綿矢りさ『私をくいとめて』

綿矢りさ『私をくいとめて』を読みました。
 

 
孤独を肯定しつつ、人とのつながりの良さが見えてくる小説でした。
「根本的に必要じゃなくても、生活にあるとうれしい存在はたくさんあるんです。というか、私たちはそういうものばかりに取り囲まれて生きていますよ。根本的に、なんて思いつめなくていい。」(p.211-212)
というAの言葉には救われました。
 
今年12冊目。
※図書館で借りた本。


 

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *