房総半島を一泊二日でドライブしてきましたよ!(2016/9/18-19)
もともとはバイクでツーリングの予定だったのですが、予定日に雨降確定だったため、レンタカーを借りてドライブにした次第。
↓続き読んでね!
佐藤泰志『黄金の服』
佐藤泰志『黄金の服』を読みました。
表題作は『佐藤泰志作品集』で読んでいたので、「オーバー・フェンス」「撃つ夏」が初見のものでした。いずれも素晴らしい青春小説。特に「オーバー・フェンス」は先に進んで行こうとする明るさが良いと思います。映画化されるので、是非とも見に行かなくては。
今年52冊目。
村上春樹『風の歌を聴け』
村上春樹『風の歌を聴け』を読みました。
昔から村上春樹は合わないのですが、佐藤泰志と同世代のため、佐藤泰志の評論を読むと、ちょくちょく村上春樹の名前も挙がります。そんなわけで手に取ったのですが・・・やっぱり合いませんでした。住んでいるところが根本的に違うんだろうな。
今年51冊目。
※図書館で借りた本。
佐藤泰志『そこのみにて光輝く』
佐藤泰志『そこのみにて光輝く』を読みました。
表題作は『佐藤泰志作品集』で読んだので、お目当ては第二部の「滴る陽のしずくにも」です。松本という魅力的な登場人物が現れます。第一部と比べると、ヒロイン千夏が背景に隠れてしまったような印象があって、その点が残念。しかし、佐藤泰志唯一の長編にして、モントリオール世界映画祭で最優秀監督賞となった映画の原作。非常に魅力的な作品でありました。
今年50冊目。
津島佑子『半減期を祝って』
津島佑子『半減期を祝って』を読みました。
表題作は30年後の日本ですが、こうなってはならないなあとすごく思わせる一遍。
「ニューヨーク、ニューヨーク」で描かれるシングルマザーの、最後のところの息子への愛情は、『火の山ー山猿記』を思い起こさせました。「オートバイ、あるいは夢の手触り」。オートバイを巡る3つの物語です。私もオートバイ乗りなので、興味深く読んだのでした。
今年49冊目。
※図書館で借りた本。
エラスムス『平和の訴え』
エラスムス『平和の訴え』を読みました。
キリスト教の立場から、平和の神の口を借りて訴えられる平和論です。
「人間が一緒に仲よく暮らすためには、人間という共通の呼び名だけで、その上何がなくとも充分でありましょうに。」(p.24)
は至言であります。
今年48冊目。
※図書館で借りた本。
津村記久子『婚礼、葬礼、その他』
津村記久子『婚礼、葬礼、その他』を読みました。
表題作はドタバタ劇で非常に面白い。「冷たい十字路」は十字路で起きた自転車事故をめぐって、色々な人の色々なことが描かれます。水撒きの話はドキッとしますな。ああいうことは私も実はやってしまっているのかもしれない。
今年47冊目。
※図書館で借りた本。
太田静子『斜陽日記』
太田静子『斜陽日記』を読みました。
太宰治の斜陽そのまま。太宰が斜陽日記を下敷きにしたのであります。有名な恋と革命のところのフレーズも斜陽日記からでしたか。
斜陽との関係性はさておき、戦中記として読むのが良いと思います。
今年46冊目。
※図書館で借りた本。