ドキュメンタリー一覧(2008/11)

2008/11に観たドキュメンタリー。62編。
 
ラフに雑感を記しています。
敬称略。
 
ベストは、
 
NHK ETV特集「私の源氏物語 ~千年語り継がれたロマン~」(2008/11/16放送)
NHKスペシャル「微笑と虐待 ~証言 アブグレイブ刑務所事件~」(2008/11/17放送)
 
です。


■NHK ETV特集
NHK ETV特集「東京・山谷 最期を生きる ~あるホスピスケアの試み~」(2008/11/2放送)
 ⇒東京は山谷地区のホスピスケア施設「きぼうのいえ」。重い病気に冒されながらも、財産も身よりもない人をケアします。番組紹介にも書いてありますが、最底辺の人々を支えるセーフティネットとして機能しています。その日々を描く。
 
NHK ETV特集「悩む力 ~姜尚中が読む夏目漱石~」(2008/11/9放送)
 ⇒夏目漱石の作品を姜尚中が論じます。「自由・平等・友愛」のうち、「自由」「平等」に比べて軽んじられてきた「友愛」を重視すべきというのには同意。
 
NHK ETV特集「私の源氏物語 ~千年語り継がれたロマン~」(2008/11/16放送)
 ⇒色々な作者による源氏物語。自作品とともに、作者が源氏を語ります。あと、谷崎の源氏は戦中にはやばいところを削ったり書き換えたりして出版され、戦後書き直したんですね。知らなかったな。最近ではケータイ小説にもなっています。今年は千年紀にあたるそうで、本編もその動きの中のひとつです。非常に面白かった。
 
■NHK ETVワイド ともに生きる
NHK ETVワイド ともに生きる「LGBT」(2008/11/1放送)
 ⇒LGBT=レズ・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダーです。性のあり方を改めて考えることができる素晴らしい番組でした。上川あやさん出てましたね。著書もそうでしたが、話もわかりやすい。あと、出演した家族も興味深い。両親の戸惑いと子供の反発。両者の微妙な関係が出ていました。
 
■NHKスペシャル
NHKスペシャル「日本とアメリカ 第1回 “アメリカ”買収 ~グローバル化への苦闘~」(2008/10/26放送)
 ⇒東芝が原発メーカー・ウェスチングハウス社を買収しました。海外の原発開発を巡る東芝とウェスチングハウスとのやり取りを追います。
 
NHKスペシャル「日本とアメリカ 第2回 日本アニメ vs ハリウッド」(2008/10/27放送)
 ⇒鉄腕アトムがハリウッドで映画化されます。手塚プロダクションは承認権を手放しませんでしたので、アトムの顔、体を巡って、日米で議論が繰り返されます。一方、ディズニーもスティッチを日本で作らせています。その様子を追う。
 日米のアニメ比較も参考になりました。ディズニーアニメはフルアニメーションで作られ、動きで魅せる。逆に、日本アニメはセル画の枚数が少ない。それによって数多くのアニメが作られることになったし、動きではなくストーリーで魅せるアニメに磨きがかけられることになったのです。
 
NHKスペシャル「日本とアメリカ 第3回 ホワイトハウスに日本を売り込め」(2008/11/2放送)
 ⇒米国のキーパーソンは好き勝手なこと言うなあ、という印象。いいかげんな情報でイラク戦争を始めた米国に追従する必要はありません。日米関係が重要だなどと言う前に、日本から、米国との関係を再考するべきです。
 
NHKスペシャル「世界同時食糧危機 第1回 アメリカ頼みの“食”が破綻する」(2008/10/17放送)
 ⇒食糧危機の現状を追う。穀物価格の上昇により、食糧危機が発生しています。穀物を買えない国では、人々の食生活への影響が出ています。穀物は牛・豚のエサになっているので、肉類も価格高騰するのです。エルサルバドル等では都市の中間層ですら十分に食べられない状況です。単に穀物を作るだけではなく、肉食を広めたりして消費を作り出す米国農家の活動も紹介されており、食糧が米国依存となった経緯が明らかになります。米国農家が死の商人に見えてきます。
 
