前々から行きたかった函館。お休みをいただきまして、2泊3日で行くことにしました。
2016/7/13(Wed)-15(Fri)です。
1日目はこちら。
2日目はこちら。
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すごーく悩んだのですが、交通手段は飛行機にしました。北海道新幹線も選べたわけですが、
・用事があって2泊3日の旅行だった。つまり初日は早く函館に行きたかった。
・プチ贅沢が好き。JALだとクラスJはプラス1,000円ですが、北海道新幹線のグリーンやグランクラスは高い。
ということで、JALにしました。4時間以上かかると言われると、ちょっと新幹線は選びづらいですかねえ。
市川から出発なのですが、今回はバスにしました。なーんと、市川から羽田空港まではバスが通っているんです。素晴らしい。羽田空港へはバスで一本、成田空港へは電車で一本。なんていい街なんだ市川!
6時のバスに乗る。バスに乗ってしばらくして寝てしまって、あっという間に羽田着であります。1時間かかるのですが、寝ていればすぐです。ターミナルを間違えてしまい、第2から第1まで、羽田空港で用意されているバスで移動する羽目になりましたが。
羽田空港には色々なお店がある。しかーし、函館朝市で遅めの朝ごはんを食べるのが初日の目的の一つでありました。我慢我慢。・・・我慢ならなかったので、手荷物検査後にお味噌汁だけいただきました。手荷物検査では見事にベルトが引っかかってしまいました。
飛行機に乗る。クラスJはいいですねー。革製のシートですな。ゆったりと空の旅を楽しむことができました。
函館空港着。リムジンバスに乗り込んで、函館駅に着きました。
急いで函館朝市へ。どんぶり横丁の「たびじ」さんにて、「活イカ踊り丼」をいただきました。醤油をかけるとイカがうごくのですが・・・うーん、グロテスク。でも、無茶苦茶に美味しかったです。函館のイカはいいなあ。
食後、食べ足りなかったので、朝市を歩いて、「マルシン商店」さんにて、ウニをいただきました。今の時期、ウニの身の入りが少ないらしい。少ないということで、刺身・丼用のウニを追加してくださいました。なんていいお店なのでしょう。そしてこのウニが無茶苦茶においしい。臭いはせず、ただただまろやかなんです。うーん、美味しかったなあ。
お腹いっぱいになったところで、函館駅内の観光案内所にて2日間バスと市電に使えるパスをゲットしました。観光スタートなのですが、まずは朝市の近くに係留されている「青函連絡船摩周丸」を見学しました。タモリさんも訪れたらしい。無線室とか興奮しましたし、摩周丸から見る函館山や海の景色は素晴らしかったです。いいスポット。オススメであります。
摩周丸をじっくりと見ていたので、いつの間にやらお昼の時間となりました。再び朝市に行って、「海道」さんにて、海鮮丼をいただきました。やっぱりウニは美味しかったなあ。
食後、市電の函館駅前から元町へ。
まずは「旧イギリス領事館」に行きました。こじんまりした建物。中には人形が置いてあり、函館の港を見つめていました。ここで入場時に4つの場所で使えるチケットを買ったのですが・・・。
こういう坂から海を眺める風景は函館っぽいですね。
「元町公園」に行く。
「旧函館区公会堂」へ。建物が美しい。ホールが大きく、コンサートなども開かれているそうです。
修学旅行生がたくさんいました。函館は総じて修学旅行生と、インバウンドの外国人の姿が大勢見受けられました。インバウンドの観光のパワーを感じることができました。
坂を下って「函館市文学館」へ。ここで先ほど買ったチケットをバッグから取り出そうとしたのですが・・・無い!何回探してもありません。おそらくは先ほどの公会堂でトイレに入った時に置き忘れてしまったのでしょう。・・・ショックでした。とはいえ、文学館には行きたかったので、泣く泣くチケット代を払って文学館に入ったのでした。
常設展で、函館にゆかりのある作家が紹介されていました。これが非常に良くて、恥ずかしながら知らない作家だらけでした。まだまだだなあ。特に、佐藤泰志が気になりました。今度読んでみることにしよう。函館で守られてきた石川啄木の日記の展示もありました。小さい文学館なのですが、内容充実でかなり良かったです。
再び坂を登りまして、元町のあたりは教会が複数ありまして、建物が美しいです。散策を楽しみました。大三坂の途中にあったソフトクリーム、非常に美味しかった。
