名古屋を訪れる~第一日目のその二です。
その一はこちら。
■「名古屋を訪れる」もくじ
□一日目(2011/8/15)
「名古屋を訪れる~第一日目・栄と熱田神宮と覚王山と その一」「その二」
□二日目(2011/8/16)
「名古屋を訪れる~第二日目・犬山城と明治村 犬山城のその一」「その二」
「名古屋を訪れる~第二日目・犬山城と明治村 明治村のその一」「その二」「その三」
□三日目(2011/8/17)
「名古屋を訪れる~第三日目・名古屋城と白壁と徳川園と その一」「その二」
ちなみに覚王山は以下のところ。
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↓続き読んでね。
熱田神宮の後どうしようかなあと、ガイドブックを眺めていたら、「覚王山」のページに目が止まりました。「覚王山」にある「日泰寺」は、日本で唯一の無宗派の寺院らしい。これは行ってみるしかありません。行ってみました。
無宗派なのは、タイの国宝である釈尊金銅仏を安置するために創建されたからでありました。
日本とタイとの関係を表すものを見ることができました。
本堂では、若い僧侶さんたちが、わいわいしていました。道場とかもあるんでしょうね。
私は友人にお寺の住職(正確には副住職だけど)が居るので、僧侶さんたちがわいわいしていても驚きはしません。まあまあほどほどにしようよねえ。
お寺は荘厳でありました。
お寺から少し歩きますが、タイから寄贈された、釈尊の骨がおさめられているところにも行ってきました。
この脇に、在日朝鮮人の戦争被害者を祭る碑もありました。広大なお墓も広がっていました。
「日泰寺」の周りには、お寺がいくつもあります。お寺巡りをすることにしました。何せ猛暑ですから、しっかりと水分を取った上で、先に進んでいきました。
っと、ここで、
「おい兄ちゃん!!」
と声をかけられました。
振り返ると、そこにバイクに乗った新聞配達のおぢさんがいました。
“やばい!絡まれたー!!!”と焦りましたが、曰く、私は見所を見逃しているとのこと。お寺の鬼瓦をぜひ見て写真に取れというのです。今まで来た道を10メートルほどさかのぼると、鬼瓦が見れるということでした。このおぢちゃん、今までに会った観光客に同じことを言っているとのこと。アドバイスくれた上に、配っていた朝日新聞夕刊をくれました。いいおぢちゃんでした。良い出会いをしたものです。
おぢちゃんのアドバイスに従って、来た道を戻ると、鬼瓦を見ることができました。多分おぢちゃんが言ってたのはこれであります。
うんうん。確かに見事でした。
ありがとう!名も知らぬおぢちゃん!!お互い生きてたらまた会おうねえ!!!
歩きに歩き、へとへとになりながら、栄駅に戻り、コインロッカーに預けていた荷物を取り出し、ホテルに向かいました。汗だくでしたので、チェックイン後早々に大浴場に入ってすっきりしたのでした。入浴後にビールを飲んでしまったので、いい気分であります。しばらくまったりして、夕食に向かったのでした。
サカエチカで目をつけていたトンカツのお店「とんかつKYK」に入り、味噌カツの定食をオーダー。
う、うまい。ドロドロしておらず、さらさらしたこの店ならではの味噌が非常に美味しかったです。オススメします。このお店のあと、他のお店にも行こうと思っていたので、ご飯と赤だしとサラダのおかわりを泣く泣く断り、店を出ました。赤だしの中にはそうめんが入っていて、新鮮な印象でありました。名古屋では普通なのかなあ。
この後、どこの店に入ろうかどうしようか延々と悩みましたが、結局「きぶん(七七七舞海※七七七は変換できなかった。七3つが組合わさった漢字)」に行きました。
いい感じのお店です。
地酒をたんまりと注いでくれます。コップからあふれてマスに溢れさせます。一杯のオーダーでコップ二杯はいけます。なんていいお店なんだあ。
常連さんが去った後、お店のだんなとおかみさんと話を楽しむ。二日目・三日目にどこに行ったら良いか、アドバイスをくれました。「名古屋くることあったら又来てねえ」など、なかなか良い感じでありました。また行くからねえ~。
という感じで一日目は終了。よかったよかった。
写真はすべてNikon D60で撮っています。