「アネット・メサジェ:聖と俗の使者たち」展

20080907191753

「アネット・メサジェ:聖と俗の使者たち」展を観に行きました。
六本木ヒルズの森美術館で開催されています。
 
ぬいぐるみや毛糸、写真等を使ったインスタレーションが展示されています。
動物の着ぐるみを利用したものもありました。それはあるときは仮面であり(「彼らと私たち、私たちと彼ら」)、あるときは観察対象でもある(「観察中」「残りもの(家族Ⅱ)」)。無ければならないもののようで、着脱可能でもあります。脱げるんだということを、日常のなかでは忘れてしまいがちです。一見ファンタジーなアートで気づきを与えてくれます。
 
あと、鳥の剥製を使った最初の展示「寄宿者たち」は結構衝撃的でした。
あまり評判は良くないかもしれません。批判的、というか嫌悪感をあらわにする人が周りに何人かいました。
 
展示会にあわせて販売されている画集はなかなかよいです。インタビューも参考になります。
論説もいくつか載っていますが、現代アートに関する論文はわからないんですよね。
ひとえに私の勉強不足。文献集めて勉強せねばー。


 

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