ドキュメンタリー一覧(2008/5)

2008/5に観たドキュメンタリー。54編。
 
ラフに雑感を記しています。
敬称略。


NHK みんな生きている「捨てられる命」
 ⇒動物飼うなら覚悟してください。命を預かっているのですから。
 
NHK きらっといきる「こんな居場所がほしかった~精神障害のある人が集う喫茶店~
 ⇒精神障害者が集う喫茶店「サロンdeフェルマータ」を描く。
 
NHKスペシャル「日光・月光菩薩 はじめての二人旅 ~薬師寺1300年の祈り~」
 ⇒日光・月光菩薩のドアップ映像はドキュメンタリーならではでした。
 
CBSドキュメント ◇地上最後の楽園▽デンマーク式幸福論▽SNSフェイスブック
 ⇒複数テーマが放映されます。「地上最後の楽園」の鳥が気持ち悪かった(メスを誘う時に蝙蝠みたいに変身するのです)。
 
TBS「母は闘う・薬害肝炎訴訟原告 山口美智子の20年」
 ⇒薬害と闘う山口さんを描く。最初に実名を挙げて戦った山口さんと、5年間取材を続けた制作陣には感服します。
 
NHK ETV特集「悲劇の島 チェジュ(済州) ~「4・3事件」 在日コリアンの記憶~」
 ⇒島民が虐殺された済州島四・三事件について。私は不勉強でありまして、本作で初めて事件のことを知りました。本作でも触れられていますが、事件被害者の中には未だ事件について語りたがらない人もいます。韓国ではやっと事件の調査が公式に始まったばかりです。
 
NNN ドキュメント’08「中国が日本を捨てる日 食料自給率39%の贅沢」
 ⇒食が中国人の低賃金に支えられていることに改めて気付きます。中国産の、虫食いのないきれいで安価な野菜に慣れておりますが、中国の食料需要が増す中で、中国が日本への輸出を控える動きも出てきています。
 
NHK わたしが子どもだったころ「政治学者・姜 尚中」
 ⇒姜尚中が永野鉄男だったころを描く。ちなみに、私が姜尚中を気に入らないのは、東大教授になったことです。ああいう学問をしていて東大に行ってはいけない。少し前までは、東大から招聘されても決して行かずに、学問の分権化を図ろうとした学者がいたのですが、姜尚中のような人たちによって、そのような動きは無くなってしまいました。残念なことです。
 
フジテレビ ザ・ノンフィクション「井上康生 最後の闘い」
 ⇒直系の家族との関係は描けても、配偶者である東原亜希との関係を描けないのが、やはりTVの限界でしょうな。この点が残念。
 
NHK ドキュメント“考える” 「ベストセラー作家 石田衣良の場合」
 ⇒石田衣良の考えるプロセスが面白い。喫茶店で、短時間で、白い一枚紙にプロットを練っていくんですね。2~3分の空き時間でも執筆を行う一瞬の集中力には、すごいの一言です。
 
テレビ朝日 生きるx2「ふるさとに響け ぼくらの詩」
 ⇒作詞家・東海林良と、作曲家、歌手が小学校に行き、小学生の作った詩を元に曲を作り、歌を歌うという取り組み。
 
NHK 新日本紀行ふたたび「彼岸の獅子~福島県 会津若松市~」
 ⇒“ふたたび”というタイトルが示すように、かつて取材したところをふたたびめぐるドキュメンタリー。昔と今の比較が面白い。彼岸獅子を舞う人も少なくなりました。伝統的に農村の長男しか舞えなかったのですが、小学生に教えたりと、舞う人を増やそうとする新たな取り組みをしています。
 
毎日放送 情熱大陸「山崎勇喜 競歩選手」
 ⇒競歩について今まで何も関心ありませんでしたが、興味を持てました。オリンピックでは山崎選手を応援することにしよう。
 
テレビ東京 ソロモン流「前田典子」
 ⇒セレブセレブしている番組ですが、アイロンの最中に見ることが多いです。今回はSTORYモデル前田典子のライフスタイルについて。っていうか、これはドキュメンタリーかなあ。ま、いいや。
 
NHK 四国スペシャル「心で歩く1200キロ~2008年の遍路たち~」
 ⇒お遍路さんへのインタビュー集。お遍路さんになった理由は人それぞれ。若い人もいるんですね。スタイルも人それぞれで、車で回る人や「歩き遍路」でひたすら歩く人がいます。最後の夫婦がよかったですね。私もいつか行きたいな。退職後に自転車で回りたいですな。
 
