石田衣良『うつくしい子ども』を読みました。
殺人を犯した弟を内在的に理解していこうとする兄。こういうのを書かしたら石田衣良はいいなあ。
今年89冊目。
森絵都『いつかパラソルの下で』
森絵都『いつかパラソルの下で』を読みました。
さすが森絵都である・・・。なんていい小説なのでしょうか。
父親の過去探しが肩透かしになる。いわゆる小説的展開を望んでいるとズルっとなるんだけど、そこでの出会いが非常によい。
今年88冊目。
森絵都『カラフル』
森絵都『カラフル』を読みました。
児童文学の扱いのようですが、大人も十分に読めます。
魂の仮住まいの場所、として自分を見れると、自分とその周りの見え方が違ってくる。生きていると一つの方向に向かっちゃったり、かたくなになったりしてなかなかそうはできないけど。本書を読んで、仮住まいする魂を仮想経験することで、自分を見つめなおすことができればと思うのです。
今年87冊目。
沼田まほかる『九月が永遠に続けば』
沼田まほかる『九月が永遠に続けば』を読みました。
うーん、イマイチ。
今年86冊目。
宮部みゆき『長い長い殺人』
宮部みゆき『長い長い殺人』を読みました。
登場人物のサイフに語らせるというかなりトリッキーな小説。各編が繋がらないようでしっかりと繋がって結末まで導かれます。さすがは宮部みゆきである。
今年85冊目。
江上剛『絆』
江上剛『絆』を読みました。
銀行に、そしてバブルに翻弄される人々の姿が絆を通して描かれます。
面白かった。日本経済の歴史も理解できます。
オススメ。
今年84冊目。
緒方順一+石丸英治『BCP〈事業継続計画〉入門』
緒方順一+石丸英治『BCP〈事業継続計画〉入門』を読みました。
初学者にはいいのでしょうか。あまり参考になるところはありませんでした。
今年83冊目。
紅葉の水元公園
恥じらいのある花
森絵都『風に舞いあがるビニールシート』
森絵都『風に舞いあがるビニールシート』を読みました。
短篇集。良かったです。
表題作など、現代に問いを投げかけるような中身も多く、読後感もよい。
森絵都はしばらく追っかけよう。
オススメ。
今年82冊目。