阿部ねり『安部公房伝』

 阿部ねり『安部公房伝』を読みました。
 
 
 
 高校生のときに、私の周りで安部公房が流行りまして、小説は安部公房しか読まない!といった同級生も現れる始末でした(ああ、A君とA君、元気でしょうか)。ワープロ使って小説書くことについて、みんなで(3人で)論じあったりと、なかなかアツかったなあ。なつかしい。
 
 言語論の部分が浅く、全集からのインタビューが1/3程度含まれているなど、内容的にはちょいと残念。他の作家との交流の部分はもっともっと書けたのではないでしょうか。
 
 今年31冊目。


 

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *