やなせたかし『ぼくは戦争は大きらい』を読みました。
「アンパンマン」作者のやなせたかしさんの戦争経験を取材し構成された本。
アンパンマンが自分の顔を差し出してアンパンを食べさせる、というのは戦争の時の飢えに苦しんだ経験から生まれたものだったのですね。
アンパンマンの中で描こうとしていたことが最後に書いてありました。
・分け与えることで飢えはなくせる
・嫌な相手とでも一緒に暮らすことはできる
特に後者は最近薄れているような気がするな。嫌な相手は殺す。殺しはしないでもトコトン悪く言ったり、そういうのばかり。止めたいですね。
今年20冊目。
※図書館で借りた本。