はまだ寒いですね。私は寒いのは比較的に大丈夫なので、むしろ涼しむ感じで外の席を楽しみました。コーヒーがおかわり自由なのがいいお店でした。料理も大変美味しくいただきました。表面だけ焼いたサーモンの旨味が非常に印象深かった。

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続いては箱根ガラスの森美術館へ。バスで向かいます。すぐだけど。チケットはラリック美術館で買っていたのでした。2館同時に購入するとお安くなるシステムがこの辺りにはあるのです。

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「奇跡のガラスを産んだ華麗なるバロビィエール一族展」をやっていました。「風にそよぐグラス」というのがすごく良かった。実用的ではありませんが、よくぞこのバランスを保ったという感じでした。

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展示会ではガラス工芸がどのように作られているかの説明とかもあって、参考になりました。

現代ガラス美術館の展示も良かった。ラリック美術館といい、ガラスの森美術館といい、ガラス工芸の美しさに、恥ずかしながら初めて気付いたという次第でした。

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ガラス工芸の良さはもう一つあって、多分ですが、お土産物との親和性が高いというところです。ミュージアムショップでも色々なガラス工芸が販売されていました。あれだけ見たら欲しくなるというものです。昆虫のガラス工芸とか繊細で良かった。私は物欲を抑えて買いませんでした。

バスで戻って、少し歩いて箱根湿生花園へ。

青いケシの花がありました。高原にしか咲かないらしく、貴重なもののようです。

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東屋のところにクマガイソウが見頃の時期を迎えていました。見頃だという標識があって、東屋のところに咲いていると書いてあったのですが、どれがクマガイソウだかわからなかったので、標識を見直してから再度東屋へ。ありましたありました。

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ここの見所は仙石原湿原植生復元区でしょう。良い景色でありました。来てよかったなあ。

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箱根湿生花園の外に、武士の博物館があって、入ろうかと思いましたが、入り口付近に武将姿で鎧をまとった歴女2人が居て、入るをのためらわれ、入らずじまい。まあ今度来た時にしよう。

続いては、星の王子さまミュージアムへ。

星の王子さまを読んだのはいつだったか。高校か大学の時だったと思います。けっ、商業的な施設にしやがってよ、という思いから、今までここを訪れようとしたことはありませんでした。仙石原に来たので、せっかくなので訪れました。

いやー、よかった。

サン・テグジュペリに関する展示があって、大いにその作品世界に浸ることができたのでした。建物の感じもいいですし、中の展示も非常に良かった。第二次世界大戦であえて軍に戻ったのかー。

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ずっと前に買った本が実家にあった気はしたのですが、ブックマーカー付きの岩波書店版の本を買ってしまいました。宝物にしよう。あと、サン・テグジュペリの他の本も読んでみることにしよう。そういえば、高校の時に某A君と某A君が夜間飛行を勧めてくれたっけなあ。懐かしい。

ミュージアムを出て、近くのローソンへ。は、ここは第3新東京市だったのかー!ビールを5本ほど買い込む。

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宿に入る。先に預けていた荷物は事前に部屋に運んでくれているし、部屋まで女中さんが案内してくれるし、という古典的なスタイルのお宿です。まあその分お高いわけなのですが。長谷というシングル向けのお部屋に通される。

温泉に入る。露天風呂だけ温泉ですね。大涌谷に近いからでしょうか、濁り湯です。温度によっては加水はするそうなのですが、それ以外は源泉そのままです。いいお湯でした。硫黄の香りとか、たまりませんでした。

お風呂でてからビールをたらふく飲んで、夕食。これは豪華ですねえ。

この宿はおひとりさま向きです。おひとりさま用の部屋がありますし、食事処も一席一席分かれていますので、のんびりと食事を楽しむことができました。

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担当の方が料理の説明をして下さいます。日本酒の箱根街道をオーダー。白魚の卵とじを点火。と、先に天ぷらが届いたので、天ぷらからいただく。白魚の卵とじは途中で卵を入れて、我ながらふっくらと仕上がりました。美味しかった。

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地元の足柄牛を焼いていただく。うまうま。

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お刺身が残りました。お酒が無くなったので、黒騎士という麦焼酎をロックでいただく。麦チョコのような風味と書いてありましたが、あまりチョコ感はなく、極めて美味しい麦焼酎でありました。

最終日だったのでご飯はお代わりをいただく。ま、まあほら、最終日だしいいかなあと。。。赤だしのお代わりはなかったっぽいのですが、具なしでおまけ?でいただきました。美味しかった。大満足です。

ご飯をお代わりしたせいでしょう、ゲップが続きます。食べすぎのサインです。しばらくしずかにしてから、再びお風呂へ。ここで知ったのですが、このお宿のお風呂のセキュリティボックスは本当に100円取られます。戻ってくるタイプではありませんでした。気をつけましょう。・・・にしてもいいお湯でした。旅客は外国人の方が多いですねえ。国際色豊かでいいことです。

お風呂あがりに再びビールをごくごく。

三たび温泉へ。サン・テグジュペリの「星の王子さま」を読みさしにして。風呂あがりに読み進めて読み切る。いっちゃん最後のところで、かつての読書の記憶が、わっと思い出されました。大人になって、私も色々と忘れてしまっていることが多いのかもしれません。

四たび温泉へ。風呂あがりにビールをいただく。満足満足。

こうして夜は更けていきました。

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