Harris G. Ives “memories of American holidays”

Harris G. Ives “memories of American holidays”を読みました。
たまたま古本屋さんで見つけた日栄社の英語リーディングのシリーズの一冊。
1986年の本です。

米国の祝日の思い出をつづったエッセイ集ですが、非常に面白かったです。いずれのエッセイも味わい深い。

ネットで検索しても著者は出てこないし、本の存在すら忘れられている感じですが、もったいないです。復刊したら売れると思うし、いろいろな人に読んでもらいたいなあと思った一冊。

大事にしよう。

今年51冊目。

森崎和江『まっくら 女坑夫からの聞き書き』

森崎和江『まっくら 女坑夫からの聞き書き』を読みました。

筑豊の炭鉱で働いた女性たちの聞き書きの書です。
方言が使われているので理解が苦しいところもありましたが、図版が理解を深めさせてくれました。
文庫化されていなかったら出会わなかったかな。岩波文庫ありがとう。

今年50冊目。
※図書館で借りた本。

紅野謙介(編)『黒島伝治作品集』

黒島伝治『黒島伝治作品集』を読みました。

よくぞ出してくれた岩波文庫!
小豆島出身の友人がいて前に行ったことがあるものですから、小豆島出身作家には注目しておりました。黒島伝治はその中の一人。

短編とエッセイが収められております。シベリアを舞台にした戦争小説はぜひ今こそ読み返されねばなりますまい。
結構今って戦争が近づいているのではないかと思うのですよね。戦争について考えるに必須な一冊。戦争を「犬喧嘩のようなもの」とする「戦争について」というエッセイも収められています。

今年48冊目。

関茂『八木重吉―詩と生涯と信仰』

関茂『八木重吉―詩と生涯と信仰』を読みました。

故郷の詩人ということで、昔から名前は知っていたのですが、ちゃんと学んでなかったのです。
たまたま、たまたま、某古本屋で見つけて手に取った次第。

八木重吉の伝記です。キリスト教に帰依していない人にもわかりやすく、非常に参考になりました。

今年46冊目。

河合雅司『未来のドリル』

河合雅司『未来のドリル』を読みました。

解決策として「切り札」が最後に書いてあるのですが、かなりドラスティック。
でも、こう言わないと、若い人の声が代表されないんだなあとも思いました。
でもほんと、我々年寄は損してでも若者に資源を割り当てて、活躍してもらうべきですよね。シルバーデモクラシーって何なんですかね。

今年45冊目。
※図書館で借りた本