続いて、ケーブルカーに乗って函館山山頂に行きました。いやー、いい天気で素晴らしい眺めでありました。山頂からバスで帰ろうとして、片道切符を買っていたのですが、バスは夕方からでした。やってしまった。事前に調べればよかった。泣く泣くケーブルカーで戻る。割高になってしまいました。
市電の駅を探して。
元町から市電に乗って、函館どつく前で下車。外国人墓地に向かいます。
1日目は函館の夜景を撮ろうと思っていて、カメラの三脚を持ってきていたのです。仕事もちょいちょいしなければならず、MacBookも持っていました。それらを大きなリュックに入れて、リュックを背負って歩き回っていたので、かなり疲れてきました。市電の駅に
もちろんコインロッカーなどなく、どこにも置けなかったんですよね。はじめに割り切って、函館駅のコインロッカーに荷物を預けて仕舞えば良かった。三脚だけ持ち出せばよかったんでした。とはいえ、後悔は先に立たず。クタクタになりながら歩いて行くと、カフェを発見しました。「ティーショップ 夕日」です。
ここは日本茶専門のカフェをであります。600円のセットでピッチャー付きの冷茶&お団子を出してくれました。暑かったですし、冷たいお茶は最高でありました。ここでパソコン開いてしばしお仕事をする・・・。
夕方になりました。外国人墓地のあたりは夕日で有名らしいので、外国人墓地で日没を待とうかとも思ったのですが、やはり日没は函館山で見ようと思って、カフェを後にしました。
函館どつく前で市電に乗って、十字街で下車。ケーブルカー乗り場まで歩いて行ったのですが、途中に十字街のバス停がありました。すると、バスが近づいてくるではありませんか。行き先を見ると函館山と書いてありました。なんていう完璧なタイミング。乗り込んで、バスで函館山を目指しました。バスは時間がかかりますが、ガイドさんが付いていて、景色のいいポイントを紹介してくれたりしました。
時刻はちょうど19時過ぎ。函館の日の入りの時間です。バスに乗っている時にちょーど日没を迎えました。バスの中から写真を撮りましたが、ブレてしまいます。山頂に着いて、まだギリギリ日没が終わりきっていませんでしたので、バスを降りたところで慌ててシャッターを切りまくったのでした。
日が沈んだのを確認した後、人のいないところで、三脚を広げてカメラをセットし、三脚を担いで、山頂の展望台に向かいました。
・・・すごい人の数でした。写真を撮るのもままなりません。一列目の人がなかなか離れてくれません。いい夜景ですからね。仕方ないことです。なので、三脚の脚をたたみつつ、カメラが付いている部分を伸ばして、タイマーをセットして、人の上から夜景を撮ってみたりしました。が、うまく撮れず。しばらくすると一列目の人が離れてくれましたので、じっくりと撮影できたのでした。とはいえ、三脚を広げることはできず、脚を閉じて一脚みたいにして、カメラを固定して夜景を撮って行ったのであります。
この旅行の失敗の一つは、上着を持ってこなかったということ。さむいー。むちゃくちゃ寒かったです。風も強かったし。夏といえども、北海道に行くときはなんらかの上着を持って行ったほうがいいと思います。函館山の建物の中はあったかかったので、建物内に入っては暖まり、外で写真を撮るというのを何回も繰り返しました。
帰りもバス。2日間有効なパスを持っているので、運賃を払う必要がありませんし、ケーブルカーが大混雑していたようなので、帰りもバスとしました。函館山の道は狭いので、バストバスが行き交う時に、下のバスは止まらざるをえません。登りと比べて下りはだいぶ時間がかかりました。でも、そのまま函館駅前まで連れて行ってくれるのは本当に便利ですね。ケーブルカーで下って行って、帰りに元町の夜景を楽しむという手もあったのですが、まあそれは次回にしよう。
ホテルは函館駅前の「ホテルグランディア函館」です。
このホテルは最上階に源泉掛け流しの温泉があるんです。函館山でさむい思いをしたので、すぐに温泉に浸かって温まる。ここの温泉は黄土色の匂いのそこそこ強い温泉でした。翌日に行く湯の川温泉とはまた違いまして、別々のお湯を楽しめたのは良かったです。
夕食は朝市近くの居酒屋「雅家」さん。刺身セットに夕食セット(海鮮丼・イカ刺し)をチョイス。お酒も日本酒を3合ほど飲んでしまいました。この日は朝・昼・晩すべて海鮮丼となりました。ウニも朝・昼・晩で毎回食べたことになります。美味しかったなあ。
お腹いっぱいになり、ホテルに戻ってまた温泉に浸かって、そして寝床に着いたのでした。