衆議院議員選挙の結果その2

自民党の比例名簿が足りなくなるとかならないとか。
圧倒的な自民大勝ですね。何でここまでの結果になったのか、選挙分析が楽しみであります。
 
しかし、仮に有権者が”郵政民営化”で自民党に投票したのだと仮定して(※1)、そのほかの論点についてはどうなるのかという疑問が強く残ります。
 
例えば、消費税の問題。
小泉首相在任中はアップしないと言ってますが(って、これって無責任発言ですよねえ)、消費税のアップは可能になります。むろん、参院における野党は無視できないでしょうし、自民党も一枚岩ではないですし、今回の選挙で大きな役割を果たしたであろう公明党の存在(※2)もあるので、簡単ではないですが。
ここらへん、なし崩し的に政策が進められてしまう恐れがある。今回の投票行動がいかなるものであれ、有権者は自民党にフリーハンドを渡したことになるわけですから(何せ委員会とかすべてで自民党が過半数を取れるんですから(※3))、有権者はその危機感を持って、政権をチェックし、今後行われる選挙(地方選や参院選含め)で、意志を示さなくてはならないでしょう。
 

テレビ朝日で小泉首相が面白い発言をしましたね。
郵政以外で何をやるかは、今までの実績を見て、”言わなくても”国民はわかっているだろうとかなんとか。これはなし崩し的に政策が進められますねえ。
しかし、ここの点を追求するのではなく来年以降も総理総裁をやるやらないの話にしてますねえ。田原総一朗や古舘伊知郎ってダメですなあ。
(23:02追記)

 
明日早朝から出張なので、ここまでですね。
 

※1.正式には選挙分析を待たなくてはいけません。
※2.同上。マスコミや研究者の方々のお仕事に敬意を表しつつ、大いに期待しております。
※3.正式には最終的な選挙結果を待たなくてはいけません。


 

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