NHKスペシャル「世界同時食糧危機 第2回 食糧争奪戦 ~輸入大国・日本の苦闘~」(2008/10/19放送)
 ⇒日本の食品メーカーの動きや、遺伝子組み換えトウモロコシの研究と栽培、その成功と失敗を描く。日本の今後の取り組みとしては、やはり自給率の向上でしょう。米粉の活用を広げていく必要があります。番組でも、減反農地を活用して飼料米を作って米国からの輸入トウモロコシに代えていく取り組みが紹介されています。減反となっている農地すべて使って飼料米生産すると、なーんと飼料用トウモロコシの輸入の必要が無くなるとのこと。
 
NHKスペシャル「アンコール放送 夫婦で挑んだ 白夜の大岩壁」(2008/10/20放送)
 ⇒山野井泰史さん、妙子さん夫婦が、グリーンランド未踏の大岩壁「オルカ」に挑んだ記録。以前、雪崩にあって手足の指を失った二人。道具類に工夫を凝らし、先輩の力を借りて、登頂を成功させました。カメラクルーもよくついていったなあ。本作が賞を受賞したのもわかります。
 
NHKスペシャル「デジタルネイティブ ~次代を変える若者たち~」(2008/11/10放送)
 ⇒小さいころからインターネットに触れて育った“デジタルネイティブ”とでも呼ぶべき若者が増えています。ビジネスと、政治活動の場面を中心にデジタルネイティブの姿を追います。13歳のCEOはすごいなあ。
 
NHKスペシャル「源氏物語 黄金絵巻の謎」(2008/11/3放送)
 ⇒源氏物語絵巻にも色々なものがあります。無理やり女性に迫る男性=光源氏が絵巻に描かれているものもあります。そういった絵巻から、当時の時代背景を探ります。
 
NHKスペシャル「微笑と虐待 ~証言 アブグレイブ刑務所事件~」(2008/11/17放送)
 ⇒アブグレイブ刑務所の関係者にインタビューし、狂気の実態に迫ったドキュメンタリー。力作。民間軍事会社の尋問官らが虐待を許していたという証言がありました。というか、何で民間会社が刑務所に関わってくるんだ。で、尋問官らは罪に問われませんでした。軍も責任取らず、虐待の写真に写っていた兵士達に罪をかぶせました。特にグアンタナモ刑務所所長ジェフリー・ミラーは許しがたい。おかしい。米軍こそ狂っているのではないか。また、内部告発した元憲兵は、今までの生活を失いました。おかしい。その勇気が認められてしかるべきでしょう。米国の社会もまた、狂っている。
(ちなみにこの元憲兵の名前はラムズフェルドによって全国に実名が放送されました。配慮すべきだったと思います。ラムズフェルドもやはり許しがたい)
 これはNHKよくやった。NHKも政府の圧力が無ければいい仕事をする。
 
NHKスペシャル「病の起源 第3集 腰痛 ~それは二足歩行の宿命か?~」(2008/10/5放送)
 ⇒腰痛。研究がちゃんと始まったのはこの10年だそうな。ストレスが腰痛に影響していることがわかり出しているようです。
 
NHKスペシャル「病の起源 第4集 読字障害 ~文字が生んだ病~」(2008/10/12放送)
 ⇒文章を読むのに著しい困難を抱える人達がいます。読字障害と言うそうです。知りませんでした。研究者でもいますので、知性(といっていいのかな)に問題があるわけではなく、文字を読むメカニズムに障害があるのです。脳は文字を音にして理解しているそうな。そこに障害があるのだそうです。
 
NHKスペシャル「病の起源 第5集 糖尿病~想定外の“ぜいたく”~」(2008/11/16放送)
 ⇒糖尿病。インスリンを分泌するすい臓の能力が低い日本人は糖尿病になりやすいのだそうです。
 
