飯野謙次『「失敗をゼロにする」のウソ』を読みました。
会社で「失敗」が立て続けに起こりまして、「失敗学」を学んでみようと思ってその入り口に選んだ本です。
失敗をいかに伝えるか、ということで、失敗話にフィクションを含んでいいとしているのが興味ぶかい。印象に残る話として作り上げないと、失敗が共有されていかないからです。失敗を組織に活かす視点がそこにはあります。
あとは、失敗をいかに「知識」にしていくか。失敗が起きて「あーあ、失敗だったなあ」と思っているだけではなんら役立つものにはなりません。ちなみに私は個人的な取り組みとして、失敗が起きたらその原因や今後の対策を考えて、Evernoteに整理しています。失敗を自らの知識にするために。これはずっと続けていこうかなあと。
今年41冊目。
※図書館で借りた本。
『失敗学のすすめ』 (講談社文庫) を読んでいるところです。
こちらの著者の畑村洋太郎氏は、失敗学の大家のようです。
なかなか面白い本なので、次に選ぶ本としておすすめです。
御大畑村氏の本も読まないとなあ。どもども。