NHK ETV特集「福知山線脱線事故 ある遺族とJR 3年間の対話」
NNNドキュメント’08「最後の生存者 JR脱線事故 旅立ちの春」
 ⇒以前書いたように、私にとっては他人事では済まされない事件です。JR西日本の当初の反応はひどいですね。くやしいのはJRに対する不買運動ができないということ。NTTとかが問題起こせば他の通信キャリアに乗り換えればいいのですが、電車となるとそうは簡単にいきません。他に取り換えたら遅刻しかねませんから。インフラを握っている企業に抵抗するのは困難が伴います。インフラを握っている企業に対するコントロールをどのように確保するべきでしょうか。さあみんなで考えよう。
 
NHK ドキュメント挑戦「小説に託すメッセージ」
 ⇒トゥレット症候群患者の小説。
 
TBS ドキュメント・ナウ「不景気脱出 御用聞き戦法」
 ⇒一つの戦略ではある。面白い。
 
テレ朝 テレメンタリー「写真集になった村 8年目の再訪」
 ⇒過疎化が進む村の物語。
 
NHK にっぽん紀行春 出発 「炎と向き合う40時間~長野山村留学の子どもたち~」
 ⇒山村留学というシステムがあることを初めて知りました。留学した子供たちを描く。
 
NHK BS特集「子どもをエイズから救え~アグネス・チャン アフリカからの報告~」
 ⇒アフリカ南部に位置するレソト王国のエイズの実態を描く。恥ずかしながら、レソト王国の存在を本番組によって初めて知りました。
 
NHK きらっといきる「“ごっつい痛み”はあるけれど~激痛を伴う2つの病・井上尚子さん~」
 ⇒井上さんの激痛とともに生きる生活を描く。
 
NHK ドキュメント挑戦「和時計復刻に挑む~愛知県 名古屋市~」
 ⇒和時計復刻をやっている人がいるんですね。9月までかかるらしい。頑張ってください。
 
テレ朝 テレメンタリー「医者がいなくなる~背中合わせの処方箋~」
 ⇒青森県は下北半島の過疎の村で、医師集約のために地域から診療所が無くなりました。医師が繁忙を極めているので集約効果を出して対応しようというのは根本的な対処では無いと思います。何が原因かちゃんと議論されていないのですが、ひとつには研修医が病院を選べるようになったのが原因らしい。みんな中央の病院を希望するためです。その制度を元に戻せばいいと思うのですが。
 (2008.7.18追記)
 2008.7.18の東京新聞朝刊一面に「常勤医減る 公的病院」という記事が載りました。2004.4からの新制度により、研修医が研修先を選べるようになって、研修医が大都市の民間病院に集中したため、大学病院や関連病院が人手不足となり、地方の病院に派遣していた医師を引き上げ、常勤医不足に陥っている病院が増えているとのこと。とっとと制度を元に戻しましょう。
 
テレビ朝日 生きるx2「ダンスが生きがい」
 ⇒硯職人の雨宮弥兵衛さん。ダンスを趣味とする一つの生き方を描く。
 
テレビ朝日 生きるx2「聴診器一本の地域医療~耳と心で患者を診て~」
 ⇒地域医療に取り組む大脇嶺さんを描く。聴診器を最近は使わない病院もあるそうな。
 
フジテレビ ザ・ノンフィクション「母娘芸者の京都慕情」
フジテレビ ザ・ノンフィクション「芸者家族 いのちの慕情」
 ⇒品川は大井海岸の芸者置屋「まつ乃家」を描く。がんと闘いながらも芸者家業を続けていきます。続編を期待します。
 
テレ朝 テレメンタリー「空っぽの心に陽が昇る~児童養護施設の1年~」
 ⇒あー、つーか、お前生んだんだろうがよー!!・・・児童養護施設で正面から子供たちとぶつかる先生方には敬服します。
 
NHK ETV特集「スクールカウンセラーが見る子どもたちの心」
 ⇒2006年に放送されたもの。学校にカウンセラーが派遣されているというのは、うーん、どうなのかなあ
 
NHK ドキュメントにっぽんの現場「ビューティー・ガールズ ~東京表参道 世界へのステップ~」
 ⇒ミス・ユニバースに向けたトレーニングを描く。
 
NHK ドキュメントにっぽんの現場「千客万来 まちの“不夜城”~鹿児島・巨大スーパー~」
 ⇒鹿児島県北西部、人口2万5千人の阿久根市の巨大スーパー。そこに集う人々の生活を描く。いろんな人がいて、おもしろかったなあ。オシャレしてスーパーにくるおばあさん、よかったなあ。
 
