でしたー。
うーん、RFP(提案依頼)出すのはいいんだけど、対応している人の身にもなってほしいなあ。
もうちょっと時間くれって感じです。
田中長徳『カメラは知的な遊びなのだ。』
吉田秋生 監修『海街diary すずちゃんの鎌倉さんぽ』
藤本由香里『私の居場所はどこにあるの? 少女マンガが映す心のかたち』
藤本由香里『私の居場所はどこにあるの? 少女マンガが映す心のかたち』を読みました。
1998年に出版された本の文庫化。
知らなかったなー。これも名著ですな。
少女マンガを中心に、現在までのその変容を描き出します。
“性”も取り扱っており、マンガも載っているので、満員電車の中で読むのはやや恥ずかしい・・・。
ま、気にせず読みましょう。
少女マンガとそれ以外とを対立的にとらえる傾向が少しあるような気がします。
最後にエヴァンゲリオンとの比較がありますが、最近の少女マンガと比較し、「両者には決定的な違いがある」(p.432)として論を進めます。エヴァ知っている人からすると、ここのロジックは無理がありあり。違いを強調しすぎているような、少女マンガの独自性を訴えすぎているような傾向が気になります。
私の知らない漫画家もたくさん出てきます。
マンガも読まないとなあと反省することしきりです。
今年73冊目。
『マクロスF(フロンティア)O・S・T・2 娘トラ。』
今橋映子『フォト・リテラシー 報道写真と読む倫理』
総ガラス瓶のラムネ
今日の東京新聞を見てびっくり。
総ガラス瓶のラムネは珍しいらしい。
私のサイクリングコースのひとつに柴又があります。
江戸川を少し上ると柴又なので、土日によく行きます。
帝釈天出てすぐのところにラムネが売っていまして、よく買って飲むのです。
言われてみれば、飲み口のところもガラスだったな。
これがいまや珍しいらしい。総ガラス瓶は生産されていないので、回収して使っているらしい。
うーん、まったく意識してなかったな。
今度行ったときには、忘れずに写真を撮ることにしよう。
澤地久枝『火はわが胸中にあり 忘れられた近衛兵士の叛乱 竹橋事件』
吉田秋生『海街diary2 真昼の月』
横浜トリエンナーレ2008
現代美術の展覧会、横浜トリエンナーレ2008に行ってきました。
横浜の馬車道駅には、横浜トリエンナーレ2008の横断幕が掲げてあります。
改札出たところに入場チケット販売所もあるので、早めに買っておくが吉でしょうね。
駅から出ると、道には横浜トリエンナーレの幟が掲げられています。
てくてく歩いて、メイン会場のひとつである新港ピアに到着。
なぜか知りませんが、横浜トリエンナーレは写真撮り放題です。
作品の写真も撮れちゃいます。いいのかなー。
ちょっと疑問だったので、舞台裏を撮るにとどめました。なんだかこれも作品のような感じ。
新港ピアを出た後は、横浜赤レンガ倉庫1号館へ。
途中に海上保安庁がありまして、しきしまが係留されていました。プルトニウム運搬船護衛用の巡視船ですな。
隣には海上保安資料館横浜館があり、北朝鮮の工作船が展示されています。
工作船に対する攻撃を正当防衛とするビデオが流されており、海上保安庁の涙ぐましい努力が笑いを誘います。なんで工作船ごときでわざわざ資料館建てるかなーと思いましたが、組織の正当性を訴えるに最適の事例なんでしょうね。
ここで少し休憩。
横浜赤レンガ倉庫1号館は昔の映像作品と大き目のインスタレーションが中心でした。
その後は日本郵船海岸通倉庫 (BankART Studio NYK)へ。
途中に横浜税関があり、展示スペースがあったので立ち寄る。
妙にキャラクターがかわいい。なんだこのかわいさアピールは。
日本郵船海岸通倉庫では、1Fの勅使川原三郎さんの展示が大混雑!!本を読みながら並びました。
あまりに混んでいたので、途中で並ぶのやめようか悩んだんですが、並んで待った甲斐がありました。
オススメであります。
・・・ということでメインの3会場を回ったのですが、映像作品が多いので、時間がかかります。午後半日で回りましたが、日本郵船海岸通倉庫は駆け足になっちゃいました。まる1日かけるか、2日に分けていったほうがいいと思います(チケットは2日間有効ですし)。
人は多かったですね。現代美術は一見難しいようでいて、前提知識が要らないので、誰でも楽しめます。子供連れも多かったです。とはいえ、わけわかんない作品も多いので、ガイドを借りたほうがよかったかな。借りるかどうするか、いつも悩むんですが、今回は借りずに回りました。
2008/11/30までやっているので、是非。