2008年も、もう終わり

・高校時代の友人達との会合
・お寺に集結するいつもの年末定例会(15年になります)
 
を無事終えて、今は実家であります。
ブログの整理も終わったし、今年は仕事は無いし、あとは紅白観るだけだな!!
あと、年明けは、さだまさし観ないとな。
 
年賀状出し忘れました。すいません。追って出します。
 
それでは皆様よいお年をー。

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私の本棚(厳選)(Ver.3.0)

【旧版。最新は「私の本棚(厳選)(Ver.4.0)」】
 
私の本棚(厳選)です。テーマ毎に厳選に次ぐ厳選。
 
大学時代にお世話になった方が、“自分でブックリストを作るといいよー”と言っていたのを思い出し、ちょこちょこと作っています。
 
IT関連、沖縄、経営関連は別(予定)。
リンク張ってないのはブログで紹介してないもの。
本の整理しながら作っていくので、完成はいつになることやら。
 
作成日は忘れたー。
2008/04/01更新。
2008/12/31更新。

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私の本棚(2008年)

私の本棚。2008年。
103冊かな。
 
2008年に読んだベスト本は以下の通りです。
種別ごとに書きます。
 
■新書
(ベスト)
謝花直美『証言 沖縄「集団自決」』
 
(次点)
山口二郎『若者のための政治マニュアル』
上川あや『変えてゆく勇気-「性同一性障害」の私から』
今橋映子『フォト・リテラシー 報道写真と読む倫理』
西山太吉『沖縄密約 「情報犯罪」と日米同盟』
橘木俊詔『格差社会 何が問題なのか』
堤未果『ルポ 貧困大国アメリカ 』
村井吉敬『エビと日本人Ⅱ』
きだみのる『気違い部落周遊紀行』
山谷哲夫『じゃぱゆきさん』
 
(総評)
新書は名著多すぎ!!うれしい悲鳴です。
上に上げたものはすべて「私の本棚(厳選)」、あるいは「沖縄文献集」に載せます。
優劣付けられず、どれをベストにしても良かったのですが、時代が時代なので謝花直美『証言 沖縄「集団自決」』にしました。
 
■単行本
(ベスト)
明田川融『沖縄基地問題の歴史 非武の島、戦の島』
 
(次点)
小熊英二『単一民族神話の起源』
NHKスペシャル『ワーキングプア』取材班編『ワーキングプア 解決への道』
NHKスペシャル『ワーキングプア』取材班編『ワーキングプア 日本を蝕む病』
ジョゼット・シーラン+菊川怜『NHK 未来への提言 ジョゼット・シーラン カップ1杯の給食が子どもを救う』
 
(総評)
新書に引き続き、単行本のベストも沖縄関連。
これまた優劣付けがたかったのですが、お世話になった人の本が優先でしょう。
小熊はずっと持っていたのですがやっと読んだ本。噂にたがわない名著でした。
 
■小説
(ベスト)
目取真俊『虹の鳥』
 
(次点)
田中芳樹 『銀河英雄伝説』
小林多喜二『蟹工船 一九二八・三・一五』
 
(総評)
目取真俊『虹の鳥』の“怒り”に衝撃を受け、ベストにしました。
銀英伝はやっと終わりました。素晴らしい小説。
小林多喜二『蟹工船』は、これほど売れるとは思わなかったなあ。普通に平積みされてますからねえ。
 
ということで、ここまでのベストはいずれも沖縄関連書になりました。
 
■文庫
(ベスト)
ランス・アームストロング『ただマイヨ・ジョーヌのためでなく』
 
(次点)
鎌田慧『自動車絶望工場 ある季節工の手記』
藤本由香里『私の居場所はどこにあるの?少女マンガが映す心のかたち』
 
(総評)
ランスの本は挙げておかねばなりますまい。
鎌田慧『自動車絶望工場』は、今の時代だからこそ読むべき本。“あー、やっぱり”って思います。
 
いい本たくさん読めてよかったよかった。

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目取真俊『虹の鳥』

目取真俊『虹の鳥』を読みました。
 

 
暴力暴力暴力。
暴力描写に溢れる小説。
 
明田川融『沖縄基地問題の歴史 非武の島、戦の島』に取り上げられていて、本書の存在を知りました。
本書が引用され、論じられているので、詳しくはそちらをどうぞ。
 
ここでは、本のある箇所を引用して紹介しておきたいと思います。
明田川前掲書にも引用されています)
それ以外は何も言いますまい。
 
「アメリカーに小学生が強姦された」(p.189)という、米兵による少女暴行事件が起こり、沖縄で大規模な集会が開かれます。
テレビで実況中継されています。
八万五千人集まる中で、「真面目そうで清潔な感じを与える」(p.190)少女が壇上に立ち、人々に訴えかけます。それを見ていた比嘉が言います。
 