NHKスペシャル「病の起源 第6集 アレルギー~2億年目の免疫異変~」(2008/11/23放送)
 ⇒アレルギー。糞に触れることの無い清潔な社会がアレルギーをもたらしたといいます。
 
NHKスペシャル「雨の物語 ~大台ケ原 日本一の大雨を撮る~」(2008/11/30放送)
 ⇒ハイスピードカメラで雨を撮ります。水滴が美しかった。
 
■フジTV ザ・ノンフィクション
フジTV ザ・ノンフィクション「「命を大切に」なんて たやすく言うな」(2008/11/2放送)
 ⇒妊婦が救急車で運ばれていって、たらいまわしにされるということが頻繁に起きているそうです。明らかな制度設計のミス。助産院なんかを活用して妊婦をサポートしなければならないのに、助産院が少なくならざるを得ないような制度にしているのです。提携する病院を見つけなければいけないという要件を緩和するなり、行政側が病院を紹介するなりしないとダメでしょう。
 
フジTV ザ・ノンフィクション「泣き虫舞妓の京ごよみ」(2008/11/16放送)
 ⇒舞妓の後に芸子になるんですね。基本的なことを知りませんでした。芸を覚えるのは大変そうです。がんばってほしいなあ。
 
フジTV ザ・ノンフィクション「親子・乱歩に挑む~幸四郎と染五郎~」(2008/11/23放送)
 ⇒松本幸四郎と市川染五郎が親子で江戸川乱歩を歌舞伎化することに挑む。
 
■NHK ドキュメント にっぽんの現場
NHK ドキュメント にっぽんの現場「崩すな 開拓のきずな ~宮城・震災の集落~」(2008/11/7放送)
 ⇒戦後開拓した集落が宮城内陸地震で壊されてしまいました。復興に励む開拓者たち、その子孫を負う。
 
NHK ドキュメント にっぽんの現場「もういちど まなびたい ~札幌遠友塾・じっくりクラス~」(2008/11/8放送)
 ⇒札幌市にある自主夜間中学「札幌遠友塾」内の「じっくりクラス」で学ぶ人々を描く。さまざまな事情で読み書きを学べなかった人たちが学びます。クラスメイトとの友情があります。ここで、人生で初めて誕生日を祝ってもらったという方がいました。ラストシーンのみんなの後姿は素敵でしたね。
 
NHK ドキュメント にっぽんの現場「「ただいま」を待ち続けて ~拉致から30年・市川家の秋~」(2008/11/15放送)
NNNドキュメント「修ちゃんの部屋 北朝鮮拉致・家族の30年」(2008/11/2放送)
 ⇒一緒に取り上げます。どちらも拉致被害者・市川修一さんの家族を描く。番組に出てくる母親のトミさんは11/15に亡くなりました(asahi.com)。NHKドキュメントにおいて「修ちゃん」と呼びかけていた声は忘れられません。
 
NHK ドキュメント にっぽんの現場「ことばあふれ出る教室 ~横浜市立盲学校~」(2008/11/22放送)
 ⇒漢字や狂言に取り組む盲学校を描く。
 
NHK ドキュメント にっぽんの現場「さなぎの食堂 定食日記」(2008/11/29放送)
 ⇒労働者の町、横浜市寿町にある食堂「さなぎの食堂」を描く。コンビニの弁当工場などのいくつものルートから格安で食材を仕入れ、定食に見事によみがえらせて、日雇い労働者やお年寄りに提供しています。
 
■NHK きらっといきる
NHK きらっといきる「いま みんなに伝えたいこと 」(2008/11/7放送)
 ⇒吃音の掛田力哉さんらを描く。吃音の程度は人それぞれで、障害者手帳は発行されないそうです。いろいろと工夫して吃音が出るのを防いでいます。出そうになったら少し黙るとか、他の言葉に言い換えるとか。吃音出ても、少し待つとかする周りの姿勢も重要だと思います。
 
