C.ウォルター・ホッジズ『絵で見るシェイクスピアの舞台』を読みました。
市川市民アカデミーとして千葉商科大学で開かれた、譲原晶子さんの「ヨーロッパの劇場の形」という講義で紹介されていたので、読んだ次第となります。
シェイクスピアの頃の劇場がどのような形をし、どのような演劇が行われていたのかを、イラストとともに解き明かしていきます。
大きな柱が2つあって、演劇をする側はそれを活用してスムーズな場面転換を演出し、観る側は必要に応じて柱を避けながら観ていた(席の移動は自由だった)というところが、今とは全然違うところで、興味深かったです。
シェイクスピアの戯曲をすべて復習してから読むと更に面白いと思います。
今年2冊目。
※図書館で借りた本。