綿矢りさ『私をくいとめて』

綿矢りさ『私をくいとめて』を読みました。
 

 
孤独を肯定しつつ、人とのつながりの良さが見えてくる小説でした。
「根本的に必要じゃなくても、生活にあるとうれしい存在はたくさんあるんです。というか、私たちはそういうものばかりに取り囲まれて生きていますよ。根本的に、なんて思いつめなくていい。」(p.211-212)
というAの言葉には救われました。
 
今年12冊目。
※図書館で借りた本。

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エリック・シュミット+ジョナサン・ローゼンバーグ『How Google Works (ハウ・グーグル・ワークス) ―私たちの働き方とマネジメント』

エリック・シュミット+ジョナサン・ローゼンバーグ『How Google Works (ハウ・グーグル・ワークス) ―私たちの働き方とマネジメント』を読みました。
 

 
Googleにおける働き方とマネジメントの手法について述べられている本です。
とても非常に参考になりました。
実践するのは大変ですが、少しでも実践していきたいと考えた次第。
特に「採用」の重要性は改めて身に沁みました。忙しくてあまり十分に準備できなかったりするんですよね。ちゃんと計画立てて、準備して取り組もうと思った次第です。なによりも人材採用は重要なのだから。
 
今年11冊目。
※図書館で借りた本。

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日経BP社編『日経テクノロジー展望2017 世界を変える100の技術』

日経BP社編『日経テクノロジー展望2017 世界を変える100の技術』を読みました。
 

 
私の専門はITですが、IT以外のテクノロジーの展望を概観することができました。
3Dプリンタで臓器作るような話や、木材で高層建築を作る構想があるとか、知らないことが多くて、読んで非常に参考になりました。
テクノロジーにかかわる方は読んでおいていいでしょう。激しくオススメです。
 
今年10冊目。
※図書館で借りた本。

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福間健二『佐藤泰志 そこに彼はいた』

福間健二『佐藤泰志 そこに彼はいた』を読みました。
 

 
佐藤泰志に近いところにいた詩人による評伝。
印象批評的な記述が目立ち、疑問を感じるところもあるのですが、公刊されていない詩や小説も取り上げられていて、非常に参考になると思います。同世代の作家たちとの比較も所々にあって興味深いのですが、どうしても印象批評になっているような気がします。そういう意味ではいまいちでした。
 
今年9冊目。

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『VMware徹底入門 第4版 VMware vSphere 6.0対応』

『VMware徹底入門 第4版 VMware vSphere 6.0対応』を読みました。
 

 
入門とありますが、VMwareの仕組みがしっかりと書いてあります。
設計のガイドもあり、物理(CPUとか)と仮想をどのように考え、設計するのか、わかりやすく解説されております。
おススメです。気になる箇所は何回も読み直しました。
 
今年8冊目。

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