NHK きらっといきる「ほんとに生きててよかったなあ 」(2008/11/14放送)
 ⇒びまん性軸索損傷の平井義博さんを描く。
 
■NNNドキュメント
NNNドキュメント「かまぼこ板に刻む命」(2008/9/28放送)
 ⇒阪神淡路大震災。仮設住宅にかまぼこ板の表札を掲げる。かまぼこ板の表札を作った長岡照子さんとその交流を描く。
 
NNNドキュメント「貧困社会ニッポンの教育 奨学金を考える」(2008/10/5放送)
 ⇒経済的な理由で私立大学を退学する人は年間1万人を超えるそうです!!!有利子の奨学金が7割を占めるのか。って、小泉純一郎は育英会無くしたのかー。知らなかったなあ。今は日本学生支援機構になっています。回収を民間企業に委託することが検討されているなどして、奨学金が民間の教育ローンに近づいています。あー、間違った道だ。誰だよ小泉に投票したやつは。
 
NNNドキュメント「妻に語りかけた14年 松本サリン事件が終わった日」(2008/10/19放送)
 ⇒河野義行さんを描く。サリン被害にあった配偶者を今年亡くされました。犯人扱いされた時の報道や、河野さんと元オウム信者との交流を描きつつ、河野さんの今に迫ります。
 
NNNドキュメント「食い尽くされた海 カニ密輸ビジネスの果てに」(2008/10/26放送)
 ⇒北海道のカニはロシアからの輸入がほとんどなんですね。これまた知りませんでした。食べ放題のカニは密漁に支えられていました。
 
NNNドキュメント「一網入魂! 俺たち 魚部」(2008/11/10放送)
 ⇒北九州高校「魚部(ギョブ)」の活動を追う。
 
NNNドキュメント「娘は…自閉症 ある家族の闘い 600日」(2008/11/17放送)
 ⇒自閉症の女の子が「特別支援学級」に入るまでの600日を追った力作。小学校見学に対する千葉県市川市の対応を見たときには速攻で市にメールしようかと思いましたが(市民なので)、その後の対応はまっとうだったので、抗議は控えることにします。まだ自閉症の子を受け入れる体制が整っていないこともあり、入学までには困難がありました。この問題に関しては市の広報をちゃんとウォッチすることにしよう。
 
NNNドキュメント「日雇いハケン ネットカフェ難民 4」(2008/11/24放送)
 ⇒労働者の4割が非正規労働者になっているそうです。私もかつて展示員として参加したことのあるCEATEC JAPAN。アンケートを取っている人は期間1ヶ月以内の日雇派遣でした。知らなかったな。さて、アンケート取っていた前田奈津恵さんが厚労省と話をする場面が出てきますが、厚労省の担当者は非正規労働をライフスタイルのひとつとして捉えていました。このような考えに対しては以前批判的に述べましたが、現場の感覚とズレていると思います。ライフスタイルとして捉えるのをやめない限り、問題は解決しないでしょう。あと、子供を育てられない両親が出てきます。貧困で子供を乳児院に預けなければならないのです。いったいこれはどんな社会なのか。
 
■テレビ朝日 生きる×2
テレビ朝日 生きる×2「線路は続くよ どこまでも」(2008/11/2放送)
 ⇒島根若桜鉄道の運転士である山根徹さんが鉄道の保存活動を行っています。その模様を描く。奥さんと一緒の取り組みで、大変ながらも幸せそうでした。
 
テレビ朝日 生きる×2「太陽を浴び 風をうけて」(2008/11/9放送)
 ⇒香川県で退職後の夫婦が変わった野菜を育てています。販売店にも立ちます。そんな夫婦の生活を追う。
 
