ステファン・エセル『怒れ!憤れ!』を読みました。
小さな本ではありますが、強制収容所の絞首刑をギリギリで免れ、戦後に世界人権宣言の起草に携わった人の発言は重い。
表紙がインタビュー記事になっています。
「私に染み付いた歴史観・政治観からすると、保守や右派の勝利はつねに悪いことである。悪と戦うためには、一部のグループが理想主義や共産主義や全体主義に走ったときに、左派が分散したり分裂したりするのが最も危ない。」
私の怒りの対象の一つは、保守派にしよう。
今年2冊目。