秋葉原のヨドバシカメラ

秋葉原のヨドバシカメラに行ってきました。
超大混雑でした。
 


 
人の流れも変わりましたね。
私がたまに行っていた喫茶店なんて、以前は閑古鳥でしたが今日は満員でした。
 
しかし、いまいち面白くありません。
コスメ製品とかを扱っているので、ポイントカードでシャンプーとか買えるのはいいかなあと思うのですが、それだけ。あとは単なる大きいヨドバシです。
 
「電車男」のヒットがあったわけですから、やはりここはファイブフォックスと提携してコムサを同一ビルに呼び込むとかすればかなり面白い展開になったと思います(梅田店がそうですよね)。なーんの冒険もない守りの店舗展開のように感じられます。つまらないですね。ま、ポイントカード持っているのでたまに行っちゃいますけど。

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田中秀臣『経済論戦の読み方』

田中秀臣『経済論戦の読み方』を読みました。
 
経済論戦の読み方
 
リフレ派の立場から書かれた経済の入門書。
不況の原因はデフレ不況であり、その解消のためには金融政策でマネーを発行して、インフレにもっていけばよいとします。
 
この本を読むと、小泉首相の進める”経済改革主義”がどうして間違いなのかがわかります。竹中平蔵さんへの批判も厳しい。
でも選挙で大勝しちゃうからなー。困ったものだ。

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山田真哉『女子大生会計士の事件簿(DX.3)』

山田真哉『女子大生会計士の事件簿(DX.3)』を読みました。
 
女子大生会計士の事件簿(DX.3)
 
表紙の絵(by 久織ちまき)がなかなかよい。
 
さて、文庫版3冊目です。
中でも一番いいのが「監査ファイル4 <未来の財務諸表の作り方>事件」です。ネタバレになりますが・・・、萌さんがあるホテルの精緻な会計システム(部門別会計)を壊す提案をします。部門別会計だと、部門間で仕事の手助けをする際に、複雑な処理が必要になって、なかなか協力しあうことができませんでした。部門別会計の撤廃により、手続きが簡略化され、業務効率をアップすることができたのでした。
 
ここ、私の勤める会社の人々によく読んでもらいたい部分であります。
とりあえず周りの人々に勧めてみよう。

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石川真澄『戦後政治史 新版』

石川真澄『戦後政治史 新版』を読みました。
 
戦後政治史新版
 
『データ戦後政治史』→『戦後政治史』と続いてきての3冊目ですね。いずれも学生時代によく参考にさせていただいた本であります。
戦後政治の流れをコンパクトにまとめた良書です。残念ながら最近お亡くなりになられたのですが、山口二郎さんが追記しているので、小泉政権までしっかりと書かれています。
 
それにしても、高畠通敏さんや石川真澄さんといった優れた政治研究者がここのところ連続で世を去っております。彼らがいたら今回の選挙をどのように分析したことでありましょう。ま、それは後代に託されているわけですが。

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前原民主党について

本日の日経新聞朝刊2面に民主党代表の前原氏の発言が載っています。
もし、自民党に対抗して政権を取りたいのなら、今すぐ民主党は前原氏を党首から下ろすべきです。
 
”政策の違いがわかりにくい”というのが民主党によく向けられる批判であります。ところが、就任早々「憲法に与野党はない」とのこと。対立点を作る気は無いようです。
ということで、前原さんは自民党に行って、小泉氏や安倍氏と仲良く憲法を変える運動をすればいいと思います。対抗政党たる民主党にいる意味ないでしょう。
 
ところで、脱・労組を挙げているようなのですが、労組はとっとと民主党支持をやめるべきだと思います。
前原氏によると「ぎくしゃくしているのは官公労との関係」で「民間労組とは大きな問題はない」とのことなのですが、私の所属する民間労組を考えると、憲法に対する考え方を巡って問題になります。しかし「労組が反対するから考え方を下ろすことは、私が代表である限り、絶対にない」ということです。ということで、労組は前原民主党支持をやめるべき。政界再編を主導して新たな”労働党”政党を作ればいい。社民党と、民主党の一部と、自民党の一部を取り込めば、しかるべき大きさになるでしょう。また、そうした方が経済政策等も含めて争点が明確になるでしょうから、政治もわかりやすくなる。有権者も政権選択が容易になると思います。
 
そもそも、日本経団連のような経営者団体、そして創価学会のような宗教団体、これらの動きはよく目立つのですが、労組の動きが目立っていない気がします。今こそ、政界再編を起こすぐらいの動きをしてほしいところであります。強く期待します。

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