本仁田山の急坂を登る

 2013/8/17(Sat)に、本仁田山に登ってきました。
 
 
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 20130817-18_本仁田山と日の出山
 (下りの杉ノ殿尾根にて)
 
 ↓続き読んでね。


 奥多摩駅から出発です。
 奥多摩駅には登山計画書を出すコーナーがありますので、出そうとしたのですが・・・用紙はあれどもペンが置いてない・・・ということで、ルートを簡単にTwitterとFacebookに共有してから出発しました。
 
 本仁田山登山口までは舗装された道を歩きます。
 ところどころに案内が出ていますので、間違うことは無いでしょう。
 
 20130817-18_本仁田山と日の出山
 
 この辺りはマス釣り場なのです。ニジマス釣りに来てもいいなあ、などと考えながら歩いていきます。途中から坂道になります。ずんずん進みます。するとこんな案内が出てきまして、いよいよ登山道入り口です。
 
 20130817-18_本仁田山と日の出山
 
 ポール用意したり、虫よけスプレーしたりして準備してスタートしました。
 ・・・ちょっと行くと、乳房観音があるので脇道にそれて観に行きました。まあ真ん中の木の真ん中あたりがそれっぽいような・・・。
 
 20130817-18_本仁田山と日の出山
 
 道を戻って登り始めました。
 ・・・が、めちゃくちゃ厳しい登りでした!!急ですし、小石混じりの道でして、非常に滑りやすいのです。ずるずると滑ります。少しでも足滑らすと危ない感じでした。そのために歩いたときに踏ん張る力が必要で、ふくらはぎの力を使う使う。この日は非常に暑かったですし、汗だくだく。ドリンクをこまめに飲みつつ登って行きました。
 
 へとへとになって登り切ると、大休場に到着します。しばし休憩。しかし見上げると急な坂道が続いていました・・・。
 
 20130817-18_本仁田山と日の出山
 
 挫けそうになりながらも、登っていきます。私の前には老夫婦2人のパーティ。同じようにクタクタな感じでありました。こまめに休みつつ登る登る。すると途中から空気が変わって涼しくなりました。測ったわけではないですが、たぶん高度1,000mを超えたくらいから涼しくなった感じです。登りで汗だくだったので、涼しい風に助けられました。へとへとで登って登って、やっと頂上に到着しました。
 頂上はあまり整備されていなかったです。標識もこんな感じだったし。
 
 20130817-18_本仁田山と日の出山
 
 曇っていて景色はイマイチでありました。
 不思議なもので、頂上に着くと疲れが吹っ飛びます。今回はコンロを持ち込んでおりまして、頂上に着くやいなや、簡易クッキングにチャレンジしたのであります。
 
 使ったストーブはこちらの「PRIMUS(プリムス) P-115 フェムトストーブ」。
 
 
 
 ポットに水を入れて、ガス栓ひねって、ぐいっと押して点火!・・・しません。何回やっても点火しませんでした。うーん、家でやったときは着いたのになあ。諦めて、ライターを使いました。そうしたらうまく点火しました。
 
 食事用に用意したのは「サタケ マジックライス保存食 ドライカレー」です。沸騰したお湯を入れて15分で完成しました。
 
 20130817-18_本仁田山と日の出山
 
 見ての通り、ふっくらと仕上がりました。べちょっとした感じもありません。下の方は水分が多かったけど。いい商品ですね。オススメします。しかし、具が少ないので味が単調でした。今度使うときは、何らかの具材を用意したほうがよさそうです。
 
 食後はコーヒー。インスタントのスティックタイプのカプチーノを持って行きました。
 
 20130817-18_本仁田山と日の出山
 
 こちらは大正解。おいしかったー。真夏なので暑いかなあと思ったのですが、1,200m級の山ともなると、山頂はかなり涼しいです。ホットコーヒーがよく合いました。
 
 なんだかんだで30分以上も山頂で過ごして出発。
 瘤高山を超えて、鳩ノ巣駅に向かって下山していきました。はじめは厳しい下りですが、しばらくするとなだらかになります。杉ノ殿尾根はいいルートでした。歩いていて気持ちよかった。
 
 20130817-18_本仁田山と日の出山
 
 20130817-18_本仁田山と日の出山
 
 ずんずん降りて行くと、広場に出て、他の道と合流します。本仁田山の登りは私以外は夫婦パーティの2名でしたし、下りは私だけでした。人が少ないので静かでよいルートだと思います。びっくりしたのが、この合流ポイントでかなりの人が現れたことでした。ルートを調べてみると、皆さん川苔山に登っていたようですね。川苔山は人気あるようです。今度行ってみることにしよう。
 
 大根ノ山ノ神という大木の下に祀られている祠があります。
 
 20130817-18_本仁田山と日の出山
 
 ここから鳩ノ巣駅までは下り。
 しばらく降りて行くと、後ろからすごい勢いで降りてくる人たちがいました。道を譲ると、なんといわゆる山ガール。若い女性のコンビでした。川苔山に登った後に、すごい勢いで下っていく体力。すごいですねえ。山ガールは決して侮れません。
 
 途中でハチに刺されそうになりました。髪の毛に絡んでしまったような感じで、少し慌ててしまいましたが、なんとか逃げることができました。前を見ると夫婦が何やら立ち止まっている。どうやら奥さんの方がハチに刺されてしまったようです。ご愁傷様です~。
 
 20130817-18_本仁田山と日の出山
 
 20130817-18_本仁田山と日の出山
 
 熊野神社からお祭りの練習でしょうか、賑やかな声が聞こえてきました。登山道も終わりです。
 駅までは少し歩きます。
 
 20130817-18_本仁田山と日の出山
 
 やっと到着。
 
 20130817-18_本仁田山と日の出山
 
 駅で荷物整理していると、夫婦パーティが入ってきて、駅員さんに病院の場所とかを聞いていました。どうやらこの人たちもハチに刺されてしまったようです。駅前のお店で缶ビールをいただく。おいしかったー。ビール飲んでいると、さっきの夫婦が座っていて、そこに、おそらく途中で抜いていった山ガールが話しかけていて、ハチに刺されたとか言っていました。この日はかなりの人数がハチに刺されたようです。鳩ノ巣駅までの下りはハチに気をつけましょう。
 
 将来的に山小屋泊とかもしたいので、その練習を兼ねて、この日はホテルに泊まり、次の日も山歩きをすることに決めていました。事前に予約していたのは河辺駅にあるホテル「コンフェスタイン河辺」です。
 
 

 
 日中気温が30度を超えたら生ビールサービスというキャンペーンをやっていました。見事当選。生ビールをゲットしたのですが、他にもウェルカムドリンクのサービスをしているとのこと。結局2杯もいただいてしまいました。さすがに2杯目は外出後ホテルに帰ってきたときにもらうことにしました。
 
 河辺駅のホテルで軽装に着替えて、駅前の「河辺温泉梅の湯」に行きました。
 ここの温泉はなかなかよいです。源泉掛け流し風呂があるのが良い。温泉は源泉掛け流しこそ本物なのです。源泉掛け流し風呂にじっくりと浸かりました。いいお湯だったなあ。
 
 お風呂後は食事に。ホテルで紹介してもらった「やきとり福ちゃん」に行きました。溶岩で出来た鉄板で焼く「溶岩焼き」が売りみたいです。カイノミカルビをいただきました。全般的には、うーん、まあまあかなあ。
 
 20130817-18_本仁田山と日の出山
 
 お肉とかお豆腐とかいただいて店を出る。シメにラーメンでも、と思ってうろうろしましたが、駅近辺にラーメン屋はありませんでした。ホテル1Fのイタリアンでパスタをいただいてホテルに戻りました。フロントで2杯目の生ビールをいただき、酔っ払いつつ就寝したのでありました。

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