池上英洋『西洋美術史入門』『西洋美術史入門・実践編』

池上英洋『西洋美術史入門』『西洋美術史入門・実践編』を読みました。

タイトルが『西洋美術史入門』となっているのですが、どちらかというと研究方法とか鑑賞方法を述べて実践している本だと思います。いわゆる西洋美術史については、ほんのちょこっとしか書いてないので、そこを期待すると拍子抜けします。
が、美術の研究や鑑賞方法を論じた本と捉えると非常に良いです。絵は買う人、注文する人がいて成り立つというのは、今まであまり意識したことがなく、なるほどーと、いい観点をいただきました。

今年70,71冊目。
※図書館で借りた本。