ミニマリストしぶ『手ぶらで生きる。見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法』

ミニマリストしぶ『手ぶらで生きる。見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法』を読みました。

ブログをちょくちょく拝見しております。
シンプルとミニマムの違いの説明が興味深かった。ミニマリズムの本質は強調だとのこと。自分の強調するポイントはなにかを探し、それを強調するためのに他のものを削ぎ落とす、それがミニマリズムなのでしょう。

なりきれていないけど、目指すべきはそこだなー。何にフォーカスするか、考えていこう。

今年29冊目。
※図書館で借りた本。

エドガー フォイヒトヴァンガー『隣人ヒトラー: あるユダヤ人少年の回想』

エドガー フォイヒトヴァンガー『隣人ヒトラー: あるユダヤ人少年の回想』を読みました。

後に歴史家となる、ヒトラーの家の前に住んでいた少年の回想録です。
無茶苦茶に面白い!ヒトラーとナチスがどのように支持を広げ政権を取っていったか、人々はそれをどのように受け止めたのか、というのが両親や親戚、友人たちとのやり取りから浮かび上がってきます。

最後のシーンは鳥肌が立ってしまいました。
歴史好きには強くおすすめしますし、こういうのはいつ何時も起こりうるので、今も今後も読みつがれていくべき本でしょう。

今年28冊目。
※図書館で借りた本。

山崎圭一『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』

山崎圭一『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』を読みました。

キャッチーなタイトルですが、確かにわかりやすいです。
これはオススメ。
とはいえ、世界史は範囲が広いので、一回読んだだけでは覚えきれません。何度も読むことにしよう。Kindle版を買ったので、いつでも読み返せるのがいいところ。

今年26冊目。

史跡足利学校『論語抄』

史跡足利学校『論語抄』を読みました。
史跡足利学校で100円!で販売されている論語の抄録本です。

須永美知夫編で、松本純美代揮毫です。須永さんの通釈がわかりやすく、理解が進みました。今まで論語は積極的には学んできませんでしたが、名言集として自身を振り返るに結構良かったです。

一言で、生涯を通じて行動する際に心がけるべきことは「恕(思いやり)」であり、「己の欲せざる所、人に施すこと勿れ」とのことでした。覚えておくべし。

今年25冊目。

菅野昭正(編)『九鬼周造随筆集』

菅野昭正(編)『九鬼周造随筆集』を読みました。

前に鷲田清一さんの九鬼周造講義を受けたことがあって、それ以来興味を持っているのです。久々の再読。一部にナショナリスティックなのがありますが、「祇園の枝垂桜」はやっぱりいい文章ですねえ。ベルグソンらとの交流についても興味深い。「偶然と運命」は九鬼哲学への入門になりましょうか。

いまは岩波文庫でだいぶ出版されているんですね。『人間と実存』から読んでみるか。

今年24冊目。
※図書館で借りた本。