二日目はいよいよ小豆島です。
【ズッコケ三人組】
・小豆島出身者(小豆島出身)
・サンライズ瀬戸氏(二日目から参加。サンライズ瀬戸で登場したためこの名前で)
・私
ちなみに、一日目はこちら。最終日はこちら。
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起床。ホテルで朝食です。ビュッフェ形式なので食べ過ぎないように気をつけつつも、食べ過ぎてしまいました。
セルフサービスのうどん(自分でうどんを暖めて冷やしていただく)が出ました。朝からうどんであります。
ホテル近所の琴電片原町駅から乗車、高松築港駅まで向かいます。高松築港駅のそばに高速艇乗り場があるのです。高速艇で小豆島を目指します。2012/5/1は前日と打って変わって晴れでした。雲は多かったですけど。
ここでもう一人の友人とランデブーの予定。・・・が、約束の時間近くになっても来ない。Twitterでそやつのつぶやきをチェックすると、電車が遅れている、とのこと。彼は寝台特急サンライズ瀬戸で東京から高松まで来ているのでした。私も寝台特急サンライズ瀬戸を利用したかったのですが、結構人気のある列車でありまして、GWはすでに埋まっておりました。彼はキャンセル待ちしてチケットをゲットしたようです。
心配しつつ待っていると、3分前くらいに友人が到着しました。高速艇往復のチケットを買って、小豆島に出発です。高速艇はその名の通り、速い速い。フェリーを何隻か追い抜いていきました。フェリーに比べると割高なのですが、30分程度で小豆島に渡れますので、車ごと移動する必要ない人は高速艇で決定でしょう(フェリーだと1時間近くかかるはず)。
ついに小豆島到着−。土庄港。
背の高い建物が無いー。
前日一緒にこんぴらさん参りした、小豆島出身者とここでランデブー。レンタカーを借りてきてくれました。早速連れて行かれたのは港の外れの「小豆島波止場」モニュメントです。
モニュメントの下にボタンがあって、そこを押すと石川さゆりさんの「波止場しぐれ」が大音量で流れます。朝から演歌でした。有名な曲で私も知っていました。確かに土庄(とのしょう)が曲にも出てきますね。
石川さゆりの後は二十四の瞳の像へ。
この像の前でレンタカーの準備をしたりして出発です。
私はペーパードライバーなので、運転は寝台特急サンライズ瀬戸で来た友人にお任せであります。すいません。
小豆島は「牛」に似ています。頭の方が土庄。「牛」の後ろ足の付け根くらいのところに「寒霞渓(かんかけい)」という絶景スポットがありまして、午前はそこを中心にまわろうということになりました。
車を走らせていると大きな観音像が見えてきました。「小豆島大観音」というらしい。
私は中に入ってもいいかなあと思っていたのですが、小豆島出身者が「おそろしやおそろしやー」といって近寄ろうとしないので、外から見るだけで引き上げました。
寒霞渓への道すがら、「リゾートホテル オリビアン小豆島」に立ち寄って海を望んでみたりしました。驚いたのは「猿」です。猿かかなりいて、普通に道を歩いているんです。
写真は1頭ですが、かなりの数が生息していました。道路端で普通に身繕いしていました。気をつけないと引いてしまいそうになるくらい、たくさんの猿がいたのです。
四方指展望台や寒霞渓は絶景スポットでありました。ちょっと雲が多かったので、遠くを見通すことはできませんでしたが、小豆島を上から見下ろして気持ちがよかったです。
寒霞渓まではロープウェイでも上れます。ショップもあります。小豆島と言えばオリーブ。なのでオリーブサイダーを飲んでみました。
飲む前はオリーブ“オイル”のイメージがあって、油っぽい?のかなあと思ってましたが、オリーブの香りがただよってさわやかでかなりおいしかったです。
寒霞渓を過ぎてそのまま「牛」の後ろ足のほう(小豆島町)に降りていきます。
途中、荒廃した建物を発見しました。小豆島出身者が止まるように指示します。「太陽の丘ピースパーク」という施設で、かつては芝生が整備されたきれいな観光スポットだったっぽいのですが、つぶれてしまったらしく、いまやぼろぼろでありました。建物は荒廃し、道路を渡る橋はさびさびでした。
とはいえ、橋から観る景色はなかなかのものでした。
太陽の丘の上に神殿があります。「オリーブ神殿」だそうな。神殿に向かう道も荒れ果てていました。木が倒れかかってたりして、神殿に着くまでが一苦労でありました。
