山田登世子『ファッションの技法』を読みました。
オススメ。
ファッションに興味がない人にもオススメ。
ファッションについての考察です。
また、私などはコムデギャルソン=高価なブランド、といった単純なイメージを持ってしまいがちですが、この本を読むと、川久保玲がどういう文脈で現れたのか等、ファッション史の理解も深めることができます。
人がおしゃれをするのは「異性を誘惑するため」(p.14)だということから議論を始めるので、はじめは疑問や異論を挟みたくなりますが、後半に行くにつれて議論が深まっていきますので、はじめの方だけ読んで本をうっちゃったりしないようにするべきかと思います(杞憂)。
今年40冊目。
・・・ファッションといえば、先日、モデルである押切もえさんのドキュメンタリーをテレビでやっていました。彼女は3日で1冊ペースで本を読むそうな。おぢさんも負けていられませんな。