久生十蘭『湖畔・ハムレット 久生十蘭作品集』

久生十蘭『湖畔・ハムレット 久生十蘭作品集』を読みました。

佐藤泰志と同じく、去年、函館に行ったときに出会った作家であります。初めてキチンと読んだ次第。

「湖畔」なんかは、読んでいくと「もー、古ぼったい小説だなー」と思うのですが、読み進めていくうちに不思議な世界に引きずり込まれ、面白いったらありませんでした。
他にも読んでみたいなあ。

今年38冊目。
※図書館で借りた本。

まいこめまいこめ

“まいこめまいこめおいなりさんだよ まいこめまいこめおいなりさん”

と子供が囃し立てながら、地域の皆さんにお金をいただくイベントが私の地元にありました。

稲荷信仰の一つなのかなあ。
唐突に思い出したので、書いておくことにしました。

私は確か中学三年生のときは受験で参加しなかったような。

中学三年生が参加できる最終年でしたねたしか。あれ、でも2,3回しか参加したことがないなあ。中学生限定の地域のイベントだったのかもしれません。・・・でも子供も居た気がするなあ。私が中学三年生だった次の年か、その次の年からか、お金を巻き上げるイベントだったので(笑)、無くなったのでありました。これまた確か。

島田荘司『夏、19歳の肖像』

島田荘司『夏、19歳の肖像』を読みました。

前に読んだときは酷評してしまいました。
確かに、ヒロインに住所を伝えるところとか、バイクのシーンとか、無理筋だと思います。でも今回は青春を感じながら読めてしまった。私がバイク乗りになったことが大きい気がしました。

今年36冊目。
※図書館で借りた本。

磯部潮『発達障害かもしれない~見た目は普通の、ちょっと変わった子~』

磯部潮『発達障害かもしれない~見た目は普通の、ちょっと変わった子~』を読みました。

記述が専門外にもわかりやすくてオススメです。

自閉症スペクトラムのスペクトラムとは「連続性を持つ」という意味(Loc 640 of 2260)。古典的な自閉症から高機能自閉症、アスペルガー症候群、そして正常に至るまで連続性を持って捉えている概念だとか。

本書の後半ではケースが紹介されているので、発達障害を具体的に理解することができると思います。
最後のところでは、発達障害者を取り巻く現実を、結構シビアに記述しています。
「早期診断」「早期療育」の訴えをもって終わっています。

今年35冊目。
※Kindle Unlimited.

司馬理英子『何がどうして発達障害』

司馬理英子『何がどうして発達障害』を読みました。

雑誌のコラムのまとめのようです。
発達障害について何も知らない人にはいいかも。
少しでも知った人は物足りなさを感じると思います。

今年34冊目。
※Kindle Unlimited.