ローレンス・トリート『絵解き5分間ミステリー』

ローレンス・トリート『絵解き5分間ミステリー』を読みました。
 
タイトルの通り、絵を元に謎を解いていく本です。
絵の説明があって、絵があって、その後質問に答えていきます。
”5分間ミステリーシリーズ”は多く出ていますが、絵を元に謎解きをするのはこの本が初めてでありましょう。
 
非常に面白い本でありますが、難点もあります。
 
1.絵が見づらいときがある
 文庫本なので、見開きにしたときに、ページとページの間が非常に見づらくなってしまいます。設問によっては、間になっている部分にヒントがあるものもありますので、不便さを感じました。
(本を作るときに余白を多めにするなど、配慮がほしかったと思います)
 
2.米国 or ヨーロッパの風俗を知っている必要がある
 作者がニューヨーク生まれでパリにて執筆活動を始めた人らしいので、米国やヨーロッパの風俗を知っていないと解けない設問がいくつかありました。ま、これは風俗の勉強になるということで、ポジティブにとらえましょう。
 
ともあれ、オススメしておきます。


 

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