山崎元『お金をふやす本当の常識』を読みました。
久々のオススメしない本です。
例えば、ドルコスト平均法を信じすぎないようにするべきというのはわかりますが、その例として社員持株会で会社が傾くケースを挙げているのはおかしいです。別の話でしょう。
記述レベルも疑問で、補足で細かい数式を挙げるよりも、どうせならばもっと実践的にEXCEL関数を書いて欲しいところです。どういう読者を想定しているのでしょうか。中途半端極まりない。
一番疑問なのは、株を保有することを本文中で言っているのに、最後の付録では、山崎さん自身が短期売買をしていることでしょうか。
これを読むんだったら、木村さんの本で基本を把握し、内藤さんの本でアセットアロケーションを考えて、投資するようにした方がいいと思います。
今年18冊目。