英検CBTで英検準1級に合格!(その1:主に英検CBTの感想ーメリットとデメリット)

英検CBTで英検準1級に合格しました!

英検CBTはその名の通りComputer Based Testingでして、コンピュータ上で受験する英検です。
準1級のテストは最近始まったばかりです。

◆なぜ英検CBTを受験したか?

まずはそもそもなぜ英検を受けたのか。理由は以下のとおりです。

①4技能を伸ばしたかった
②今いる会社ではTOEIC L&Rスコアは求められない

英検の優れているところは4技能(リスニング、リーディング、ライティング、スピーキング)をすべてテストできるというところです。TOEICだとL&RとS&Wとに別れてしまっています。また、今いる会社ではTOEIC L&Rスコアは求められませんので(でも、あるとき急に英語を使う仕事が降ってくるような環境ですが・・・)、あえて受ける必要もなし。ちゃんと英語力を伸ばしたかったので、4技能がテストされる英検を選びました。

これに加えて、試験官とのコミュニケーションが面倒だなあと、あと1日で終わるほうがいいなあと思ってCBTにしました。

ちなみに申込みはラク!写真が必要ですが、家でスマホで自分撮りした写真をアップロードすればオッケー。当日は申込書を印刷するのが少し面倒ですが、ネットプリントを使って印刷して持っていけばいいという簡単さでした。

◆受験当日

私は御茶ノ水ソラシティの会場でした。15時位からの試験です。
プロメトリックの会場でした。

運転免許証と申込書を受付に提出し、かばんとかをロッカーにしまって会場入りするというもの。IT系の資格試験に慣れている人であれば何も違和感は無いと思います。
が、若い人が多い・・・。私の隣の席の方はひょっとしたら中学生だったかなあ(一瞬小学生に見えましたが)。なかなか新鮮です。

テストの受け方は公式のホームページに動画が載っているので、事前に見ておくと良いです。当日もその動画をじっくりと見れるのですが、前に見ておいたほうが心づもりができるというものです。

◆実際のところどうだったか?

良いところ(メリット)とイマイチなところ(デメリット)があります。

○良いところ(メリット)
①1日で終る
②スピーキングにおいて試験官とのコミュニケーションがない
③パソコンなので、慣れているとライティングがスムーズ
④結果が早い

①はまあ言うまでもなく。そうそう、スピーキングテストですが、一斉に始まりますので、周りの人も一斉に英語を話し出します。気が散るかなあと心配していましたが、問題に集中すると周りの声なんて聞こえなくなります。特に問題はありませんでした。

②良いところに上げるのもなんですが、まあ面倒臭さがありません。とはいえ、画面に表示される試験官(動画)とはスモールトークを行う必要があります。練習していくほうがいいです。

③は人によるかもしれませんが、私はほぼ手書きをすることがなくなっているので、パソコンのキーボードだとライティングがスムーズでした。また、画面に入力文字数が表示されるんですよね。自分がどのくらい書いたのかがすぐわかって非常に良かったです。

④ですが、試験終わって2週間くらいで結果が出ます。いいですね、こう、試験結果というのが素早くさっぱりとわかるのは好きです。

×イマイチなところ(デメリット)
①準備が大変(スピーキングとそれ以外のテストがセットだから)
②精神力が必要(スピーキングから次の試験に移るとき)

①ですが、普通の英検であれば一次試験終わってから二次のスピーキングまで期間があります。そのためスピーキングの試験をじっくりと行うことができます。英検CBTではそうは行きません。私のような初回受験者にとって準備はかなり大変でした。英検準1級はただでさえ語彙力が求められる試験です。単語の暗記を繰り返しながら、ライティングの勉強をし、スピーキング対策もやる・・・というのはかなり苦行でした。初回は普通の英検のほうが負荷が少ないと思います。

②私のときは最初にスピーキング。その後にリーディング・ライティング、最後にリスニングテストの順でした。・・・スピーキングを終えた瞬間から猛烈な後悔の念が襲ってきます。あれはこうしゃべるべきだったなあとか失敗したなあとか・・・。その中でリーディング試験が始まるので、なかなか集中できません。集中に持っていくためにはそこそこの精神力が必要です。私は精神力がないので(おいおい)、見直し前提でリーディングの始めにある単語の穴埋め問題をこなしていきました。ちなみに4月からはスピーキングのあとにリスクニングが続くので、更に大変になると思います。リスニングのやり直しは聞きませんので。さらなる精神力が求められます。

まあ結果としては受かったということもあり、普通の英検ではなく、英検CBTで良かったと思っています。

私は旧TOIECで900点以上のスコアがありましたが、英検準1級のほうが遥かに難しかったです。ライティングとスピーキングがあるからです。音読を繰り返すなど、準備の中で英語力は確実に伸びたと思います。英検は何回も受けられるので、また時間をおいて受けてみようかなあと思います。英検1級も目指してみようかな。でも単語を覚える量が半端ないんだよなあ・・・。

その2の受験対策はこちらです。

2 Replies to “英検CBTで英検準1級に合格!(その1:主に英検CBTの感想ーメリットとデメリット)”

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *