三枝匡『V字回復の経営』を読みました。
小説形式で経営再建が論じられていきます。ずーっと前に読んだ記憶があります。
「まる一日会議をやっていながら、競合企業の話がほとんど出てこなかった」という話が特に印象的。外を常に意識して行動していかないと、ビジネスの世界では残っていくことはできないのですが、意外に意識されない点です。
私は一応意識するようにしていて、会社でも「敵は○○社だから」と言ったりします。おそらく、ずーっと前に読んだ本書が頭の片隅に残っていたのでしょう。
言うまでも無く名著です。
今年69冊目。