ステファン・P.ロビンス『組織行動のマネジメント』を読みました。
組織行動論(Organizational Behavior: OB)の基本テキスト。読みやすい。オススメ。
今年14冊目。
K・ブランチャード/S・ジョンソン『1分間マネジャー 何を示し、どう褒め、どう叱るか!』
K・ブランチャード/S・ジョンソン『1分間マネジャー 何を示し、どう褒め、どう叱るか!』を読みました。
金井寿宏『リーダーシップ入門』で紹介されていた本。ハーシーとブランチャードのSL理論はよく知られていますが、そのブランチャードがS・ジョンソンと一緒に書いた実践書。
この本の基本的な考え方はP.25にあります。
「気分のよい部下は、よい成果を生む。」
経営学的に言えば組織行動論(Organizational Behavior: OB)の考え方です。経営の世界では、戦略にマッチした組織を作って、報奨制度を定めて・・・と“仕組み”を作って人を動かそうとします。しかしそれだけでは不十分なのです。人は“仕組み”だけで動くのではありません。言葉や行動で働きかけられることによっても人は動くのです。これが組織行動論の立場。その立場に立って、本書も書かれているんだと思います。
一分間マネジャーには3つのノウハウがあります。
・一分間目標設定
・一分間賞賛法
・一分間叱責法
の3つ。この3つを行うことで、効果的なマネジメントができるとします。
物語調で分かりやすく、実践もしやすいと思います。オススメ。
今年13冊目。
Continue reading “K・ブランチャード/S・ジョンソン『1分間マネジャー 何を示し、どう褒め、どう叱るか!』”
誉田哲也『ジウ(1)』
岡田寿彦/関戸勇『カラー版 鎌倉 感じる&わかるガイド』
百草園の梅まつり
百草園(もぐさえん)の梅まつりに行ってきました。
京王線の「百草園」駅から徒歩10分です。梅まつりの時期には準特急も停車してくれるので便利であります。駅からは標識が出ているので迷うことなくたどり着けます。が、かなりの坂道です。高齢者は大変ですな。駐車場は無いので、歩いていくしかありません。
梅はよく咲いておりました。
梅の花びら。ちょっといい感じ。
梅以外も咲いています。
黄色い梅も咲いていました。ロウバイ(蝋梅、蠟梅)です。その名の通りロウ細工のようです。
百草園では四季折々の花々を楽しむことが出来るようです。また行こう。
近くに酪農家「モグサファーム」の経営するジェラートショップ「アルティジャーノ・ジェラテリア」があります。行ってみることにしました。途中でシュールな風景がありました。
「アルティジャーノ・ジェラテリア」までは結構歩きます。道のりはほのぼのとしていてなかなかよかった。お店ではジェラートとソフトクリームが売っています。ソフトクリーム好きとしてはジェラートではなくソフトクリームを頼まなければなりません。これは義務なのです。
ミルキーでおいしかった。この店はオススメです。結構混んでます。
いやー、よかったよかった。
cf.)
■使用機材
カメラ:Nikon D60
レンズ:TAMRON AF18-270mm F/3.5-6.3 DiIIVC LD Aspherical [IF] ニコン用 AFモーター内蔵 MACRO B003NII
ハンス・マグヌス・エンツェンスベルガー『冷戦から内戦へ』
ハンス・マグヌス・エンツェンスベルガー『冷戦から内戦へ』を読みました。
大学生時代ぶりの再読です。
冷戦の終焉により世界各地で発生した内戦。解決の道はあるのかを考察した本です。1994年に出版されていますが、未だ輝きを失いません。本書における「内戦」は、先進国の大都市で頻発するイデオロギー的な理由付けのない暴力的な行動(連続殺人等)を含みます。それらは「分子的な内戦」と表現されます。
医療の分野でトリアージ(本書では「トリアージュ」)という言葉があります。戦争においては、野戦病院の収容能力が限られていたために、病院まで搬送して治療する人を選別しました。選別すること、「段階を区別し、優先順位を設定し、責任を負うべきものをクラス分けする」(p.111-112)こと。それをトリアージと言います。エンツェンスベルガーは、トリアージの考え方を持って内戦に向き合うべきとします。「ボスニアで敵対し合っている各派にちょっかいを出すよりも先に、ぼくらは自国のなかの内戦を、根絶やしにする必要がある。」「いまはいたるところで、自分の門前が燃えているのだ。」(p.113)
