ポール・R.クルーグマン『良い経済学悪い経済学』を読みました。
これまたかつて読んだ本の再読。
要は、国家というのは多元的なので、あたかも国家=1企業のようにとらえて、国際競争力がどうのこーのだとかいう議論をするのは間違いであるということです。
そもそも、GDPにおける貿易の割合はそれほど大きくないので、雇用などに問題があるならば、それはまず国内の問題として捉えられなければなりません。
非常に参考になる本であります。
今年16冊目。
日常を楽しんで。他者に寛容でいて。