野口悠紀雄『世界経済危機 日本の罪と罰』

 野口悠紀雄『世界経済危機 日本の罪と罰』を読みました。
 
 
 
 研究者が書く本として、このようなタイトルはいかがなものでしょうか?
 また、金融工学やファイナンス理論を擁護する姿勢は疑問です。専門家として学問的な反省をするべきでしょう。
 
 と、否定的なところから入りましたが、世界経済危機に関する理解を深めるためには非常に良い本であると思います。日本の低金利政策と円安誘導が金融危機の原因の一つでした。本書はそのことが強調されています。
 
 今年91冊目。


 

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