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「吊してやればいいんだよ。米兵の子どもをさらって、裸にして、五十八号線のヤシの木に針金で吊してやればいい」
 ふいに比嘉が口を開いた。
「本気で米軍を叩き出そうと思うんならな」
 松田が大声で笑い出した。体をよじり、止めようにも止められないというように笑い続ける松田を、小柄な少女がきょとんとした表情で見ている。
 そうなのだ。カツヤは胸の中でつぶやいた。比嘉の言う通りだった。それ以外に方法などなかった。八万五千の人々に訴えている少女の姿は美しかった。だが、必要なのはもっと醜いものだと思った。少女を暴行した三名の米兵たちの醜さに釣り合うような。
 
(p.190-191)
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今年103冊目。

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明田川融『沖縄基地問題の歴史 非武の島、戦の島』

明田川融『沖縄基地問題の歴史 非武の島、戦の島』を読みました。
 

 
以前紹介した明田川融さんの本。
「通史ではない」と書いてあります。沖縄基地で“問題”となっている点に着目して、外交文書から沖縄の人々の発言・行動までを、広範に取り上げて議論している歴史研究書です。
 
とはいえ、通史をよく知らない私のような素人には少しわかりにくい。研究書なので仕方ないんですが、後ろに年表を付けていただけるとありがたかったです。著者もそうですが、編集者は少し考えてほしかったところ。
 
とはいえ、沖縄を考えるに必読書であることには間違いありません。
文章の記述自体は平易で誰にでも読めますので、強くオススメします。
 
本書の最後の方で、目取真俊『虹の鳥』が引用されています。読んで衝撃を受けましたが、その件については改めて
 
今年102冊目。

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ドキュメンタリー一覧(2008/12)

2008/12に観たドキュメンタリー。46編。
 
ラフに雑感を記しています。
敬称略。
 
今月は医療問題が多く取り上げられていた気がします。
ディスカッションベースの、
 
NHKスペシャル「医療再建 医師の偏在 どう解決するか」(2008/12/21放送)
 
を挙げておきましょう。
今起きている、妊婦のたらいまわしなんてありえない。急ぎ取り組むべき問題です。
 
医療問題のドキュメンタリー以外では以下のものがよかったかな。
 
NHK ETV特集「新しい文化「フィギュア」の出現 ~プラモデルから美少女へ~」(2008/11/30放送)
NHK ETVワイド ともに生きる「【大阪発】こんな福祉番組が見たいねん!-きらっと改革委員会・発展編-」(2008/12/6放送)
NHKスペシャル「あなたは死刑を言い渡せますか ~ドキュメント裁判員法廷~」(2008/12/6放送)

 
今年の半ばからドキュメンタリーを見始めたのですが、視野が広がりました。
来年も見ていこう。

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田中芳樹『銀河英雄伝説外伝(2) ユリアンのイゼルローン日記』

田中芳樹『銀河英雄伝説外伝(2) ユリアンのイゼルローン日記』を読みました。
 

 
サブタイトルどおり、ユリアンの日記です。
同盟軍、ヤンを支えたイゼルローンの人々を描いています。
 
今年101冊目。

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神田を少し歩く

昨日は完全ダウンしておりました。
起き上がれない感じ。
 
十二分に寝たので、今日は少し歩き回ってみました。
なんとなくの気分で神田にしました。
 
神田明神。
年明けてから行くと、かなりの大混雑です。今日はガラガラでした(当たり前だ)。
年明けだと撮れない写真でしょう。人がいない初詣の神田明神。
 

 

 
湯島聖堂。
なぜか中には入れませんでした。扉が閉まってました。なんでだろう。
写真は湯島聖堂脇の昌平坂です。
 

 
秋葉原のほうに歩いていって、橋見上げて取ってみました。
 

 
明日は実家に帰る予定です。
 
 
cf.)
■使用機材
カメラ:Nikon D60
レンズ:TAMRON AF18-270mm F/3.5-6.3 DiIIVC LD Aspherical [IF] ニコン用 AFモーター内蔵 MACRO B003NII

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