NHK BS特集 未来への提言「国連世界食糧計画 事務局長 ジョゼット・シーラン」
 ⇒WFPの運動について、世界の食糧事情について、菊川玲がジョゼット・シーランに聞く。本も出版されています。さっそく購入。また、WFPへはさっそく支援(寄付)しました。
 
NHK ドキュメント挑戦「サトシとサリーの初舞台~愛媛県 松山市~」
 ⇒愛媛県立とべ動物園の飼育員とヒョウを描く。
 
NHK ETV特集「菅原文太 長ぐつの旅 ~人と鯨がたどった道~」
 ⇒2006年放送。捕鯨の様子が描かれています。調査捕鯨以外にも捕鯨は行われているんですね。知らなかったなあ。
 
NHK ETV特集「僕たちだって働きたい ~ニート脱出への挑戦~」
 ⇒2006年放送。ニートとニートを支える人々を描く。
 
テレビ朝日 生きるx2「虫はこんなに面白い!~自然を愛する子どもに」
 ⇒森本尚武さんと自然教室と子供達。
 
NHKみんな生きている「野球大すき」
 ⇒野球に取り組む小学生の女の子を描く。ぼろ負けでしたが、へこたれないでほしい。
 
NHK きらっといきる「障害がわかって前向きになった~アスペルガー症候群・近藤己順さん~」
 ⇒発達障害のひとつアスペルガー症候群の近藤さんの生活とそれを支える人々を描く。
 
NHK きらっといきる「どんなことでもふたりで一緒に~身体障害・上山俊二さんと小谷恵津子さん~」
 ⇒身体障害者夫婦の生活とそれを支える人々を描く。
 
NHK ドキュメントにっぽんの現場「君を信じておれは待つ ~暴走族脱退ボランティア~」
 ⇒タイトル通りの姿勢で暴走族から脱退する若者を支える広島のボランティアを描く。
 
NHK きらっといきる「車いすが私を変えた~脊髄性筋萎縮症・西脇正和さん~」
 ⇒車椅子の先生、西脇さんを描く。トライアスロンへの挑戦、頑張ってください。
 
NHK みんな生きている「聞いてさわって 広がる世界」
 ⇒両目が見えない男の子。彼の野球への取り組みを描く。バッティングセンターでボールを打ち返したのはすごかったな。
 
テレ朝 テレメンタリー「あなたが再び立ちあがる日まで~私の夫は車イス社長~」
 ⇒顔から下が動かない車イス社長と彼を支える家族、周りの人々を描く。
 
TBS ドキュメント・ナウ「日本海 中古車街道は異国」
 ⇒日本からロシアへ中古車が売買されていきます。その現場を描く。
 
TBS ドキュメント・ナウ「深夜の横浜・渋谷・池袋 少女たちを守るぞ!」
 ⇒ボランティアによるストリートのパトロール活動を行う、日本ガーディアンエンジェルスの活動を描く。
 
フジテレビ ザ・ノンフィクション「もっぺんときめきたいネン!~再婚に挑む熟年男たち~」
 ⇒再婚に挑む3人の熟年男性を追う。
 
NNNドキュメント’08「笑顔への選択 ある老夫婦の在宅医療」
 ⇒在宅医療を選択した夫婦を描く。旦那さんの変容が興味深い。当初はぶすっとしているのですが、自分の看護疲れで奥さんが倒れてからは、徐々にポジティブに態度を変容させていく姿が映像から見てとれます。あと、今は在宅医療を中心に活動するクリニックも存在するんですね。その中の一つ、三つ葉在宅クリニックの活動も紹介されます。
 
NNNドキュメント’08「命のかぎり ムスタンに生きる 近藤亨 86歳の挑戦」
 ⇒ネパール辺境の地ムスタンで水稲栽培を指導する近藤亨の挑戦を描く。
 
NNNドキュメント’08「ネットカフェ難民3 居場所はどこに?」
 ⇒NPO「自立生活サポートセンター・もやい」における、現代の貧困とサポートする人々を描く。
 
NHK ETV特集「人間国宝 弥生の謎に挑む」
 ⇒鳥取県の弥生遺跡・青谷上寺地(あおやかみじち)遺跡から発見された木器を現代の3人の人間国宝たちが復元します。弥生時代に木器製造の高い技術が存在したことが明らかになります。
 
NHKスペシャル「セーフティーネット・クライシス~日本の社会保障が危ない~」
 ⇒これはホントに危機的状況。
 
NHK ドキュメント挑戦「田園を花で輝かせたい~北海道 旭川市~」
 ⇒旭川で花畑を作る。ガーデナー・上野砂由紀さんを描く。なかなか素敵な方ですな。

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