宮島喬『ヨーロッパ市民の誕生』を読みました。
P.17の写真がすごい象徴的です。
英国のウェールズ地方の駅の窓口の写真なのですが、英語と”ウェールズ語”の列挙がされているのです。日本ではあまり意識されないですが、ヨーロッパにおいて、言語の権利を巡ってどのような動きがあるのかを紹介います。
そのほか、”シティズンシップ”要求を巡る昨今のヨーロッパの状況を伝えていて非常に面白いです。これもかなり盛りだくさんな本なので、読み通すのが大変ですけど。
日常を楽しんで。他者に寛容でいて。