石渡嶺司/大沢仁『就活のバカヤロー 企業・大学・学生が演じる茶番劇』を読みました。
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採用活動に少し携わっているので、興味深く読みました。
学歴についても率直に書いてあります。
それにしても採用活動に「茶番劇」の面があるのは否めません。どうにかしたいところだ。
ちなみに私はいつも、
・好奇心を持っているか
・何かするときに、自分なりに工夫できるか
・何かするときに、他人を巻き込めるか
を、具体的に聞いて判断しています。
いずれも仕事をする上で、基本となるものだからです。
今年100冊目。
暖冬にも程がある
12/21(日)はシャツで十分な暖かさでした。
晴れててよかったんですが。
所用で行った市ヶ谷駅にて。
その後は別の所用で東京駅へ。今日は八重洲口です。
まだ秋の気配が残っていました。
八重洲口から見た丸ビル。
東京駅は改修が進んでいました。
ミニミニ風力発電機?がありました。
望遠で道の反対側から撮っています。
それにしても、暖冬にも程があります。
寝巻きも春秋用のものを出してきて着ております。
こんなの初めてだ。異常気象だなあ。
cf.)
■使用機材
カメラ:Nikon D60
レンズ:TAMRON AF18-270mm F/3.5-6.3 DiIIVC LD Aspherical [IF] ニコン用 AFモーター内蔵 MACRO B003NII
東京駅を撮る
東京駅周辺を歩いて写真を撮ってみました。
東京中央郵便局。
残念ながら建て替えられてしまいます。外壁は残すとかいう話ですが、どうなることやら。
近代建築はなるたけ残してほしいなあ。
新丸ビル。
旧丸ビルも撮りたかったなあ。
江戸城に足を向ける。
眼が怖いよー。
上の写真を撮るためにISO感度を800にしてシャッタースピードを上げました。
で、ISO感度を戻すのをすっかり忘れてしまいました・・・。
ISO感度のチェックを忘れちゃうんですよね。うーん、まだまだだなあ。
ってことで、以降の写真のしばらくはISO800です。
なぜかダイワハウス。
あぶない!!ぶつかるよ!!
なーんてね。
江戸城。
ちなみに、江戸城の周りを走っている人々がかなりの数居ましたね。
夕暮れの東京タワー。
これは東京駅と大丸です。
大丸は新しいビルに映ったので、この風景はいずれ見ることが出来なくなるでしょう。
夜。
この写真は意図的にISO感度を800まで上げました。
三脚持ち歩くのはめんどいので、ISO感度上げて撮っちゃいます。
晴れてよかったな。
cf.)
■使用機材
カメラ:Nikon D60
レンズ:TAMRON AF18-270mm F/3.5-6.3 DiIIVC LD Aspherical [IF] ニコン用 AFモーター内蔵 MACRO B003NII
ガルブレイス『大暴落1929』
ガルブレイス『大暴落1929』を読みました。
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1929の大暴落を描いた名著。
物語調なので、素人にも普通に読むことが出来ます。
結構辛辣に書かれています。
アフォリズムも盛りだくさん。参考になります。
オススメ。
これまた私の本棚(厳選)行きだなあ。
今年99冊目。
てもみん
今日は仕事を早く切り上げて、“てもみん”へ。
久しぶりでした。
20分のコース。
だいぶこっているようです。
うーん。確かに肩こりと肩甲骨の辺りの痛みが結構ある。
しばらく通うかなあ。
帰りに近くの薬店でキューピーコーワiを購入。
効果あるかわからないが、しばらくは飲んでみよう。
山口二郎『若者のための政治マニュアル』
山口二郎『若者のための政治マニュアル』を読みました。
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10個の“ルール”が掲げられ、若い人々へ政治のスキルを提示しようとしています。
とはいえ、論述は若い人向けではなく、普通に書かれていますので、老若男女すべてに薦められる本です。
