Laura Vanderkam “What the Most Successful People Do Before Breakfast: A Short Guide to Making Over Your Mornings–and Life”

Laura Vanderkam “What the Most Successful People Do Before Breakfast: A Short Guide to Making Over Your Mornings–and Life”を読みました。

私は朝型なので、そうだそうだーと賛成しながら読んでいったのですが、朝の習慣を変える5つのステップを読んで、うーん、まだまだだなあと気づきがあった次第。私の場合は単に早く起きて、色々とやるべきことをやるだけっちゃーだけなんですよね。本を読んだりとか。しかし、この本によると「完璧な朝を思い描く」「設備についてじっくり考える」のが重要なステップとされていました。うーん、自分が求める完璧な朝はこういうものだ、とか考えたことは無かったし、そのためにどのような設備が必要なのかをじっくりと考えて用意するようなこともしたことがありませんでした。

朝早く起きるのはいいとして、本当に何をするべきなのか、そのために何の設備が必要となるのか、を考えるきっかけになりました。お安い本だったし、正直気楽に読んでしまっていたのですが、最後に学びがありました。

今年36冊目。

Greta Thunberg “No One Is Too Small to Make a Difference”

Greta Thunberg “No One Is Too Small to Make a Difference”を読みました。

演説集。環境問題に対する曖昧さを許さないグレタさんの姿勢が各演説に明らかです。

それにしても、環境問題に関する意識は確かに低い、低すぎる(すいません、私自身にとってもそうでした)。危機的状況が叫ばれているのに、周りで騒いでいる人は見かけない気がします。ちゃんと彼女の言葉を聞き、行動に移したいと思います。

あと、心に残ったのは、自身のアスペルガー症候群を”gift”と捉えている点。アスペルガーのおかげで自分自身の力で組織を立ち上げることもできたとしています。白黒で問題をシャープに捉え、訴えることができているのも、そうしたgiftのおかげなのかもしれません。病を病として捉えず、giftとして捉えて前に進む姿勢に、心打たれるものがありました。

彼女のメッセージをちゃんと受け止められない大人はダメでしょうね。

“I hope my microphone was on. I hope you could all hear me.”(P.68)

今年35冊目。