オリーブ神殿はきれいでした。誰かが管理しているのでしょうか。
このような“荒廃スポット”にいけるのも地元の人間を連れているからですな。
道を下って小豆島町。小豆島出身者の母校である小豆島高校を拝みます。
お昼の時間になりました。小豆島出身者のオススメで、小豆島高校そばのお好み焼き屋さんに行くことにしました。高校時代はよく行っていたそうな。「お好み焼き 大ちゃん」です。
こぢんまりしたいいお店。サイズが選べます。豚玉の大をオーダー。やっぱりおでんが置いてありました。
おでんとビールでお好み焼きができあがるのをしばし待ちます。お好み焼きできあがりました。でかい。
関西風のお好み焼きで、思いの外やわらかいできあがり。ボリュームたっぷりで、非常においしゅうございました。
食後は小豆島出身者の自宅や、出身小学校・中学校を拝んだりして過ごします。
そして小豆島の1番札所と2番札所を訪れました。二つは近くにあります。山道をずーっと車で上っていった先にあります。この道が結構狭いのです。小豆島で車を借りる場合は軽自動車がいいと思います。細い道がたくさんありますからねえ。軽自動車だと山道上るときの馬力に若干不安があるのですが、大きな車であの山道を上ってしまうと、他の車とすれ違うときが大変だと思います。
駐車場が2番札所のそばだったので、まずは2番札所「碁石山」へ。
小豆島で私が一番好きなスポットです。絶景でありました。
波切不動。断崖絶壁にたたずんでおられます。
波切不動がいるところに行く階段とかもなかなかよい。
続きましては1番札所「洞雲山」です。
2番札所とは打って変わって、崖の中に作ったお寺という感じでした。
夏至観音といって、夏至の時期に太陽光が崖にうまく当たって観音像を成すそうです。時期が違って観ることができなかったのは残念でありました。
1番札所を先に行くとまたそこには絶景スポットがありました。
そこから帰るときに、山中に建物を発見。どうやら1番札所の奥の院のようです。かなりの崖道を上っていけば到着できるようでした。が、今回はあきらめ。次回来たときには上ろうと、ズッコケ3人組は約束しあったのであります。
続いて訪れたのは「マルキン醤油記念館」です。醤油製造の様子が解説されています。「マルキン醤油」というブランドを私は初めて知ったのですが、関西では有名なんですかね。醤油ソフトをいただきました。チョコレート味でおいしかったです(醤油っぽくなかったけど)。
この近くに黒島伝治の文学碑があります。黒島はシベリアもので有名な作家。前に本ブログでも紹介しました。
マルキンの工場は今も昔ながらの建物を残しております。
散歩したりなどして過ごしました。
小豆島にはサイクリストの方がたくさんいました。いいなー。ロードバイクで小豆島を回るのもいつかやってみたいなあ。
この後、灯台に行こうとしたのですが、大雨だかなにかの影響で道が通行止めになっていていけずじまいでした。うーん残念。その代わりにある場所に行って海で遊んだりしたのでした。地元の人でしか行けないようなところに行かせてもらいました。
遊び疲れて夕方になったので土庄のホテルに行くことにしました。
途中で立ち寄ったのは「森國酒造」。小豆島唯一の酒造です。お店を併設しておりまして、お酒を試飲して購入できます。お店の方がかなりいい感じでした。夜飲む用の吟醸酒「ふふふ」と、吟醸絞りたての「酒翁」を購入しました。
土庄まで戻って、スーパーマルナカへ。ビールやらおつまみやらを買い込んで、ホテルに向かいました。
泊まったのは「天空ホテル 海廬」。丘の上にあり、「エンジェルロード」も見える景色のよいホテルでありました。着くなりお風呂へ。大浴場と露天風呂。サウナが故障中だったのが残念でしたが、それ以外は満足できるものでした。お風呂の後は食事。JTBのお安いコースだったのですが、結構なボリュームの料理が出てきて満足満足。
食事後は部屋に帰って二次会。森國酒造のお酒を堪能し、おつまみをいただき、わいわい盛り上がって寝たのは12時くらいですかね。
そうそう、部屋でイーモバイルでインターネットにつなごうと思ったのですが、イーモバイルはアンテナ立ちませんでした。後日ドコモに切り替える要因の一つとなります。仕方なく、ドコモiPhoneでテザリングしようとしたら、なーんと、ホテルにWifiがある!天空ホテル 海廬にはWiFiがあるんです。期待してなかったんですが、このWiFiに助けられました。インフラも整ったよいホテルでありました。
続く。