テレビ朝日 生きる×2「口の中から社会を診る ~ある歯科医の半世紀~」(2008/11/16放送)
 ⇒福島県大沼郡三島町にある歯科医院の院長の栗城昭吉さんと、地域の小中学校における歯の健康への取り組みを描く。
 
テレビ朝日 生きる×2「命あればこそ~生きて演歌の花咲かす~ 」 (2008/11/23放送)
 ⇒筋ジストロフィーの木田俊之さん。演歌歌手となって再起をはかり、歌い続けます。
 
テレビ朝日 生きる×2「老マジシャンの戦争と平和」(2008/11/30放送)
 ⇒たどたどしいマジックが笑いを誘います。自腹で、日本各地をまわり、ミャンマー公演を続ける近藤実さんを描く。ミャンマーに出征し、亡くなった戦友の慰霊にとミャンマーに行きます。ミャンマーの子供達に戦友の姿を見るというのは少し疑問ではありますが、子供達へのマジック公演を続ける姿勢には心打たれます。
 
■テレビ朝日 テレメンタリー
テレビ朝日 テレメンタリー「パリ・ヒロシマ1958~フランス人女優が撮った復興~」 (2008/11/3放送)
 ⇒フランス人女優のエマニュル・リヴァ氏が撮ったヒロシマ復興の写真。ヒロシマ・モナムール(二十四時間の情事)という映画の撮影で広島を訪れた際、広島の色々なところを歩き回り、人々の姿、子供達の姿を写真に撮りました。写真を通じて、過去、現在の広島を描く。エマニュル・リヴァ氏は陽気な人でした。
 
テレビ朝日 テレメンタリー「花の都・巴里に咲く京友禅~きもの再評価へ 職人たちの挑戦~」 (2008/11/10放送)
 ⇒京友禅をMORABITOのバッグにする取り組みを描く。
 
テレビ朝日 テレメンタリー「それでも、証拠は動かない~高知白バイ衝突死2~」 (2008/11/17放送)
 ⇒白バイとスクールバスの衝突死亡事故。これは高知高裁 柴田秀樹裁判長に責任がありますね。いい加減すぎ。加害者の疑いある人をを納得させないで、何の裁判か。あと、問題提起としてはいいのですが、民事裁判に触れてほしかった。そっちはどのように進んでいるのでしょうか。
 
テレビ朝日 テレメンタリー「海のゆりかご~ハチの干潟を世界へ発信」 (2008/11/24放送)
 ⇒広島県竹原市の「ハチの干潟」を守ろうとする人がいます。「ハチの干潟調査隊」の代表・岡田和樹さんの取り組みを描く。
 
■NHK ドキュメント挑戦
NHK ドキュメント挑戦「奪われた金を取り戻せ ~青森県 三沢市~」(2008/10/28放送)
 ⇒東京からやってきた弁護士・寺島三紀子さんの活躍を描く。三沢市では唯一の弁護士だそうです。しかし、地方都市における悪徳金融業者の闊歩たるや恐ろしい。それほどまでに経済が困窮しているのでしょうか。行政の取り組みにも期待。以前、NHKスペシャル「借金地獄から救いだせ ~自治体 VS 闇金融~」(2008/7/14放送)というドキュメンタリーで描かれていましたね。
 
NHK ドキュメント挑戦「旭堂南青の武者修行講談会」(2008/10/28放送)
 ⇒上方講談期待のホープ旭堂南青さんの講談会への取り組みを描く。
 
NHK ドキュメント挑戦「スプレーで描く まちの顔 ~静岡県 浜松市~」(2008/11/11放送)
 ⇒スプレーアートをビジネスにしようと活動する橋口論さんを描く。スプレーアートは見事でした。この番組がビジネス拡大につながるといいなあ。
 
NHK ドキュメント挑戦「止まった時を、動かしたい ~兵庫県 神戸市~」(2008/11/18放送)
 ⇒神戸の震災で高次脳機能障害を負った城戸洋子さん。数を数えるのが困難ながらも、仕事に取り組んでいこうとします。彼女に仕事の場を提供する企業もなかなかですな。
 
