佐高信『面々授受 久野収先生と私』を読みました。
日本の「市民運動の理論的指導者」(高畠通敏)である久野収の言葉が多数紹介されています。悪く言う人が多いのですが、久野収は信頼に足る思想家だと思います。
しかし、返す返すも後悔するのは『久野収集』を買いそびれたこと。
出版された当時、大学生だったので、お金もなく、全集の初版は誤植が多いということもあり、再版時に買えばいいやと思って買いませんでした。
・・・それからちっとも再版されません(涙)。品切れ状態のようです。刷ってください岩波書店さん。
この本の勢いで、『久野収集』を岩波現代文庫で再版してくれればいいのに。
今年124冊目。