iPod touch 16GBの購入と所感

 iPod touch 16GBを購入しました。
 

 
 モバイラー(だったっけか?)としては持ってなければなりますまい。
 iPhoneもありましたが、
 
 × 諸般の理由でソフトバンク嫌い(ドコモとauとWILLCOMとイーモバイルは好き)。
 × ドコモのN905iμとWILLCOM03とイーモバイルのUSB端末(D02HW)を持っているので、これ以上通信費増えるのはきつい。
 
 ということで却下。
 iPod touchには8GB/16GB/32GBの3モデルがあります。悩みましたが、8GBだと少しきつい。32GBは多すぎるだろう。ということで真ん中の16GBを選択しました。ヨドバシカメラで購入。1,500円分のiTunesギフトカードが付いていました。ちょいとラッキーでした。
 
 通信環境は以下のものを整備しました。
 
 ・自宅ではどうしようか。無線LAN化しかありますまい。ルータは既にあったので、無線APを購入(BUFFALO IEEE802.11g 無線LAN AirStation ブリッジモデル WLA2-G54C)。
 ・ホットスポットをどうしようか。色々と比較しましたが、以前に退会したWIRELESS GATEに再び加入。やはり安いですからね。ちなみにFREESPOTも仕えます。基本は無料ですし。うちの近所にもありました。
 ・移動中はどうしようか。WILLCOM03をのモデム化で対応することを考えました。ZEROProxyを利用すると、WILLCOM03がモデムになります。PHSなので遅いですが、ニュースの更新ぐらいだったらちょうどよいです。
 (2009/4/12 追記)
 今はCradlePoint PHS300+D02HWで通信環境を構築しております。詳しくはこちら
 
 色々といじっていますが、感想としては以下のような感じです。
 
 □いいところ。一言で言うと「最高のビューア」。
 
 ○ 操作性がいい。タップしたときの感じとかが非常に良くできています。さすがApple。
 ○ 薄い。持ち運びしやすいです。
 ○ さくさく動きます。
 
 ■悪いところ。イマイチなところ。一言で言うと「自由度がない」。
 
 × シングルタスクOSがネック。裏でニュースの更新とかやっておいて欲しいんですが、出来ないんですよね。まあ、マルチタスクにするとシンプルな操作性を阻んでしまうのかもしれませんが。
 × バッテリーの持ちが悪い。薄いから仕方ないかな。
 △ 入力がイマイチ。携帯ライクな入力方法と、ソフトウェアキーボードがあります。思ったよりは入力しやすいんですが、ハードキーボードが欲しいなあ。ということでWILLCOM03は結局手放せません。
 × 外部メディアが使えない。SDカードを指すと、中の写真を読み込んで表示してくれるような機能があると楽しいんですけどね。それやると薄さを損なっちゃうんでしょうが。
 × Appleがアプリを審査するんですよね。アプリの入手はApp Store/iTunes経由になりますし。自由度がないです。“脱獄”する方法はあるようなんですが。
 
 ま、何でもかんでも望むのは良くないので、割り切りで使うのがよいのでしょう。
 
 Podcastが楽しいですね。私はラジオを聴かないのですが、Podcastで好きな番組選んで聴くのは楽しいなあ。坂本真綾「地図と手紙と恋のうた」をまとめ聴きしてしまった。
 写真の保管庫としても使えそうです。Nikon D60で撮った写真を入れておくと、いつでも見ることが出来てよい感じです。
 ライフハックとしては、Evernoteが使えそうです。ローカルに(iPod touch内に)保存する機能もあるんですよね。ネットワーク環境が無いところでもメモを参照できます。
 
 iPhoneだと少し厚くなるし、ソフトバンクにかなりのお金払わないといけないしで、イマイチかと。ホットスポットを活用しつつ、iPod touchを使うのが良いと思います。

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真間山弘法寺の伏姫桜と手児奈霊神堂

 真間山弘法寺に行ってきました
 目的は伏姫桜を見るためです。ホームページを見ると満開との情報がありました。近いですし、これは行くしかありません。
 

 

 
 伏姫桜は満開でした!!
 

 

 

 

 
 他の桜はまだまだでした。
 伏姫桜を見た後は、手児奈霊神堂へ。
 

 

 

 
 ここしばらくは桜で楽しめそうです。
 
 
cf.)
■使用機材
カメラ:Nikon D60
レンズ:TAMRON AF18-270mm F/3.5-6.3 DiIIVC LD Aspherical [IF] ニコン用 AFモーター内蔵 MACRO B003NII

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ネットブック(TOSHIBA NB100/H)を使ってみて

 うーん、パソコン要らないね。
 ネットブック(UMPC)で事足ります。
 
 ちょっと前までは、ノートパソコン買うといったら清水寺から身を投げる覚悟が必要でした。今や4万円かそこらで手に入るんですからねえ。長生きはしてみるものです。
 
 いやはや、であります。

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ネットブック(UMPC)の選択(TOSHIBA NB100/Hの購入)

