島崎藤村『千曲川のスケッチ』を読みました。
先日、小諸に行きまして島崎藤村が住んだ家の後を見学したりしました。
その旅行の帰りに読んだ一冊。藤村が小諸に住んでいた頃のエッセイ集です。
今年26冊目。
日常を楽しんで。他者に寛容でいて。
塩谷舞『ここじゃない世界に行きたかった』を読みました。
もともと「バズライター」だったそうで、そのときの話が興味深いものでした。ネットの記事を見て怒ったり、逆に支持したりするわけなのですが、それって実は巧みにコントロールされています。考えるとか、自分の意見を言うとか、そういうのには慎重であるべきだなあと思いました。
今後のお仕事に期待。
今年3冊目。
※図書館で借りた本
なち『ひっそり暮らし』を読みました。
食費一ヶ月一万円はすごいな!と思いました。
食事の紹介ページもあって、参考になります。朝食をコールドミールにする、というのはいいかもしれません。でもやっぱりスープや味噌汁は飲みたくなるんですよねえ。ワンプレートのコールドミールはしかし美味しそうだったので、こんどやってみよう。
今年42冊目。
※図書館で借りた本。
キム・スヒョン『私は私のままで生きることにした』を読みました。
立ち止まって読むべき本。自分自身にもっと目を向けよう。
「資本主義の最大の悲劇は、お金に換算できない才能を無価値とみなすこと」(p.119)
今年49冊目。
※図書館で借りた本。
東海林さだお『偉いぞ!立ち食いそば』を読みました。
エッセイ集。
富士そばの全制覇の顛末にはがっくり来てしまいましたが、緩さが本書のウリなのでしょう。
合間合間のマンガがなかなか面白いです。
東海林さだおの本は初めて読みましたが、かなりのエッセイ臭が出ている。ちょいちょい読んでみることにしよう。
今年44冊目。
※図書館で借りた本
思い出したことがあったので、書いておきます。
子供の頃の話です。
教育コンテンツ販売会社の営業の方が、自宅に訪問販売に来ました。小学生か中学生の頃でしたかね。良さそうな教育コンテンツだったので、最終的には購入して、それで勉強したのでありました。リング式のバインダーと、バインダーに挟むテキストと問題集みたいな形だったと思います。
買うかどうかを決めるときに、訪問販売員の方が、私と母親のみを玄関先に残し、庭先でタバコを吸っていた姿をよく覚えています。最終的に決めるときは、客に決めてもらうしか無いわけで、余計な営業してもしょうがないですからね。今の私にはよくわかります。
忘れられないのは、何らかのタイミングで訪問販売の方が言った言葉です。曰く、
「子供の頃は2つのことを同時にできるのです。大人になると出来ないのです。」
とのこと。
これは、当時の私の心をキャッチしました。
というのも、マンガやアニメとかで、よくあるじゃないですか、授業中に考え事をしていて、先生に回答者として当てられて、「わかりません!」と答えるみたいなシーン。
当時の私にはこれがさっぱりわかりませんでした。
たとえ考え事をしていたとしても、先生が何を言っているのかはリアルタイムで把握できていたものです。
あ、ちなみに、私は頭が良くはありません。
高校生の時に数学で0点を取りました。今も2桁計算には計算機を使うくらいです。
が、訪問販売員の方が言ったことは、当時の私の悩み?にフィットしたものです。
たとえ授業中に考え事をしていても、先生の言っていることはわかりました。
同時に2つのことをおさえていたものであります。
最近は40歳を超えたからか、全くもって2つのことを同時に把握できなくなりました!
仕事上、時として打ち合わせとかで、どーでもいい内容が話されていたりするでしょう。そういうときに、別のことを”内職”していた場合、他のことは把握できなくなりました。
30代前半までは、そこそこ出来ていたと思います。
お客様と打ち合わせをし、喧々諤々の議論をしながら、自社の決裁文書を作成していたりしたものです。若い頃は2つのことを同時に成立させていたものでした。
が、今はもうできなくなりました・・・。
思い出します。
「子供の頃は2つのことを同時にできるのです。大人になると出来ないのです。」
そうなのです。
残念ながら、私は”大人”になってしまいました。
最近では、重要な打ち合わせのときはパソコンを持っていかないとか、持っていったとしてもノートパソコンをぱたんと閉じておくとか、そういうやり方で、一つのことに集中するようにしています。
こういうの、皆さん経験無いですかねえ。
“まいこめまいこめおいなりさんだよ まいこめまいこめおいなりさん”
と子供が囃し立てながら、地域の皆さんにお金をいただくイベントが私の地元にありました。
稲荷信仰の一つなのかなあ。
唐突に思い出したので、書いておくことにしました。
私は確か中学三年生のときは受験で参加しなかったような。
中学三年生が参加できる最終年でしたねたしか。あれ、でも2,3回しか参加したことがないなあ。中学生限定の地域のイベントだったのかもしれません。・・・でも子供も居た気がするなあ。私が中学三年生だった次の年か、その次の年からか、お金を巻き上げるイベントだったので(笑)、無くなったのでありました。これまた確か。
坂本真綾『満腹論』を読みました。
面白いし考えさせられるし、なかなかの名エッセイだと思います。
仕事に対する真摯な姿勢に、身の引き締まる思いがしました。
笑える話も多いので、外出中に読む場合は注意が必要です。
オススメ。
今年9冊目。
東田直樹『自閉症の僕が跳びはねる理由―会話のできない中学生がつづる内なる心』を読みました。
自閉症の東田直樹さんが、自らに起こる症状(と言っていいのかしら)を自らの言葉で語ります。
平易な言葉で書かれており、非常によくわかります。
大学でお世話になった先生に勧められた本。私も皆様にオススメです。
今年42冊目。
坂本真綾『from everywhere.』を読みました。
坂本真綾のエッセイです。
彼女が欧州を旅行した際の日記です。オススメ。
今年29冊目。