田山花袋『東京の三十年』

 田山花袋『東京の三十年』を読みました。
 
 
 
 田山花袋による東京の記録です。
 田山花袋の自伝であり、明治の文壇史であり、東京の風俗史です。日清戦争のナショナリスティックな捉え方、明治天皇の死の捉え方等は当時の様子を伝えるものであります。批判的になれてないのは田山花袋の限界を示すものだと思います。
 
 今年65冊目。
 ※図書館で借りた本。


 

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