森達也『A3』を読みました。
オウム真理教の事件を巡る裁判がこんな形で進んでいたとは!
麻原の精神戻るの待って裁判して、真相を明らかにするべきだったのでは、と思います。
私はこの本を読むまで麻原の裁判の進行を知りませんでした。おそらく新聞には載っていたんでしょう。記事を読んだかもしれない。ただ、記憶には残りませんでした。自らの無関心に驚かされます。映画「A」も「A2」も見たというのに。そんな中で、子供の前でマスターベーションするような麻原を裁く裁判は進行し、死刑確定したのでした。何も解明されないままに。
深い反省。ニュースや社会との関わり方を考え直そう。
今年40冊目。