佐藤泰志作品集を読みました。
700ページ近い大著であります。主要な小説・詩・エッセイが収録されています。
近年は再評価されていて、文庫も多く出版されており、文庫を揃えればいいので、本書の意義は薄れているかもしれません。
・・・が、後期に書かれた「星と蜜」「虹」が収録されていて、これがかなり良いのです。この2編のために本作品集を手にとってもいいと思います。
「そこのみにて光輝く」は映画化されました。観ました。小説の世界を見事に映像化していると思います。
今年40冊目。