今の日本で考えると何が燃えているのでしょうか。何が「分子的な内戦」を引き起こしうるのか。格差、貧困、社会的排除(Social Exclusion)など色々と考えられるでしょう。日本に住む市民は、まず日本で起きているこれらのことについて、原因を考え、対策を練らなければなりません。それこそが優先順位のはじめに来るのだろうと思います。私も今、新聞の切抜きや書籍を収集し勉強しているところです。
今年10冊目。
湯島天神の梅まつりと旧岩崎邸と不忍池
湯島天神の梅まつりに行ってきました。
というか、ちゃんとした休みが取れたのは久々です。一ヶ月ぶりに一眼レフ(Nikon D60)に触れました。またまたISO感度チェックを忘れてしまい、しばらくISO400で撮影してしまいました。うーん、いつも忘れるんですよねえ。反省反省。
湯島天神の梅まつりは東京新聞に紹介されていたんですよね。近場だし、行くしかありませんでした。
まだ満開ではありませんでした。
紅梅はまだ先かな。2月いっぱいは楽しめそうです。
いろいろなイベントもやっていました。ステージが設けられていてショーをやっていました。露店もいっぱい。今日は暑かったですね。甘酒を飲みたかったんですが、あまりの暑さにあきらめました。その代わりといってはなんですが、そばを食べました。そばうちの実演をやっていて、打ち立てのそばを食べることができました。
湯島天神に続いて旧岩崎邸へ。途中緑の太った鳥を発見。なんていう鳥でしょうか。
旧岩崎邸へ。洋館・和館・ビリヤード室・庭園を見て回ることができます。
こちらは洋館のベランダにて。丸い電球がかわいらしい。
洋館から和館に行けます(繋がっています)。和館にて和菓子とともに抹茶をいただけます。こういうところでいただく和菓子と抹茶は大変おいしい。
庭園から洋館を望む。
旧岩崎邸を出て、不忍池に向かいました。途中に社会保険事務所を発見。ねんきん特別便の対応が大変そうです。これも現代の風景であります。記念?に撮っておきました。
不忍池。
鳥がたくさんいました。シャッタースピードの調整せずに(遅いままで)撮ってしまいましたが、動きが出て意外に良かった(と自分では思っている)。
その後はシャッタースピードを上げて撮影。
鳥の名前って知らないなあ。図鑑買って勉強しよう。
最後はアメ横。
フジTV ザ・ノンフィクション「特選集初夢編 アメ横初夢物語2009」で描かれていた、富士屋とチョコレートの志村商店を発見。志村商店では息子さんが袋詰めしていました。無事に事業を継続しているようです。
いやー、久々の散歩と写真撮りでした。休日って大事だなあ。
cf.)
■使用機材
カメラ:Nikon D60
レンズ:TAMRON AF18-270mm F/3.5-6.3 DiIIVC LD Aspherical [IF] ニコン用 AFモーター内蔵 MACRO B003NII
丸谷才一『裏声で歌へ君が代』
犯罪報道の恐ろしさ
犯罪報道の恐ろしさについて、2009/2/11朝刊の東京新聞が伝えています。
千葉県東金市で女児が殺された事件。知的障害者の男性が逮捕されました。カラオケで熱唱する姿がTBSに撮られ、TVでも流されたたそうです(私は観てないです)。女児殺した後にカラオケなんで「無神経だ」と「サンデー毎日」上で酷評されてたそうですが、なーんと、カラオケに誘ったのは「サンデー毎日」の記者でした。
ありえません・・・。狂ってるな。新聞の取り扱わない記事を載せるので、週刊誌はたまに評価できるんですが、こんなことやっちゃ信頼失います。ひどすぎる。
「減らぬ沖縄米兵事件」
2009/2/10付け東京新聞夕刊に、「減らぬ沖縄米兵事件」という記事が載っていたので紹介です。
米軍構成員による事件は耐えることなく、強盗、強姦などの凶悪犯は過去10年間で最悪を記録したそうです。ヒラリー・クリントン国務長官が日本を訪問しそうです。そこでこの問題の改善を訴えなければウソです。日本政府、与党、野党の対応を厳しくチェックしておきましょう。