10個の“ルール”はいずれも重要です。
興味深かったのは、「社会的包摂(しゃかいてきほうせつ)(social inclusion)」の概念。
「どのような形であれ、人間が社会の一員として居場所を確保し、他者からも認められる状態」(p.28)
をあらわす、最近の政治学のタームであります。
逆は「社会的排除(social exclusion)」と言います。人間の居場所をいかに確保して、「社会的包摂」状態を保っていくか。それこそが社会の安定の基盤を成すのです。
「ルール8 本当の敵を見つけよう、仲間内のいがみ合いをすれば喜ぶやつが必ずいる」も重要。
「政治における対立軸とは何か」(p.150)。
歴史的には、自由と平等が基本的な対立軸であって、右派が自由志向、左派が平等志向でありました(ボッビオ)。右派でも富の再配分を行う政策をしたりして、左右の差異があいまいになったりしましたが、富のヒエラルキーが生まれ、ヒエラルキーを正当化する立場と平等を目指す立場との間で新たな対立が生まれています。
この本の興味深いところは、この「対立軸」の概念によって小泉純一郎元首相による「偽りの対立軸」を明らかにしているところです。
小泉氏は(というかメディアもこぞって)、官と民と対立軸にしました。官と民とが対置していれば、経営者も正社員も非正規社員も同じ民の側になります。郵政省(当時)の官僚や族議員などの官の人たちを敵にし、問題化し、構造改革だーと言ってておけば、民の側の問題(貧富の格差等)は問題になることはないのです。だからこそ、格差を広げるような政策が実行されていたのに、小泉首相の時代に格差が問題になることはなかったのです。しかも自らの政策を「構造改革」と言った。非常に耳に心地よい言葉でありますが、実態を見てみないといけない。結局は新自由主義に則り、一部の人々のみを利する政策であったのです。
対立軸を間違うと、問題を見失います。
意図的に偽りの対立軸は作られうるものです。気をつけていかないとなりません。
最近では、早稲田大教授の鈴木宏昌氏が東京新聞で以下のように述べていました。
(2008/12/12 朝刊9面より)
「問題なのは正社員と非正社員の格差がありすぎること」
「最低賃金が低すぎることや組合が正社員のものになりがちだったことが格差を広げた要因で、是正する必要がある」
これは間違いです。
問題は非正社員の存在だからです。
規制を緩和した政府や、自らの職を辞することなく非正規社員切りする経営者こそが本当の敵なのです。正社員対非正社員という偽りの対立軸が生まれかねない言説です。危険危険。対抗しましょう。
いい“メガネ”を手にした感じ。
これも私の本棚(厳選)行きだなあ。厳選できてないなあ。まあいいけど。
そういえば、このあいだ北大に行ったときに、著者の山口二郎氏とすれ違いました。私が学生のころは新進気鋭の学者という感じでしたが、年取りましたねー。私も年取ってますけど。
今年98冊目。
谷原誠『弁護士が教える気弱なあなたの交渉術』
NHKスペシャル『ワーキングプア』取材班編『ワーキングプア解決への道』
NHKスペシャル『ワーキングプア』取材班編『ワーキングプア解決への道』を読みました。
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『ワーキングプア日本を蝕む病』の続編。
韓国、米国、英国、そして日本におけるワーキングプア問題の現状と、解決に向けた取り組みを描いています。
韓国もやばいですね。
大卒で正社員として就職できる人は半数以下(48%)ですよ!!(p.26-27より)
英国の取り組みが興味深いのでご紹介。
「コネクションズ」という若者支援の仕組み。待つだけではなく、相談員が町中で若者に声をかけ、就職の斡旋を行っています。関連する機関が連携しており、職業訓練にうまく民間企業を巻き込んでいる。訓練中も賃金が支払われるのです。日本は職業訓練校が訓練するので、賃金が支払われず、訓練を続けられなくなることが多いのです。
「シュアスタート」というのも上手くできている。産まれてくる子供と親のサポートが行われています。「チャイルドトラストファンド」という口座が国から贈られるのですが、子供が18歳になるまで引き出せません。親の使い込みを防ぐおもしろい仕組みです。
本書の中で、内橋克人氏が言っていますが、日本では、社会保障については会社が大きな役割を負ってきました。しかし、いわゆるグローバル化が進む中、会社を中心とする共同体が崩れます。社会に会社に代わるような社会保障を支える仕組みはなく、個人は個人として、社会に放り出されることになってしまったのです。
解決策を考えるに参考になる本。オススメ。
今年96冊目。
吉見俊哉『万博幻想 -戦後政治の呪縛』
吉見俊哉『万博幻想 -戦後政治の呪縛』を読みました。
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大阪万博、沖縄海洋博、つくば万博、愛知万博の4つの博覧会を取り上げ、博覧会を巡る政治を論じた本。万博はそもそもは「地方の行政システムが、中央の官僚システムと補助金、そして多数の大企業を巻き込んで地域のインフラを整備し、開発の基礎を固めていく重要な「動員」の仕掛け」(p.178)でありながらも、徐々に市民参加が広がってきた歴史が明らかになります。
吉見氏は愛知万博に委員として関わったので、愛知万博の記述が一番充実していました。
しかし、吉見氏がなぜに反対運動の側に立たなかったのかがよくわからない。運動の側に立って、博覧会の政治を見つめていってもよかったはずであります。高畠通敏の議論を持ち出すまでもなく、市民参加の広がりの中で、そういう知識人のあり方こそが求められているのではないでしょうか。
今年95冊目。
鎌倉・北鎌倉を歩く
土日連続で鎌倉でした(おいおい)。
深酒したために朝起きるのが遅くなりました。さらに洗濯もあったので、出発は11時過ぎになりました。
作戦を考えて、まずはドトールへ。
ミラノサンドAセットを購入し、電車に乗る。グリーンであれば社内で普通に食事できます。お昼を済ませてしまってから、鎌倉を歩き回ろうという魂胆であります。鎌倉の食を楽しめませんが、止むなしです。
車中にて、今日は北鎌倉に行くことに決定。
あまり商売じみていない街の感じが好きなのです。
北鎌倉に着いたのが12時半過ぎくらい。駅の近くのお寺から回ってみました。
これが大正解だったわけです。ま、それについては後で。
円覚寺。
入り口から、紅葉が大変美しかった。
紅葉以外も美しい。
富士山です。
東慶寺。
女性の駆け込み寺として有名であります。
イチョウのジュータンが大変美しゅうございました。
浄智寺。
ここの紅葉はおもしろいです。
一本の木でグラデーションになっているんです。陽の当たり具合でこうなるのかなあ。変わった紅葉を見てみたい人は是非。
明月院。
アジサイ寺として有名ですが、紅葉も良かったです。
次回は梅雨時に来てみよう。
奥の庭園は500円取られます。高いよ。
しかしながら、いい写真をたくさん撮ることが出来ました。
この地蔵はかわいい。
これは今回のベストショットかな。
緑と赤のコントラストが素晴らしい。自然に重なっていました。偽造してないよ(笑)。
望遠で撮ったので、周りがぼけていて非常にいい感じ。気に入りました。
最後は建長寺。
鎌倉五山中一位。
途中で紫いもソフトクリームを食す。うまい。寒いけど。
喫茶店や甘味処が並んでいるので、落ちついて休憩したいところでしたが時間がなかったのであきらめました。
建長寺です。
建長寺を奥にどんどん歩いていくと、石段が続く場所に出ます。延々登っていくと半僧坊があります。半僧坊大権現が祭られています。
ここは何がいいって、景色がいい。
海や富士山を眺めることが出来ます。
そしてなーんと、ここに着いたのがちょうど日没時だったのです。
ふっふっふ。このタイミングの良さ!
たくさん写真撮っちゃいましたよ!
富士山!!
海。
そして沈む夕日。
いやー、良かった良かった。
ありがとう鎌倉。
cf.)
■使用機材
カメラ:Nikon D60
レンズ:TAMRON AF18-270mm F/3.5-6.3 DiIIVC LD Aspherical [IF] ニコン用 AFモーター内蔵 MACRO B003NII