NHK ドキュメント挑戦「夢という大空を飛べ ~福島県 福島市~」(2008/11/25放送)
 ⇒アクロバット飛行の世界大会に挑む室屋義秀さんを描く。いやー、怖いよう。でも幼いころの夢を実現させたのは素晴らしいです。
 
■TBS ドキュメント・ナウ
TBS ドキュメント・ナウ「多摩川 傷害事件を追うと」 (2008/11/4放送)
 ⇒路上生活者に対する傷害事件が頻発しています。そんな中で路上生活者らの現状をインタビューします。空き缶の回収を行って生計を立てている人が多いんですが、買い取り価格も低下しており、生活は困窮している模様。
 
TBS ドキュメント・ナウ「10代からの出発・娘たちの起業-自力で未来を切り開け」 (2008/11/11放送)
 ⇒10代女性で起業している人たちがいます。その模様を追う。私よりはるかに若いですが、起業するなんて。尊敬します。
 
TBS ドキュメント・ナウ「華々しかった六本木は今」 (2008/11/18放送)
 ⇒六本木の今を追う。
 
TBS ドキュメント・ナウ「逆襲 東京シャッター通り」 (2008/11/25放送)
 ⇒南千住の仲通り商店街。繊維工場が移転したり大型スーパーが出展したりして、シャッター閉めるお店が相次いでいます。その中でも商売を続ける人々がいます。その今を追う。
 
■NHK みんな生きている
NHK みんな生きている「わたしのカムイユカラ」(2008/11/7放送)
 ⇒アイヌ語を学ぶ女の子を描く。「カムイユカラ」はアイヌの神様の物語です。
 
NHK みんな生きている「いじめをなくすには」(2008/11/21放送)
 ⇒いじめで娘を亡くされた方が学校でいじめの防止を訴えます。
 
■NHK ハートをつなごう
NHK ハートをつなごう「障害福祉賞(1)」(2008/11/24放送)
 ⇒「NHK障害福祉賞」の今年度の入選作品を紹介しています。(1)では筋ジストロフィーの女性と、彼女を支える男性の夫婦を描きます。本当にいいダンナだったなあ。
 
■テレビ朝日 報道発 ドキュメンタリ宣言
テレビ朝日 報道発 ドキュメンタリ宣言「~女優・南田洋子がテレビから忽然と姿を消した理由~」(2008/11/3放送)
 ⇒長門裕之・南田洋子夫妻を描く。長門裕之の献身的な介護。それにしても番組の作り方が平日昼のワイドショーの延長みたいです。左上の文字幕は何なんだよいったい。これでは長門裕之・南田洋子夫妻に失礼でしょう。
 
テレビ朝日 報道発 ドキュメンタリ宣言「~密着4年 身長116cmのスイマー パラリンピック金メダルへの道~」(2008/11/10放送)
 ⇒長期間の密着ドキュメント。水泳選手鈴木孝幸さんと里親の小松洋さんの金メダル獲得までの道のりを描く。
 
テレビ朝日 報道発 ドキュメンタリ宣言「東尋坊 命の番人」(2008/11/17放送)
 ⇒『NNNドキュメント「自死救出 東尋坊 命の番人」(2008/9/14放送)』とかぶってるやん。えー。信じられん。もうだめだな。
 
テレビ朝日 報道発 ドキュメンタリ宣言「お母さん、許してください~日本初の劇場型犯罪・金嬉老事件の真相~」(2008/11/24放送)
 ⇒金嬉老事件をはじめて知りました。コリアンへの差別を取り上げ、訴えた人がかつていたんですね。
 
■そのほか
NHK「第35回日本賞受賞番組」(2008/11/3放送)
 ⇒音と映像を用いた教育コンテンツのコンクール「日本賞」。その受賞番組を放送します。いずれも非常に興味深い番組でした。

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