 TOSHIBA NB100/Hを購入しました。
 

 
 持ち運びできるネットブックを探していて、かなり悩んでこの機種にしました。
 参考までに選択のポイントをレポートします。
 
 ■ネットブック(UMPC)選択のポイント
 ・ポインティングデバイス
 大抵の機種にはタッチパッドが搭載されています。タッチパッドにはボタンが付いています。マウスでいうところの右クリックと左クリック用のボタンです。このボタン、タッチパッドの下に付いていないとおかしいのです。操作がしづらくなります。ネットブックではサイズを小さくするために、タッチパッドの脇にボタンをつけている機種があります。これは使いにくい。あり得ません。ということで、いろいろな機種が選択肢から除外されていきました。
 実は、EeePCのどれかを買おうとしていたのです。ちゃんとタッチパッドの下にボタンがあるし。いろいろと触ったのですが・・・ボタンが固すぎます!!これではクリックできません。なんであんなに固いんでしょうか。よくみんな使っているなあ。タッチパッドもスクロール機能が無いみたいでした。あまりに不便だったので却下となりました。
 
 ・キーボード
 キーボードは重要です。DellのInspiron Mini 9はいかんせんキーボード右側が狭すぎ!オンラインで購入し、英語キーボードに換装する手もありましたが、英語キーボードに慣れちゃうと会社で苦労してしまうので、却下となりました。よかったのがレノボのIdeaPadです。キーボードに関していうとNo.1ではないでしょうか。テキスト入力重視の方にお勧めです。
 
 ・大きさと重さ
 レノボのIdeaPadが良かったのですが、いかんせん重い。バッテリーを搭載して1.38kgはあり得ないです。重すぎます。1kg前後が限界でしょうね。あと、IdeaPadは少し大きいのと、中途半端な画面解像度が気になり、却下となりました。
 
 以上のポイントを検討した結果、意外にもTOSHIBAのNB100が残ったのです。天板のTOSHIBAロゴが大きすぎていまいち好きになれなかったのですが、よく見てみると悪くは無い。大きさも私の求めるサイズでした。小さくてかわいらしい。持ち運びしやすそう。
 続いて悩んだのが、NB100のHDDモデルかSSDモデルか、という点です。SSDがいいなーと思っていたのですが、NB100のSSD版はなぜかOSがWindows Vistaになっちゃうんですよね。XPだったら迷うこと無かったのに。考えてみるに、写真撮って写真の置き場として使うし、ほかのOS入れたりいろいろなソフト入れたりして遊ぶときにも大容量のほうがよかろうということで、HDD版にしました。安かったし。
 
 今もイーモバイルとつなげて書いています。快適快適。
 使用感などは随時レポートします。

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香西秀信『論より詭弁 反論理的思考のすすめ』

 香西秀信『論より詭弁 反論理的思考のすすめ』を読みました。
 
 
 
 「われわれは大抵の場合、偏った力関係の中で議論する」(p.14)
 
 力ある人を論破することはできません。しかし、レトリック(詭弁)を使って説得することはできます。そもそも言葉で何かを表現することは詭弁なのです。言葉はシーケンシャルだからです。両性を指すときに、男女というのか女男というのか。隣国の関係を指すときに、日韓というのか韓日というのか。両方を一緒には表現できないのです。リチャード・ウィーバーの言葉が引用されています。
 
 「われわれが言葉を発するやいなや、われわれは聞き手に世界を、あるいはその一部を、われわれと同じように見るようにしむけているのである」(p.50)
 
 あと参考になったのは立証責任を負わないようにすることです。「議論においては、責めるよりも守る方がはるかに難しい」(p.174)からです。「君はあのくだらない本を読んだのか」と言われたときの回答は、「私はあの本がくだらないとは思いません」ではないのです。そう回答してしまうと、その本がくだらなくない理由を述べる責任が自分に来てしまうからです。正しい回答は「あの本のどこがくだらないのですか」です。そうすると、くだらないことの立証責任が相手に行くのです。あとは相手の議論を責めていけばよろしい。
 
 今年22冊目。

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朝日新聞「ロストジェネレーション」取材班『ロストジェネレーション さまよう2000万人』

 朝日新聞「ロストジェネレーション」取材班『ロストジェネレーション さまよう2000万人』を読みました。
 
 
 
 「ロストジェネレーション」=「さまよう世代」(p.3)です。1970年代初頭から80年代初めにかけて生まれた世代で、約2000万人います。かくいう私もちょうどその年代です。
 
 「『総中流から格差社会へ』という日本社会の根源的な変化こそが、ロストジェネレーションを生み出した母体であった。」(p.189)
 
 学校を卒業して社会に出たとき、戦後最長の経済停滞が彼ら彼女らを待ち構えていました。雇用は不安定化し、正社員になれないままに歳を重ねる人も居ます。生き方のモデルも無いままに、「ロスト」=「さまよう」姿がレポートされます。
 どうすれば問題は解決するのでしょうか。
 ・非正規社員から正社員になれる仕組みを作る(固定化しない)。
 ・新たな雇用を作り出す。
 ・職務給を導入して特定の世代だけが損をしないようにする。
 といった議論が紹介されていますが、どれも実現は困難でしょう。そんな中でも、政治を志したり、NPO等の社会的企業を興したり、運動をしたりする人々の姿が紹介されています。人と人とのつながりの中にこそ、新たな道は見出されうるということでしょうか。
 
 今年21冊目。

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山田ズーニー『あなたの話はなぜ「通じない」のか』

 山田ズーニー『あなたの話はなぜ「通じない」のか』を読みました。
 

 
 山田ズーニー 『伝わる・揺さぶる!文章を書く』のコミュニケーション技術版です。「空間軸」「時間軸」「人の軸」で視野を広げていく考え方など、これまた非常に参考になる本です。
 オススメ。
 
 今年19冊目。

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